ピーター・センゲの門前の小僧と一緒に学ぶ 『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(11月 システム思考編) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-12-25T12:01:17+09:00 Peatix 福谷彰鴻 ピーター・センゲの門前の小僧と一緒に学ぶ 『学習する組織』の基本の「き」シリーズ(11月 システム思考編) tag:peatix.com,2022:event-3367275 2022-11-25T09:00:00JST 2022-11-25T09:00:00JST 『学習する組織』の基本の「き」20世紀の経営学に大きなインパクトを与えたピーター・センゲの「学習する組織」。その名前は聞いたことがあるけれど、その組織はどんなものなのか? どうすれば「学習する組織」になれるのか? 実践的に学ぶ機会はなかなかありません。センゲに直接学んで10年、「門前の小僧」を自称するファシリテーターと一緒に、演習を通じて実際に手を動かし、その思想やツールを学んでみませんか? 変化が激しく予測不可能な社会で私たちが直面するのは、複雑に入り組んでいて、誰の責任の範囲をも超えたやっかいな課題ばかり。組織が学習を通じて有機的に変化していくため、ピーター・センゲは『学習する組織』の柱としたのが ①創造的志向性、②内省的な会話、③システム思考です。〇 システム思考今回のワークショップでは、この中の③「システム思考」の理論とツールを学びます。システム思考であつかうシステムとは、ITや制度よりももっと広い概念、相互に影響を与え合うつながり(相互依存性=interdependence)です。私たちの暮らす社会において、原因と結果は必ずしも近くにあるとは限りません。私たちの行動から、物理的、時間的に離れた場所で起きる結果に対して、私たちの普段の思考はうまく機能せず、結果として「誰も望んでいない」現実を生み出してしまうこともあります。たとえば、マラリアの流行を防ごうと殺虫剤を使ったら、別の伝染病が流行ってしまう。道路の渋滞を緩和しようと工事をしたのに、気づくと道路は前よりもたくさんの車でひどく渋滞してしまっている。売上予算を達成するためにプロモーションを行っているうち、四半期ごとに同じ問題が繰り返されるようになってしまう、など。そんな私たちの身の回りにあふれる「相互に影響を与え合うつながり」による課題をどうすれば解決できるのでしょうか?システム思考は、私たちが現実に体験する複雑なできごとを「つながり」を掘り下げることで、単純に問題に対処するよりももっと深いレベルから、私たちが本当に望む結果をつくりだしていくための洞察力を高めてくれる思考法です。「氷山モデル」や「ループ図」、「システム原型」といったツールを学んで、システム思考者への第一歩を踏み出してみましょう。〇 基本の「き」シリーズについて基本の「き」シリーズでは、センゲ自身が40年近くリードしてきたリーダー育成プログラム「Foundations for Leadership」より厳選した学習能力を高める基本のツールや演習を、実践的に使用する体験を通じて学びます。ツールをすでに知っている人も、はじめて知る人も、実際に手を動かして学ぶことで、さらに高いレベルの熟達に至ることができます。ボストンで、本プログラムの運営に携わり、今もセンゲに直接学び続けるファシリテーターだから語ることのできる、センゲたち実践者の言葉や『学習する組織』に込められた想いを共有します。このシリーズは、「システム思考」編、「創造的志向性」編、「内省的な会話」編の3回から構成されています。それぞれあつかうツールや演習は異なるため、どのワークショップからでも受講歴に関係なく参加でき、3つすべてを受講することで「学習する組織」全体のつながりがより深く体感できます。〇 こんな人にお薦め・変化する環境に適応するため、チームや組織の学習能力を高めたい・自分自身やチームのリーダーシップ能力を深めたい・自分自身やチームが無意識に抱えている思考の習慣を振り返りたい・チーム間や組織を超えた協働のための共通言語を持ちたい〇 詳細日時: 2022年11月25日(金) 9:00 - 12:00場所: Zoom(URLは参加者に連絡)参加費: 10,000円(税込)/リピーター 5,000円※※リピーター価格は、基本の「き」シリーズの「システム思考」編、1Day 特別編および「システム・リーダーズ実践コミュニティ」に参加いただいた方が対象です。「創造的志向性」「内省的な会話」編のみの参加は対象となりませんのでご理解のほどよろしくお願いします。定員:20名申込み:このPeatixサイトよりお手続きください。問合せ:info@system-leaders.orgキャンセル規定:開催日の3日前までにご連絡ください。以降の返金には応じ兼ねますので、ご了承ください。〇 講師・ファシリテーター福谷 彰鴻(ふくたにあきひろ)システム思考教育家。企業やNPO、学校教育への「学習する組織」や「システム思考」のツールや演習の普及を通じて、これからの組織、コミュニティ、社会を創造できる「対話するリーダー」の育成に従事。厚い本を読んでもピンと来ない「学習する組織」や「システム思考」を、センゲ師直伝の普段使いの言葉で伝える自称「門前の小僧」。大学卒業後、ベンチャー企業経営企画、医療機器メーカー米国本社等を経て、ボストンのSoL(組織学習協会)で研修運営をサポート。以来10年に渡って『学習する組織』著者でMIT上級講師ピーター・センゲらより、直接のメンタリングを受けている。現在、クマヒラセキュリティ財団、お茶の水女子大学未来起点ゼミ、複数の中学・高校、NPOなどでワークショップや授業設計を支援。大手通信、コンサル&研修会社、製薬会社などでの企業研修も多数実績。Facebookページ「ピーター・センゲ講演翻訳」やブログ「Learning Sandbox」にて、100件以上のセンゲの講演を翻訳している。アカデミー・フォー・システムズ・チェンジの第2期フェロー。Hult International Business School MBA。ロンドン・シティ大学経営学修士。大阪大学人間科学部卒。1980年大阪生まれ。