日仏対談シリーズ「ル・ラボ」 vol. 17:「中銀カプセルタワービルの影響」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:31:49+09:00 Peatix 東京日仏学院・横浜日仏学院 日仏対談シリーズ「ル・ラボ」 vol. 17:「中銀カプセルタワービルの影響」 tag:peatix.com,2018:event-343151 2018-01-25T19:00:00JST 2018-01-25T19:00:00JST Nakagin Capsule Tower – Image : Bertrand Benoit 日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.17 :「中銀カプセルタワービルの影響」 登壇:ティボー・カペラン(キュレーター)、クロエ・フリク(キュレーター)、永山祐子(建築家) 司会:川勝真一 日時:1月25日(木)19時 会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ 入場料:一般1000円、学生・会員無料 同時通訳付 協力:Tokyo Arts and Space フランス人キュレーターのティボー・カペラン(MAC VAL文化プロジェクト担当)とクロエ・フリク(パレ・ド・トーキョー、ル・パヴィヨン・コーディネーター)は、Tokyo Arts and Space のレジデントプログラムの一環で来日します。今回の滞在は、現代アートと都市のイマジネーションとの関係性について研究・調査することが目的です。 70年代初頭に黒川紀章によって設計された中銀カプセルタワービルは、メタボリスム建築の代表作であり、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅ですが、その歴史的価値にも関わらず、老朽化などを理由とする取り壊しの危機にあります。カペランとフリクは、日本の首都「東京」のメトニミーともいえるこの中銀カプセルタワービルを出発点とし、歴史を辿りながら、建築とビジュアルアートとの関係を探究します。 本鼎談では、カペランとフリクに加え、日本人建築家の永山祐子を迎え、中銀カプセルタワービルの与える影響について話し合います。司会は川勝真一が務めます。 ティボー・カペラン 1981年生まれ。アート・プロデューサー。MAC VALにてパフォーマンス、対談、上映会等の企画や、出版プロジェクトのコーディネートを担当。雑誌やアーティストの図録への寄稿や、インディペンデントのキュレーターとしても活動を行う。 26人の歴史家や美術評論家によるアンソロジーを「C’est pas beau de critiquer ?」(2017年)をMAC VAL出版より刊行。 クロエ・フリク 1983年生まれ。現在、パレ・ド・トーキョーで講演会プログラムを担当。2012年より2017年まで、パレ・ド・トーキョーのレジデンス施設ル・パヴィヨンでの企画コーディネートを行う。インディペンデントのキュレーターとしても活動し、特に都市の表象の問題に取り組む。これまでに、「Glorieta」(Ex-Teresa Arte Actual、メキシコ、2007年)、「Traslaciones, architectures in situ」(Casa Vecina、メキシコ、2011年)等の展覧会を手がけた他、「la Elipsis arquitectonica」(UNAM-Tlatelolco、メキシコ、2013年)を始めとする数々の図録に寄稿。アートビデオの製作および巡回上映のプロジェクト「VICO」を共同設立する。パレ・ド・トーキョーでは、アンジュ・レッチアの「Jamais la mer ne se retire」展(2014年)、Ayoung Kimの「In This Vessel We Should Be Kept」展(2016年)を担当。 永山祐子 1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998~2002年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」、「丘のある家」、「ANTEPRIMA」、「カヤバ珈琲」、「木屋旅館」、「豊島横尾館」、小淵沢のホール「女神の森セントラルガーデン」など。ロレアル賞奨励賞、JCDデザイン賞奨励賞、AR Award(UK)優秀賞「丘のあるいえ」(2006)、ARCHITECTURAL RECORD Award, Design Vanguard 2012、JIA新人賞「豊島横尾館」(2014)、山梨県建築文化賞「女神の森セントラルガーデン」(2017)など。 http://www.yukonagayama.co.jp/ 川勝真一 1983年生まれ。京都工芸繊維大学大学院建築設計学専攻修了。2008年に建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクト RAD(Research for Architectural Domain)を設立。また2008年にプロジェクトスペースradlab.設立。以後radlab.を拠点にレクチャープログラム「Query Cruise」、建築ギャラリー「rep」など建築に関わるプログラムを企画、運営。また建築や都市に関する書籍の編集、地域資源を活用したメディア制作、リサーチもおこなっている。 「ル・ラボ」とは? 2015年春よりスタートした対談シリーズ。 日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。 また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。