tag:peatix.com,2011:1 2022-11-22T19:35:18+09:00 Peatix 農サイド tag:peatix.com,2022:event-3409760 2022-11-15T18:00:00JST 2022-11-15T18:00:00JST

農業が抱える課題は、農業人口の減少や高齢化、耕作放棄地の増加に伴う鳥獣被害、最近では急速な円安による肥料や資材価格の上昇など様々あります。一方で、地球環境の負荷にも配慮したこだわりある有機農業を始める若い新規就農者が増えており、「緑の食料システム戦略」で有機農業が推進されていることも追い風となっていますが、新規就農者にとっては生産した有機農産物の販売先が見つかりづらいという課題もあります。BIO CREATORSが取り組む CSA (Community Supported Agriculture) は、生活者が生産者に先払いし、安定的な収入を得た生産者は有機農業をすることができて、生活者は安心安全の有機農産物を受け取ることができるネットワークのことです。このCSAが欧米のように日本でも普及が進むと、有機農産物の販売先が拡大されるので新規就農者の増加が期待できます。一方、企業（職場）ではコロナ禍でリモートワークが進み、出社する機会が減少する中で、社員同士のコミュニケーション不足による業務スピードの低下、在宅勤務が増えて運動不足になり食事も偏るといった健康面の課題があります。そのような中で、同じような健康に対する価値観、社会貢献の意識をもつ社員が集まる職場という場所にCSAを持ち込むことで、定期的に届く有機農産物を楽しみながらも、社員自らの健康に対する意識や、社会課題に対する意識を変えることが出来ないかと考えて職場CSAという取り組みをスタートしました。今回のオンラインセミナーは、上記の問題意識の下、CSAという取り組みをはじめ、BIO CREATORSとロート製薬が取り組んできた「職場CSA」に対する理解を深めていただき、職場CSAに参画いただける神戸市内の企業が増えることを目的に開催させていただきます。 １．開催概要 日時：2022年11月15日（火）18:00〜18:30（受付開始17:45〜） 参加費：無料（事前にお申し込みフォームよりお申し込みください） 内容： 神戸の有機農家が実践する『CSA』とは？《農サイド・大皿より》 農業×企業の新しいカタチ『職場CSA』の導入結果《ロート製薬・戸崎より》 職場CSAモニター参画企業の募集案内 質疑応答 ２．登壇者 一般社団法人 農サイド　代表　大皿 一寿（おおさら かずとし）2010年に就農した有機JAS認定農家。神戸市西区で「ナチュラリズムファーム」を運営。米、麦、野菜（年間約40品目）を栽培している。2016年、有機栽培の出荷グループ「BIO CREATORS」を発足し、CSAの取り組みを開始。ナチュラリズムファームでは、会員への野菜のデリバリーや受付などの事務作業を担当している。2022年には「一般社団法人 農サイド」を設立し、神戸市西区のマルシェ「well avenue marche」等を運営しながら、農業者を増やす、耕作放棄地を減らす、楽しい農業を提案する、農業の魅力を伝える、地方を元気にするなど、未来の農業のために頑張るチームとして活動を深化させている。 ロート製薬株式会社 広報・CSV推進部　戸崎 亘（とざき わたる）1979年生まれ。大学卒業後、ロート製薬に入社し、大手ドラッグストア本部への営業、環境分野の新規事業、地域連携ビジネスなどに携わる。本当の健康を考えた際に、薬に頼らない身体づくりの原点である「食」の事業に企業として取り組む一方、広報・CSV推進部として人間の健康のみならず、地域や社会も健康にできないか？と考え、全国各地の様々なパートナーと連携しながら新たな価値の創出、仕組みづくりを進めている。 ３．司会進行 株式会社神戸デザインセンター 代表取締役　舟橋 健雄（ふなはし たけお）今年10周年を迎えるデザイン会社・神戸デザインセンターの代表取締役に2022年6月に就任。「デザインの力で、わくわくする未来を紡ぐ」をビジョンとして、神戸内外の多様な人々を繋ぎながら活動中。トークセッションのファイシリテーターは、神戸を代表するクロスメディアイベント「078KOBE」のカンファレンスや、「神戸市公民連携オンラインフォーラム」、「三宮フォーラム」等でも担当している。 ４．こんな方へおすすめ 健康経営を実践している企業 地球環境の負荷低減に関する取り組みを進めたい企業 地元神戸市における食や農の課題解決に取り組みたい企業 ５．お問い合わせ 一般社団法人 農サイド　https://nouside.com/kobe.nouside@gmail.com