【1/25水 20:30~22:30】ソース・プリンシプル(ソース原理)の真の意味での実践とは? ~「ソース・プリンシプル」提唱者からその本質を直伝された ティール組織・ソース原理の第一人者の吉原史郎氏が伝える~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-02-24T22:34:41+09:00 Peatix enfac事務局 【1/25水 20:30~22:30】ソース・プリンシプル(ソース原理)の真の意味での実践とは? ~「ソース・プリンシプル」提唱者からその本質を直伝された ティール組織・ソース原理の第一人者の吉原史郎氏が伝える~ tag:peatix.com,2023:event-3440439 2023-01-25T20:30:00JST 2023-01-25T20:30:00JST ◆企画目的◆2021年夏、日本においても、Source Principle(ソース・プリンシプル/ソース原理)の実践的な探究が始まりました。本企画登壇者の吉原史郎氏はソース・プリンシプル提唱者のピーター・カーニック(ソース原理自体のソース)のスイス自宅に滞在し、家族ぐるみで親交を深め、ソース・プリンシプルを直伝された唯一の日本人で、ピーターのサブソースの1人となります。現在、吉原氏は、ピーター・カーニックの「ソースワーク&マネーワーク&ビジョンワーク」を統合した日本初のプログラム「循環マスターピース(© マスターピース Japan)」のソースとして、上記のプログラムを、ピーターと連携しながら、トム・ニクソン(ピーターの弟子)と協働で実施しています。また、来年には、ピーター氏の書籍の日本語版も出版予定です。ピーター・カーニックと吉原(スイス)※吉原史郎氏はピーターの弟子の1人であり、今年の10月末に出版された翻訳本『Work with Source(すべては1人から始まる)』著者のトム・ニクソンの翻訳本アドバイザーとして、トム自身へのサポートを行っています。トムの本は、後述するソース・プリンシプルの3つの大前提のもと、人生や暮らしというよりは、主に組織での実践について書かれているため、日本の皆さんが真意を掴み取るためには、3つの大前提に十分留意しておくことが不可欠となります。トム・ニクソンと吉原(イギリス)そもそも、ソース・プリンシプルは、「人間は誰もが”人生や暮らし”で、愛してやまないことに取り組む素質がある」というピーターの人間観から生まれています。つまり、個人に焦点を当てた考え方となります。ソース・プリンシプルを理解し、実践するための大前提は下記の3つとなります。※ソースとは「リスクを感じながらも、創造性を発揮して、ビジョン実現化のための継続的なプロセスを始めた個人」を意味しています。【3つの大前提】① 誰もが「ソースである」という個人への人間観※「誰もが"愛してやまないこと”に取り組む素質がある」② 組織に焦点を当てすぎると、ソースの「唯一無二の個性」が失われる結果、例えば、以下のような状況が生まれてしまうことになります。・ビジョンがありきたりで平凡なものになっていく(水増しビジョン)・アクションを取らなくなっていく(行動責任の回避)・組織内での自らの権力の最大化が主な関心事となっていく(権力闘争の常態化)・組織の枠をはみ出る人には罰則を。人を報酬で従属させる(協働より強制)※「組織(Organization)」視点 から「*オーガナイジング(Organizing)」視点へ* オーガナイジング:「最初にリスクを取って活動を始めた個人を出発点として、そのビジョンに魅力を感じた方が集まり、集合知と共にコラボレーションが進み、『動的なプロセスや流れ』が生まれている状態」③ 「ソース」を組織での仕事よりは、「人生や暮らし」から始めることが大切である・①に基づき、「人生や暮らしでのソースの小さな実感・体験」を重ねる以上の3つの大前提を蔑ろにすると、ソース・プリンシプルは組織の統治手段として容易に変換することができ、結果として、ソース・プリンシプルの効果的な実践が不可能なものとなっていきます。つまり、3つの大前提への深い理解の上に初めて、下記のトムの書籍でも書かれている、「ソース・プリンシプルの具体的な方法」が実践可能となり、「具体的な効果」を実現することができます。