第27回 日本神経理学療法学会 サテライトカンファレンス 奈良  #1 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-03-13T16:04:05+09:00 Peatix 第27回サテライトカンファレンス奈良 第27回 日本神経理学療法学会 サテライトカンファレンス 奈良  #1 tag:peatix.com,2023:event-3406898 2023-02-11T10:00:00JST 2023-02-11T10:00:00JST 第27回日本神経理学療法学会サテライトカンファレンステーマ:「中枢性疼痛の病態理解と理学療法」 開催趣旨中枢性疼痛は、中枢神経系の損傷に伴い生じる疼痛であり、神経障害性疼痛に含まれる。神経障害性疼痛は、”体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛“と定義されており、単一の疾患ではなく、臨床で遭遇する様々な疼痛に含まれる病態である。中枢性疼痛の機序は、未だ解明されていない点も多く、効果的な治療が確立されていない状況である。加えて、2017年には国際疼痛学会において、疼痛に脳の神経回路の変化が影響しているNociplastic pain(痛覚変調性疼痛)という新しい疼痛の概念が提唱され、これまでの疼痛の捉え方を刷新する必要性が出てきている。近年、脳機能イメージングや生体信号計測技術の発展に伴い、疼痛を可視化することに成功し、過去と比べて病態の一端が明らかになってきている。また、疼痛に対するリハビリテーションが普及してく中で、理学療法士も中枢性疼痛の病態解明に挑戦し、病態に基づく評価や介入についての検証が始められている。 そこで本集会では、テーマを「中枢性疼痛の病態理解と理学療法」とし、新しい疼痛の概念を知り、理学療法士が疼痛に対してどのように対峙していくべきかを共有する。加えて、中枢性疼痛に関する基礎研究の知見から病態の理解を深め、臨床における評価や介入について、どのように臨床意思決定をしていくのかを議論する場としたい。本集会は疼痛のリハビリテーションに関する学術団体である日本ペインリハビリテーション学会との共催とし、疼痛関連学会からの参加者を募ることで、より活発な議論を図る。 第27回日本神経理学療法学会サテライトカンファレンス奈良集会長 佐藤 剛介