医療機関の組織開発  秋の勉強会 (関東開催) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-12-19T18:00:22+09:00 Peatix イベント事務局 医療機関の組織開発  秋の勉強会 (関東開催) tag:peatix.com,2022:event-3382681 2022-11-10T14:00:00JST 2022-11-10T14:00:00JST 医療機関を対象とした『組織開発』セミナーを開催させて頂きます。《概説》経営戦略は変化する外部環境に対して、どう適応するのかを考えるものです。病院経営において、代表的な外部環境は「診療報酬改定」と云えるでしょう。ただ昨今、病院を取り巻く環境は複雑になっており、加えて、新型コロナ感染症や戦争といった社会全体に大きな影響を与える出来事が増えております。従来の経営方法だけでは、舵取りが難しくなってきた、と云えるでしょう。それは一般企業も同じことがいえます。より、社会環境の動きが活発な欧米では、組織開発という手法が積極的に取り入れられています。組織開発とは、 organizational development と英語で言いまして、海外では「OD」と表記されています。1940年代から研究されている、組織の生産性向上の手法の一つになります。同時期にマネジメント研究などが欧米ではスタートしておりますので、相互に影響を受けております概念になります。組織開発は「外部環境の変化に、組織が適応して、成果を出す事」を目的としており、組織のハード面、ソフト面の両方での取組と、組織開発の言葉通り『組織作りの為の学問』といっても良いかと思います。本邦に於いても1980年代に米国から導入し、多くの企業で研修をされました。ODの特徴は『外部コンサルタントの活用ではなく、内製化した方が効果的』という研究データがあり、日本でも内製化を試みる企業が、1990年頃に増えましたが、バブルが弾けた影響もあってか、下火になってしまいます。その後、2010年頃に、再度、ODが脚光を浴びます。理由としては、2000年頃からのインターネットが一般に普及して、情報速度が高まり、従来の組織では対応しきれなくなった事に起因しています。外部環境の変化に組織が適応する為の「組織開発」ですが、2022年現在、日本で根付いているとは言い難いのが現状です。欧米の組織でもODは、企業組織の全体25%が導入しているにすぎませんが、大企業だけではなく、中小企業でも導入がされています。新型コロナ感染症に際して、単に政府の対応力だけでなく、こうした民間の外部環境への適応力も、この3年間の差異になって出ているのではないかと思います。弊社に於きましても、半数の顧問先医療機関から経営的に厳しいと契約の打ち切りがございましたが、残り半数の医療機関につきましては、この2年間で、大きく収益性を伸ばす事に成功しました。そのメソッドの中核が「組織開発」になります。難しい内容ではなく、外部環境の変化に対して当事者として何をすべきか?を突き詰めて考える習慣と、それを実行する仕組みを作り実施しただけです。(もちろん、診療報酬等の対応についても取組ましたが)今回の組織開発セミナーでは、長々と能書きを聞いても仕方ないかと思いますので、収益向上した病院の事例紹介と、その骨子について解説させて頂ければと思います。組織開発は、「成果は組織の外にある」を前提に、どう成果を効率よく出すか、という点にあります。組織マネジメントはもちろん、組織のハード面の改革をする際にも役に立つ考え方になります。内容的には、病院の経営層向けの内容になっております。(理事長、院長を対象とした構成です)お忙しいかとは存じますが、小1時間、お付き合い頂けましたら幸いです。病院経営の勉強には変わりありませんが、経営に携わっている方であれば、それなりに面白い内容だと思います。講師:溝口博重((株)AMI&I代表取締役)開催日時:全3回の開始を予定しております。開始時間と紹介事例が異なりますので、ご注意ください。11月10日(木)16時~17時 ※「病床稼働率の改善」に関する取組の紹介11月12日(土)15時~16時 ※「病床機能の転換」に関する取組の紹介11月19日(土)14時~15時 ※「マネジメントの質」に関する取組の紹介上記となります。関東エリアの医療機関様限定の回となっております。是非ご興味頂けましたら、参加頂けますと幸いです。