セミナー「音声読み上げを使って学ぶプロセス〜代読・録音教材・音声読み上げを使い分けよう〜」(あとから配信あり) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-11-29T12:03:20+09:00 Peatix 学びプラネット セミナー「音声読み上げを使って学ぶプロセス〜代読・録音教材・音声読み上げを使い分けよう〜」(あとから配信あり) tag:peatix.com,2022:event-3387658 2022-10-30T10:00:00JST 2022-10-30T10:00:00JST セミナー「音声読み上げを使って学ぶプロセス〜代読・録音教材・音声読み上げを使い分けよう〜」(あとから配信あり)※お申し込みの方全員に当日のZoomURLおよびあとから配信の URLを共有いたしますので, リアルタイムの参加が難しい場合もご覧いただけます。概要:●今回のテーマは「音声読み上げ」目で見て読むことが苦手な子どもがより負担なく学ぶ方法に「耳から情報を得る=音で文の内容を理解する」という方法があります。これには,代読(隣にいる大人が代わりに読む)や人が読み上げたものを録音する方法,PCやタブレットに内蔵される音声読み上げを使う方法などが含まれます。目で見て読む代わりに音声で聞くことに関しては,会話をしているのだから聞くことは簡単と思われることも多く,安易な方法をとることで努力しなくなるのではないかといった懸念が聞かれることがあります。しかし,文字の読み書きを別の方法で補うことは安易な選択肢ではありません。例えば,文字の読みは,文字/単語/単文から長文を読み解くまで複数の段階があります。長文読解では語彙力,その文に関する背景知識,文章の構造を読み解く力等が必要となります。これらのスキルは文字から基本的な知識を得る力を基礎として,文章を読む経験を重ねることで徐々に身につくものです。そのため,単に音声で読み上げたからといって複雑な文章をすぐに理解できるようになるわけではありません。文字を読むときに音声を使う「音声ユーザ」には,「文字ユーザ」と同様に読み聞かせからスタートして,文字と音が即時的なフィードバックをしながら文字の世界に入っていき,自分の経験と文とを結びつける。そしてそこから書き言葉を音声を頼りに理解していくという長い学びのプロセスが必要です。また,何を読むのかによっても必要な方法や快適な方法は異なります。テストなのか/本なのか/メールなのか,文章なのか/図表なのか。そして,読む状況もさまざまあります。家の中で机に座って読むのか/何か作業をしながら読むのか,時間の制約があるのか/ないのか。本セミナーでは,音声読み上げを使って学ぶ多様なバリエーションとそれを身につけるプロセスを紹介しながら,読むことのサポートについて考えていきたいと思います。ぜひ,お越しください。ーーー申し込みいただいた方には,まず,当日のZoomURLを共有します。イベントの3日後を目処に(字幕のご要望があり字幕をつける場合には1週間後)録画をYoutubeの限定配信として共有いたしますので,後日お好きな時間に視聴いただけます。配信期間は共有から1ヶ月になっています。ーーー●登壇者プロフィール・平林ルミ(学びプラネット代表)専門は特別支援教育,特に学習に困難のある人へのテクノロジーを用いた学習補償・環境調整,読み書き評価の開発,読み書きの指導法開発に従事。言語聴覚士,公認心理士,臨床発達心理士,特別支援教育士スーパーバイザー(SENSE-SV)。読み書きが苦手な子どもたちへのICT活用に関する情報をブログ「平林ルミのテクノロジーノートALT」で発信しながら子ども向けワークショップや教員研修を行っている。2020年9月より学びプラネットを開始。