介護・看護専門職のための ターミナルケア専門講座 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2023-03-25T16:33:57+09:00 Peatix 家族の会群馬県支部 介護・看護専門職のための ターミナルケア専門講座 tag:peatix.com,2023:event-3382633 2023-02-23T13:00:00JST 2023-02-23T13:00:00JST 公益社団法人 認知症の人と家族の会主催杉山Dr.による、介護・看護専門職のための「ターミナルケア研修講座」(オンライン)です。平均寿命の急速な伸びと高齢者人口の急増により、「高齢社会と多死社会」が極めて現実的な問題となってきました。年齢階級別死亡者数は0歳~64歳で14%、65歳~74歳で16%、75歳以上が70%を占めています。結核、肺炎などの急性期疾患による死から、悪性腫瘍・心疾患などの慢性疾患、つまり高齢に伴う疾患による死に変化しました。慢性腎不全に対する透析治療、経管栄養法やIVHによる強制的栄養による生の延長、つまり終末期の延長が一般的な現象として現れてきました。しかも、医療機関のみではなく、在宅、福祉施設においても日常的に認められるようになりました。福祉施設では、利用者の高齢化、重度化が急速に進行して、介護職の医療的ケアへの対応等制度的な不備も相まって、施設におけるターミナルケアに大きな戸惑いと混乱が生じています。本講座では、そのような状況を踏まえて、ターミナルケアの背景と現状、在宅(施設も含めて)ケアの意味、認知症とターミナルケア、特養ホーム・特定施設・グループホームにおけるターミナルケアの現状、ホスピス・尊厳死、胃瘻・痰の吸引などの医療的ケアの理解と注意、ターミナルケアの工夫など、幅広い内容をとりあげます。介護・看護専門職(介護家族も含めて)が安心してターミナルケアに取り組めることを願っています。 講師紹介杉山孝博神奈川・川崎幸(さいわい)クリニック院長。1973年東京大学医学部卒。東大付属病院で内科研修後、患者・家族とともにつくる地域医療に取り組もうと考えて、1975年川崎幸病院に内科医として勤務。以来、内科の診療と在宅医療に取り組んできた。1987年より川崎幸病院副院長に就任。1998年9月川崎幸病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックが設立され院長に就任し、現在に至る。現在、訪問対象の患者は、約80名。認知症グループホームや小規模多機能型居宅会の制度化や、グループホームなどの質の評価の委員会などの委員や委員長を歴任。著書「マンガでわかる 認知症の9大法則と1原則」(法研)、「イラストでわかる 高齢者のからだと病気」(中央法規)、「介護職・家族のためのターミナルケア入門」(雲母書房)、杉山孝博監修「親の認知症に気づいたら読む本」(主婦の友社)、杉山孝博監修「認知症の人の不可解な行動がわかる本」(講談社)、杉山孝博監修「認知症の人のつらい気持ちがわかる本」(講談社)、杉山孝博編「認知症・アルツハーマー病 介護・ケアに役立つ実例集」(主婦の友社)など多数。