グッドバイブス楽座シリーズ「いまここのボイストレーニング」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-12-12T18:00:31+09:00 Peatix グッドバイブスファクトリー グッドバイブス楽座シリーズ「いまここのボイストレーニング」 tag:peatix.com,2022:event-3402407 2022-11-12T15:00:00JST 2022-11-12T15:00:00JST ◎ 歌に才能や技術はまったく必要ありません! 18歳から32歳まで音楽を生業にし、その後は何度か中断したものの、今日までずっと演奏を続けてきた倉園が、満を持してグッドバイブスと「歌」をひとつにします!じつはどちらも、ひとりのボイストレーナーとの出会いから始まりました。たしか、25歳のときだったと思います。最初の面接では、いきなり「きれいに座ってみて!」「今度はふつうに座ってみて!」とふたとおりの座り方をやらされ、どちらが気持ちよかったかと聞かれます。私が「ふつうに座るほうです」と答えると、ニヤッと笑って「これが歌のゴールなんだよ」と言うのです。しばらくたって、この言葉の意味がわかりました。それが、拙著『グッドバイブス 攻撃のないコミュニケーション』の結論とまったく同じ、「何もしなければうまくいく」だったのです。その後は、童謡『七つの子』の「かーらーすー」の部分だけを歌うレッスンが半年ほど続きます。さすがに、これでは上手くならないだろと疑念をもった私は、なぜ「かーらーすー」だけなのかの理由をたずねました。A先生は、「その先を歌うと、君は考え始めるだろう?」と言うのです。考えることのなにがわるいのかと聞くと、すごい答が返ってきました。「歌い終わったところを振り返って、反省したり後悔したりするだろう。次の音や歌詞が気になることもあるだろう。そのあいだ、君は過去か未来に行ってるんだよ。いまだけにすべてのエネルギーを注げたら、どんな人でもスティービー・ワンダーのように歌えるのにね」緑の『ご機嫌な仕事』にも書いた「いまここ」の正体を知った瞬間でした。半年後のある日のレッスンで、はじめて「そのまま続けて!」と言われ、私は「なぜ泣くのー からすは山にー」まで歌いました。その瞬間、自分の身体から出た声がスタジオ全体に「バンッ!」と響き渡り、壁や床を揺らしたように感じたのです。たしかに、頭の中は真っ白でした。たぶん、いまここにいたのだと思います。ほかにも「表現は本来もっている自分の美意識が自然にやってくれる」「よけいな欲を手放す」など、A先生からは、数多くの大切なことを学びました。もちろん、その要素はグッドバイブスの中にふんだんに盛り込まれています。この体験を、同じ歌をとおしてあなたにお伝えするのが「いまここのボイストレーニング」なのです!ここでは「腹筋を使う」や「口を大きく開ける」などの身体へのアプローチはいっさいやりません。現在でも私は、できるだけ身体を意識しないで歌うように心がけています。そうすることで、音という形のないものと自分のマインドが一体になるからです。つまり、このボイトレでは、これまで歌の経験をあまり積んでいないとか、そもそも音痴だとか、声質がよくないとか、腹筋が弱いとかの心配はまったく無用ということです。むしろ「前から歌いたかったけど、自分には向いていないと思っていた」という人にこそおすすめします。興味や目的は、グッドバイブスを知ることでも、歌を楽しむことでも、どちらでもかまいません。この文章にピンときた方は、ぜひトライしてみてください! ◎ 当日の課題曲はあなたが選んでください! 当日に歌いたい課題曲を決めて、お申し込みの際に表示されるフォームに「正式なタイトル」と「アーティスト名」を入力してください。ジャンルはまったく問いませんが、テンポの速い曲はこのボイトレに向いていません。スローもしくはミドルテンポの曲を選んでください。「メトロノーム 無料」で検索すると、スマホのメトロノームアプリが入手できます。テンポを「100」に設定して「コツ、コツ」とリズムを鳴らしてみてください。これよりもゆっくりな曲であれば大丈夫です。よくわからない場合は、とりあえず希望の曲名を入れておいてください。こちらでテンポを調べて、早すぎる場合はメールでお知らせします。木目調が素敵なこのスタジオで、ピアノの生伴奏で歌っていただきます!受講者の加藤五月さんが、3回めのボイトレで披露してくれた素敵な歌を聴いてみてください!https://youtu.be/gTNgZLa5HgU「Purple Rain」加藤五月 2022年10月15日 ◎ 講師紹介 倉園佳三グッドバイブス・エバンジェリスト、執筆家、音楽家。1962年福岡県北九州市生まれ。青山学院大学英米文学科を2年で中退。音楽家、IT系雑誌「インターネットマガジン」(インプレス)の編集長を経て2002年に独立。ガジェットやクラウドを駆使した仕事術の執筆とともに、企業向けに人材育成、プロジェクトマネージメント、コンテンツマーケティングなどの支援を行う。2019年の『グッドバイブス ご機嫌な仕事』出版以降は、しあわせな働き方や、「生態系のように動く組織」の創り方を、個人や企業に伝道する活動をメインとしている。著書に『すごいやり方』(扶桑社)『iPhone × iPad クリエイティブ仕事術』『グッドバイブス ご機嫌な仕事』(インプレス)『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)『グッドバイブス 攻撃のないコミュニケーション』(グッドバイブスeBooks)などがある。公式サイト:http://goodvibes.work/Twitter:https://twitter.com/zonostyle