【ソース・プリンシプルの具体的な方法】・ ソースの「ソーシング」から始まる「ビジョン創造プロセス」・ ソース同士の協働(サブソースである前に"各自の人生のソースである”)・ マネーとビジョンの統合・ ソースのサクセッション(継承)  etc【具体的な効果】■個人の視点・「自分らしさ」を取り戻す視点を学ぶことができる・仕事だけではなく、趣味や人生という広範囲の視野を得られる■組織の視点・組織の中で創造的な活動を、当初のエネルギーを失わずに続けられる・トップダウンとボトムアップが共存した運営ができるようになる・ティール組織や進化型組織への新鮮な視点が得られるまた、海外の先駆的な実践者においても、上記の3つの大前提への理解が浅い場合、以下のような事態が生まれてきました。日本でも同様の事態が生まれるリスクがあります。・「ソースのビジョン実現に役に立つか否かでサブソースを道具的に見てしまう。サブソースもそのように振る舞うべきだと思い、ソースに合わせにいってしまう。結果、サブソースがソースに従属する形で存在することになっていく」・「サブソースがソースを絶対視や神格化してしまい、健全な疑問の目(Doubt:ダウト)を向けることが出来ない。背景には、ソース自身も疑問を受け入れる準備が出来ていないことがある。結果、ソースの発言や振る舞いがドグマ化していく」・「ソースのソーシングプロセス(ソースが唯一無二性を発揮して、ビジョンを創造するためのプロセス)が人生や仕事で不可欠であることへのソース自身や関係者の確信がないため、ソースが通常の運営業務で多忙となり、ソーシング(フルタイムジョブ)の時間を取ることが出来なくなる。結果、ソースのビジョンの創造性が落ちていき、魅力のないチームとなっていく」 etc 本イベントは、参加者の方々が上記のような事態に陥るのを回避して、真の意味でソース・プリンシプルを効果的に実践していくための基盤を提供することを目的としています。尚、本企画は隣接領域の二人の専門家、成人発達理論の第一人者である鈴木規夫氏、アントレプレナーシップの第一人者である嶋内秀之氏が、吉原史郎氏にインタビューを行うスタイルを取ることで、より多角的な視点からソース・プリンシプルを探究していきます。◆企画内容◆吉原史郎氏に予定している主なインタビュー内容① ソース・プリンシプルの3つの大前提② ソース・プリンシプルの具体的な方法③ 大前提の理解不足によって陥ってしまう事態④ ソース・プリンシプルの日本での今後の展開⑤ ピーター・カーニックの翻訳本の出版予定◆対象◆・ソース・プリンシプルに興味のある方・ソース・プリンシプルの真の意味での実践に興味のある方・トムの講演や本に触れたことがあり、さらに学びを深めたい方・ソース・プリンシプルの理解不足によって発生する事態を知りたい方・ソース・プリンシプル提唱者のピーター・カーニック直伝の内容に興味のある方◆日程◆2023年1月25日(水)20:30-22:30◆当日のスケジュール◆20:30~はじめに&チェックイン20:40~インタビュー・スタイルでの対談①※インタビュアー:鈴木・嶋内21:30~ブレイクアウト・ルームでの対話21:50~インタビュー・スタイルでの対談②/ Q&A22:20~チェック・アウト◆参加費◆3,000円(税込)※2日前までキャンセル可能。(期間限定の録画配信(イベント終了後、3週間、視聴可能))(イベント終了後の放課後タイムでの吉原氏・鈴木氏の対談コンテンツ有り)   ◆参加人数の目安◆50名◆参考資料◆ソース・プリンシプルのまとめページhttps://nol-blog.com/sourceprinciple_matome/◆企画背景◆ソース・プリンシプル(ソース原理)は、日本で『ティール組織』と合わせて紹介されることが多いため、ソース・プリンシプル自体の真の意味を、一般の方たちが理解することが難しい現状があります。そのため、本イベントの企画背景として、ティール組織とソース・プリンシプルに関連するストーリーを参考として記載しています。今回の主題はソース・プリンシプルですが、ティール組織についても、その本質への深い理解が、ソース・プリンシプルの真意に迫る上でも肝要となります。内容は、ピーター・カーニック、フレデリック・ラルーの両名と、英語で直接対話を行ってきた唯一の日本人である吉原史郎氏との対話記録をもとに記載されています。本企画へのご参加の前にご一読いただければと思います。【背景①】ティール組織の再考案 ~フレデリック・ラルーと吉原史郎~「ティール組織ムーヴメントを超えて」2014年に出版されたフレデリック・ラルーの著書『Reinventing Organizations(組織の再考案)』(邦訳:『ティール組織(2018年)』英治出版)が出版されてから早8年が経過しました。「組織の再考案」という原著のタイトル及び「人類の意識の次の段階」という原書の副題が示すように、この考えの主眼は、人間の共同体が抱えている痛みの治癒を通じて、あらたな在り方に向けて、変容への眼差しを人々に持ってもらうことにあります。