【柴田元幸×みんなの読書会】柴田先生、『ハックルベリー・フィンの冒けん』はどれだけ素晴らしい小説でしたか?

Description
「柴田元幸がいちばん訳したかったあの名作、ついに翻訳刊行!」
柴田元幸訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)が刊行になりました。
アーネスト・ヘミングウェイ曰く
「あらゆる現代アメリカ文学は、マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィン』と呼ばれる一冊に由来する。」
その名作を柴田元幸さんが翻訳されました。
今夜、柴田元幸さんをゲストに読書会を開催します。
翻訳に関心がある方も、小説を楽しみたい方も、読書会がはじめての人も
ぜひご参加ください!
<課題作品>
『ハックルベリーフィンの冒けん』
著者:マーク・トウェイン
訳者:柴田 元幸
出版社:研究社
本体価格:2,500円
http://www.kenkyusha.co.jp/purec/
内容紹介:
★柴田元幸がいちばん訳したかったあの名作、ついに翻訳刊行。
★オリジナル・イラスト174点収録。
★訳者 柴田元幸の「作品解題」付き。
「トム・ソーヤーの冒けん」てゆう本をよんでない人はおれのこと知らないわけだけど、それはべつにかまわない。あれはマーク・トウェインさんてゆう人がつくった本で、まあだいたいはホントのことが書いてある。ところどころこちょうしたとこもあるけど、だいたいはホントのことが書いてある。べつにそれくらいなんでもない。だれだってどこかで、一どや二どはウソつくものだから。まあポリーおばさんとか未ぼう人とか、それとメアリなんかはべつかもしれないけど。ポリーおばさん、つまりトムのポリーおばさん、あとメアリやダグラス未ぼう人のことも、みんなその本に書いてある。で、その本は、だいたいはホントのことが書いてあるんだ、さっき言ったとおり、ところどころこちょうもあるんだけど。
 それで、その本はどんなふうにおわるかってゆうと、こうだ。トムとおれとで、盗ぞくたちが洞くつにかくしたカネを見つけて、おれたちはカネもちになった。それぞれ六千ドルずつ、ぜんぶ金(きん)かで。つみあげたらすごいながめだった。で、サッチャー判じがそいつをあずかって、利しがつくようにしてくれて、おれもトムも、一年じゅう毎日(まいんち)一ドルずつもらえることになった。そんな大金、どうしたらいいかわかんないよな。それで、ダグラス未ぼう人が、おれをむすことしてひきとって、きちんとしつけてやるとか言いだした。だけど、いつもいつも家のなかにいるってのは、しんどいのなんのって、なにしろ未ぼう人ときたら、なにをやるにも、すごくきちんとして上ひんなんだ。それでおれはもうガマンできなくなって、逃げだした。またまえのボロ着を着てサトウだるにもどって、のんびり気ままにくつろいでた。ところが、トム・ソーヤーがおれをさがしにきて、盗ぞく団をはじめるんだ、未ぼう人のところへかえってちゃんとくらしたらおまえも入れてやるぞって言われた。で、おれはかえったわけで。
  ――マーク・トウェイン著/柴田元幸訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』より
<ゲスト>
柴田 元幸(しばた もとゆき):
翻訳家、東京大学文学部名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。マーク・トウェインの翻訳に、『トム・ソーヤーの冒険』『ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―』(新潮文庫)、最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』(スイッチ・パブリッシング)やレアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、編訳書に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社)など。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌 Monkey Business 責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
<企画の詳細>
・日時:
 2018年2月22日(木)19時45分~21時45分まで 
 ※開場は19時20分~
・場所:
 fabbit 大手町(コワーキングスペース)
 東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル 3F
 https://goo.gl/TGuiSF
 
 TEL・HP:
 03-6895-6005
 https://fabbit.co.jp/locations/otemachi.php
 
 最寄駅:
 JR「東京」駅・地下鉄「大手町」駅 B6出口より 
 JR「東京」駅・日本橋口
 徒歩1分
・当日の受付:
 エレベーター・階段で直接3Fへお越しください。
・参加費:
 2,000円(1人)
 当日現金払いとなります
 
・飲食
 会場または読書会から飲食の提供は行いません。
 なお、会場内には自動販売機がございます。
<当日の流れ>
19時20分 受付開始
19時45分 第1部
     読書会  課題本『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)
     ※サブテーマ:
     「(本書のなかで)私が一番心に響いたセリフ」
          
     第2部
     イベントトーク(柴田 元幸さん)
21時45分 終了 
・参加費:
 2,000円(1人) 
<参加するには>
Facebook・Peatix・PassMarket・Meetup いずれかからお申込みください
なお、他の参加メンバーに対し、商品等を販売・斡旋しようとしたり、
読書会とは関係のないビジネスへ勧誘したりするなどの目的での参加は認めておりません。
<注意事項>
 当日の撮影およびイベント写真のSNSなどへの投稿はお控えください。
<主催>
みんなの読書会 事務局
※お問い合わせは、各サイトの「みんなの読書会」までご連絡ください
<こんな方が参加されています>
・メインの参加層は20~30代の社会人が中心です
・男女比は、40:60です
 他の読書会よりも女性が若干多い傾向です
・初参加の方も3割程度いらっ しゃいます
・本や書店が好きな方が多いのが特徴的です
Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#303957 2017-12-25 03:39:26
Thu Feb 22, 2018
7:40 PM - 9:40 PM JST
Add to Calendar
Venue
fabbit 大手町
Tickets
参加費2,000円(現金のみ)
Venue Address
東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル 3F Japan
Organizer
みんなの読書会
931 Followers