京人研11月例会「「サーモン」を生きるものたち:多種間の政治とあわいの倫理」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-12-11T20:00:35+09:00 Peatix 京都人類学研究会【2024年度】 京人研11月例会「「サーモン」を生きるものたち:多種間の政治とあわいの倫理」 tag:peatix.com,2022:event-3380585 2022-11-11T18:30:00JST 2022-11-11T18:30:00JST 京都人類学研究会11月例会「「サーモン」を生きるものたち:多種間の政治とあわいの倫理」わたしたちはほんもの(authenticity)という想念で充溢された資本主義の中で生きている。どのようなモノがほんもののサーモンらしいのか。スペクタクルな消費を可能にし、市場でのニッチを占める商品となりうるサーモンとはどのようなものか。「サーモン」という商品にくくられた複数の魚たちは、競合しながら「サーモン」のほんものらしさとイメージを更新していく。同時に「サーモン」たちは、人間、細菌、鳥、水、土砂、機械、地形と生命をめぐる交渉のただ中に身を置く。こうした多種間の政治に参与する人間として、わたしたちはどのように振る舞うべきなのか。あわいという言葉を手がかりに考えてみたい。発表者:福永真弓(東京大学大学院新領域創成科学研究所 准教授)太平洋沿岸のサケやコンブをめぐる人の営みを追いかけながら、わたしたちはどのような存在として他の生きものと共に生き,どのような世界を共に生み出していこうとしているのか、現場の「厚い記述」と共に模索している。最近は食の倫理について、家畜化と野生化、生命と非生命の境界のゆらぎという観点から研究を進めているほか、魚・藻類文学と魚の駅弁掛紙の収集もはじめた。「水の思考」を社会に根づかせるプロジェクトも実施中。著書にAdaptive Participatory Environmental Governance in Japan (T. Miyauchi と共編著、Springer 2022年)、 『サケをつくる人びと:水産増殖と資源再生』(東京大学出版会、2019年)、『未来の環境倫理学』(吉永明弘と共編著、勁草書房、2018年)など。 コメンテーター:吉田真理子(広島大学大学院人間社会科学研究科 助教)研究の関心は環境人類学、海洋変化と情動、水産コモディティチェーン、マルチスピーシーズ民族誌、フェミニストSTS。海洋酸性化や海水温の上昇による生態系への影響、養殖従事者の減少と高齢化、水産物消費の変化やバイオテクノロジーの課題など、牡蠣のサプライチェーンで多層化する不確実性や不安定性についてマルチサイテッドな調査を行う。異種混淆のアクターの絡まりあいを通して、人新世や資本新世における共生とは何かを捉えなおす研究を行なっている。主な出版物に“Cultivating the Ocean: Reflections on Desolate Life and Oyster Restoration in Hiroshima” (Book chapter article, University of Washington Press, forthcoming 2023)、『食う、食われる、食いあう マルチスピーシーズ民族誌の思考』(近藤祉秋と共編著、青土社、2021年)、『新型コロナウイルス感染症と人類学−パンデミックとともに考える』(浜田明範・西真如・近藤祉秋との共編著、水声社、2021年)など。【開催概要】開催日時:2022年11月11日(金)18:30(18:15開場)〜20:00(目安。延長可能性あり)     ー発表「「サーモン」を生きるものたち:多種間の政治とあわいの倫理」(30分)     ーコメンテーターによるコメント(20分)     ー総合討論(40分)開催方式:zoomでのオンライン開催  YouTubeでのアーカイブ配信あり(事前申込者限定)参加登録:無料【注意事項】Zoomに関する技術的なサポートは主催者側では受付出来かねます。電子媒体で配布されるレジュメ等は手元にとどめ、無断で転送・転載等は行わないでください。当フォームにおける個人情報の取得は、当研究会の円滑な運営を目的とし、その目的の達成に必要な範囲内で行うことを承諾します。企画担当者:岡田龍樹、奥田真由、志田夏美、中鉢夏輝、続木梨愛、森口武主催:京都人類学研究会(代表 中尾世治 学生幹事代表 北嶋泰周)問い合わせ先:京都人類学研究会運営事務局(kyojinken.official@gmail.com) Updates tag:peatix.com,2022-10-15 10:35:33 2022-10-15 10:35:33 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277186 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 10:32:27 2022-10-15 10:32:27 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277184 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 10:27:01 2022-10-15 10:27:01 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277183 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 10:25:17 2022-10-15 10:25:17 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277181 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 02:41:51 2022-10-15 02:41:51 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277053 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 01:27:18 2022-10-15 01:27:18 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277025 Updates tag:peatix.com,2022-10-15 01:26:27 2022-10-15 01:26:27 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1277023