つまり、フレデリック・ラルー自身は、決して、「ティール組織の導入」を拙速に促すことを意図していないということが肝要となります。このことは、フレデリック・ラルーと長年の親交がある吉原史郎氏が、フレデリック・ラルーが住むエコビレッジを訪問し、彼との英語での直接対話を通じて、感じ取ったことでもありました。フレデリック・ラルーの著書は、原著タイトルに「組織の再考案」とあるように、実は「ティール組織」ではなく、「組織で生まれている痛みに向き合い、その痛みが組織の再考案を通じて治癒されていくこと」に主眼が置かれています。このことは、その後、吉原氏が原著の日本初の要約と、ティール組織を拙速な導入ではなく、文脈に応じて、実務の視点で活用することを意図した『実務でつかむ!ティール組織』を出版した際の根幹にもなっています。(フレデリック・ラルーが、吉原氏が訪問する前に、吉原氏が当時、妻の吉原優子氏と共に執筆していた英語の記事「FROM “NATURAL” FARMING TO “NATURAL” ORGANIZATIONS」(自然からの学びを組織へ活かす)を読み、吉原氏の取組に非常に関心を持っていたことも、二人が急速に距離を縮める一因となっています。フレデリック・ラルーと吉原氏は、自然を通じて繋がり、自然の生命体的な視点で組織を見ている点で共感し合えた経緯があります)日本でのティール組織ムーヴメントが落ち着いた今、改めて、「『ティール組織』とは何であったのか?」その本質を原著の「組織の再考案」という原点に立ち還り、紐解いていくことで、本当にわたし達の人生や仕事に有益な視点が得られると考えています。組織の発達段階というフレームワークの影に隠れてしまっているフレデリック・ラルーが伝えたいメッセージを掴み、それをわたし達が活かしていくためのアンラーニングと再考案が必要となっています。【背景②】ソース・プリンシプルの真の意味 ~ピーター・カーニックと吉原史郎~「誰もが"人生で愛してやまないこと”に取り組む素質がある」フレデリック・ラルーが書籍出版後、動画を通じて紹介した考え方にソース・プリンシプル(ソース原理)というものがありました。これは、スイス在住のピーター・カーニックが考案したもので、組織ではなく、個人に焦点を当てた考え方になります。吉原氏の方でも、ピーター・カーニック自身との交流を通じて、彼の自宅に1週間ホームステイする中で昼夜に渡り、対話を通じて、ソース・プリンシプルの探究を進めてきました。これは、当時、組織論の視点でソース・プリンシプルを理解していた吉原氏自身の視点が、ピーター・カーニックとの対話を通じて、アンラーニングされていく貴重な機会となりました。その後、吉原氏はグローバルソースのピーター・カーニックのソースとして、「日本でのソース・プリンシプル実践」と「ピーター氏の書籍の和訳本出版」を自身が運営するコミュニティー(JUNKANコミュニティー)で行いながら、日本でのソース・プリンシプルの探究実践を進めています。ピーター・カーニックが繰り返し言うことであり、彼自身も人生を通じて大切にしていることに、「人生で愛してやまないことをして欲しい」という願いがあります。これは、ソース・プリンシプルを捉える上で重要なコンセプトであると同時に、彼は当然、このことを組織でのWork(仕事)に限定していません。吉原氏の場合、「循環畑という愛してやまないことをしている」点において、ピーター・カーニックと意気投合をした経緯があり、ピーター・カーニック自身も、吉原氏の「自然から人間界を見る眼差し」に共感した側面もありました。(この点はフレデリック・ラルーが吉原に共感したことと共通であり、とても興味深いことです。)このように、ピーター・カーニックの言う、ソース・プリンシプルを探究する上で重要なこととして、「Life(人生や暮らし)において、愛してやまないことに没頭できていること」が位置付けられています。そのため、ソース・プリンシプルの本質は、組織でのWork(仕事)に限定するのではなく、Life(人生や暮らし)を通じてこそ、掴むことが可能となります。ソース・プリンシプルをティール組織と繋げて探究実践をする際には、実践の前に、上記や、冒頭の「3つの大前提」と共に、しっかりとソース・プリンシプルの理解を深めていくことが不可欠となります。ピーター・カーニック自身も、拙速にソース・プリンシプルを実務で活用することを推奨するのではなく、しっかりと理解を深めて欲しいという考え方の持ち主でもあります。■講師吉原 史郎Natural Organizations Lab(株)共同創業者 JUNKANグローバル探究コミュニティ発起人循環経営・循環畑・循環みずたま村実践探究家。