パブコメの書き方講座 〜「緊急避妊薬のOTC化(薬局販売)」のパブリック・コメントを出してみよう | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-02-12T20:35:06+09:00 Peatix uyo パブコメの書き方講座 〜「緊急避妊薬のOTC化(薬局販売)」のパブリック・コメントを出してみよう tag:peatix.com,2023:event-3419183 2023-01-13T19:00:00JST 2023-01-13T19:00:00JST ※本講座は、「緊急避妊薬のOTC化」の推進やパブリック・コメントの提出を強制するものではありません。※当パブリック・コメントの募集期間は2022年12月27日〜2013年1月31日です。詳細はこちら。 パブリック・コメント(略:パブコメ)を知っていますか?  パブリック・コメントとは、国や地方自治体の行政機関が、重要な施策に関する計画や条例の設定または改廃等を決める際に、あらかじめその趣旨や原案、参考となる資料等を公表し、国民や市民の意見や情報を広く求め、集まったコメントを考慮して意思決定を行う制度です。 市民にとっては、行政に直接自分の声を届けることができる一方で、コメントで求められている内容が専門性が高いと感じたり、文章作成が必要なことからハードルが高く感じられる面もあります。存在そのものを知らなかったという方もいるでしょう。それらの理由から、制度としてはあるものの、実際のコメントはごくわずかしか寄せられないという現状があります。パブコメを知ってはいても、よほどの切実さを感じるテーマでなければそこまでできないという方も多いのではないでしょうか。 ところが今まさにその切実なテーマがやってきました。緊急避妊薬のOTC化(薬局販売)です。 緊急避妊薬のOTC化(薬局販売)とは? 緊急避妊薬(通称:アフターピル)は、避妊に失敗した、または避妊せずに性交した場合に、性交後72時間以内に服用すれば妊娠を一定程度防ぐことのできる経口薬です。日本国内では医師による診療と処方箋が必要となり、高額な費用(約6000円から2万円程度)がかかります。これを薬局で薬剤師の指導のもと購入できるようにするのが、緊急避妊薬のOTC化です。 予期せぬ妊娠には、性暴力による妊娠、10代の妊娠なども含まれます。背景には性教育の遅れのほか、緊急避妊薬の購入のしづらさも影響していると指摘されています。意図しない妊娠を防ぐために、適切かつ安全に緊急避妊薬にアクセスすること、それを選ぶことは女性の権利として社会で環境を整えることが必要であるとして、特にここ数年、緊急避妊薬のOTC化は喫緊の課題であるという声が市民から高まっていました。 2017年に厚生労働省の検討会で緊急避妊薬の市販薬化が一度検討されましたが、「避妊薬等に関する使用者自身のリテラシーが低い」「悪用や濫用の懸念がある」などの理由から否決されたという経緯があります。 今回のパブコメは、2022年9月30日の厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」において、これまでの検討会議での議論を踏まえ、OTC化のニーズ、OTC化する上での課題と対応策などが明記されたパブコメ案が示されたことから、実施に至ったものです。new パブリック・コメント「緊急避妊薬のスイッチOTC化に係る検討会議での議論」に関する御意見の募集について https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0【参考】・緊急避妊に係る取組について|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186912_00002.html本文より引用 "緊急避妊薬は、性交後72時間以内に内服する必要性があり、迅速な対応が求められるものの、地方において産婦人科を受診しにくい状況や、デートレイプを含む犯罪などが関係する場合などにおいてもアクセスがしにくいという指摘があります。一方で、緊急避妊薬を処方すべきかの判断は過去の月経などの情報を的確に聴取し判断する必要があるとされています。(日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」)" ・緊急避妊薬を薬局でプロジェクト https://kinkyuhinin.jp/ 自分の思いを「意見」にしてみませんか? 緊急避妊薬のOTC化にはここまで長い議論が続いてきており、この度ようやくパブコメ募集までたどり着いています。市民の小さな声を届けるこのパブコメは、国に建設的な議論を進めてもらう上で、重要なフェーズです。 しかしながら、前述したように意見を書くことへの心理的ハードルがあるため、ただ提出を呼びかけるだけでは難しいのではないか、もう一歩踏み込んで、みなさんと一緒に学ぶ場にすると、より取り組みやすいのではないかと考え、今回の場を企画しました。 講師には、「医療のかかり方」をテーマに患者・患者家族と医療者との架け橋として活動し、医療施策を検討する委員を歴任され、短大の講義の中で「パブコメの書き方」を実践しておられる阿真京子さんをお迎えしました。また、ゲストに厚労省職員と産婦人科医の方々3名をお迎えし、リプロダクティブヘルス&ライツ、女性の選択権、地方の現状、処方時の問題点などをキーワードに、それぞれの立場からコメントをいただきます。 講師もゲストも、「推進か反対かの前に、まずは知ること」を大切にしておられます。