循環畑を通じて芽生える「野菜は自然と育つ」という意識のもと、「いのちの循環」の視点から経営を再考案する取り組みを実践。神戸大学経営学部卒業後、事業再生下でのリゾートホテル経営、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て、NOL創業。『ティール組織』の原著:フレデリック・ラルー『Reinventing Organizations(以下RO)(組織の再考案)』の日本で初めての要約を経て、フレデリック氏と親交を深め、著書『実務でつかむ!ティール組織』を出版。組織と事業の再考案と同時に、「循環の暮らし」を土台とする文明に繋がる活動にも取り組んでいる。世界のROコミュニティーから出版された書籍『Adventures in Reinventing Work』に活動内容が取り上げられている。提唱者のピーター・カーニックから、日本で唯一直伝された「ソース・プリンシプル(ソース原理)」の実践者。ピーター・カーニックの「ソースワーク&マネーワーク&ビジョンワーク」の日本初のプラクティショナープログラムをトム・ニクソンと協働開催。日本初「Holacracy(ホラクラシー)認定エージェント・認定コーチ」。翻訳書:『自主経営組織のはじめ方(2020年)』(共訳)(英治出版)著書:『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』(大和出版)鈴木 規夫 (Ph.D.)一般社団法人Integral Vision & Practice代表理事( https://integral.or.jp )1990年代前半に合衆国の大学に在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、その後California Institute of Integral Studiesで「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組んだ。帰国後は、執筆やワークショップや講演を通してインテグラル理論の普及に従事する傍ら、主に企業組織の人材育成と組織開発の領域においてプログラムの設計と統括、及び、コーチ、コンサルタント、インストラクターとして多様な階層や立場のプロフェッショナルの支援活動に従事している。また、成人発達理論に関しては、発達心理学者のSusanne Cook-Greuter等に師事し発達段階測定と発達志向型支援に関する訓練を積むと共にこれまで約20年にわたり実務領域におけるこの理論の応用と実践に取り組んでいる。翻訳書:ケン・ウィルバー著『INTEGRAL LIFE PRACTICE』(日本能率協会マネジメント・センター)著書:『インテグラル理論入門』(I & II)(共著)(春秋社)『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)『入門 インテグラル理論』(共著)(日本能率協会マネジメント・センター)『人が成長するとは、どういうことか』(日本能率協会マネジメント・センター)嶋内 秀之株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。オリックス株式会社にて6年間国内営業の後、7年間ベンチャー投資を担当。 2009年にアントレプレナーファクトリー設立。ラーニングテクノロジーと動画を用いて、地域や時間を問わずに学習できる動画サービスを企画し、3000コンテンツを保有し事業展開する。 2009年より12年間立命館大学及び大学院で講師を担当、現在はMBAコースでアントレプレナーシップ論を担当する。著書:『ベンチャーキャピタルからの資金調達』(中央経済社) Updates tag:peatix.com,2023-01-17 10:17:28 2023-01-17 10:17:28 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1314290 Updates tag:peatix.com,2023-01-17 10:16:04 2023-01-17 10:16:04 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1314289 Updates tag:peatix.com,2022-12-22 01:09:17 2022-12-22 01:09:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1305995