ベネフィットとリスクの両方のお話を聞くことによって、複数の視点からこのテーマに近づくことができます。 声を届けるという意味では、デモ、SNS#投稿、署名サイトなども世論を作り、施策の議論に刺激を与えるものですが、既にある公平で確実に声を届けるパブコメの機会を活用することも大切ではないかと市民の立場から考えています。また、署名サイト等への参加は気軽に賛同を示せる一方で、反射的な動作で終わってしまったり、他人が紡いだ言葉に安易に乗っかってしまう面もあるように思います。 少し立ち止まり、日頃もやもやと思うことに考えをめぐらせ、自分の言葉で綴ることに喜びを感じられるような、そんな講座にもしたいと思っています。 パブコメ提出には年齢制限はありません。中学生でも、高校生でも出すことができます。そのため本講座も25歳以下の方は半額に設定しました。ぜひご参加ください。▷内容(予定)・パブコメとは/講師・緊急避妊薬のOTC化の概要/産婦人科医・ゲストコメント/産婦人科医・パブコメの書き方〜実際に書いてみよう/講師・パブコメどう受け取る?/厚労省・質疑応答 ▷日 時2023年1月13日(金)開場18:45/開講19:00/閉講20:30予定▷会 場オンライン会議システム Zoom Meeting・1週間のアーカイブ配信があります。開催日の翌日以降、PeatixのDMまたはEメールにてアーカイブ視聴URLをお送りします。・ZoomのURLは、前日にPeatix DMまたはEメールにてお送りします。・事前にZoomアプリをインストールし、インターネットに接続したPC、スマートフォン、タブレットなどをご用意ください。設定サポートは行いません。当日はお早めにご入場ください。・機材トラブル等で開始が遅れることがあります。その場合は終了時刻も後ろ倒しになります。配信不可能な状況になった場合は、終了後または後日、録画を共有する形で対応します。ご了承の上、お申し込みください。▷参加費一般(26歳〜)3,000円ユース(〜25歳)1,500円※公益性の高いイベントは本来無料にできるとよいのですが、なにぶん助成や協賛を受けていない企画運営のため、支援金とお考えいただけますと幸いです。 ▷定 員30名▷キャンセルについて(2022.12.22追記)1週間のアーカイブ配信があるため、キャンセルは原則承っておりません。ただしパブコメの締め切りが開催日より前になる場合は、イベント自体の趣旨が変更となるため、別途ご案内いたします。▷その他のお知らせ(2023.1.7追記)・講座はレクチャーが中心です。参加者同士の対話はありません。・質疑応答はチャットまたは声で受け付けます。時間の都合で全てにはお答えできないかもしれません。ご了承ください。・ビデオは原則ONでご参加ください。お顔が映った状態です。アーカイブ配信のため録画を行いますが、アクティブなスピーカー(話者)のみ録画される設定です。・名簿との照合のためZoom入室時は申込者名でお願いします。確認後は変更可能です。・Zoom付帯機能で[字幕]と[文字起こし]の表示が可能です。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▷講師阿真京子(あま・きょうこ)特定非営利活動法人日本医療政策機構フェロー。一般社団法人日本医療受診支援研究機構理事。東京立正短期大学幼児教育専攻科非常勤講師。和つなぎプロジェクトコーディネーター。2007年4月「一般社団法人 知ろう小児科医 守ろう子ども達の会」設立。13年間代表を務め、厚生労働省の「上手な医療のかかり方」事業において、自治体の啓発事業決定を機に、2020年4月末日解散。2021年『病院に行く前に知っておきたいこと』(株式会社アクセスインターナショナル)を出版し、「子どもと医療」プロジェクト開始。http://amakyoko.com/▷主催舟之川聖子(ふなのかわ・せいこ)鑑賞対話ファシリテーター。学びの場の企画、進行、アドバイス、講師。芸術作品や文化施設を鑑賞した感想を語り合うことを通して、参加者一人ひとりに深い鑑賞体験を促し、芸術文化活動の担い手を育成すると共に、市民の社会参加を後押しする。現在はアート制作にも力を入れる。共著『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』(三恵社, 2020年)https://seikofunanokawa.com/🌈[声をつくる✕声を届ける]シリーズ思いを声にしよう、声を自治体や政府に届けよう。一歩進んで考え、行動する人を学びの場でエンパワーします。今後、「中絶」「校則」「在留資格」などのテーマを予定しています。 Updates tag:peatix.com,2023-01-08 01:55:24 2023-01-08 01:55:24 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1310263 Updates tag:peatix.com,2022-12-27 08:38:27 2022-12-27 08:38:27 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1307649 Updates tag:peatix.com,2022-12-22 09:28:43 2022-12-22 09:28:43 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1306233