2022年10月29日(土)13:00 - 17:00開講「清水ゼミ」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-11-05T19:58:58+09:00 Peatix 株式会社空気を読むを科学する研究所 2022年10月29日(土)13:00 - 17:00開講「清水ゼミ」 tag:peatix.com,2022:event-3349228 2022-10-29T13:00:00JST 2022-10-29T13:00:00JST ■主催株式会社空気を読むを科学する研究所HP:https://www.microexpressions.jp/■受講要件本講座をご受講して頂くためには、次の二つの要件が必要となります。①空気を読むを科学する研究所の講座を24時間以上受講された経験のある方②認定FACSコーダーの方もし受講要件を満たさず申込手続きされた場合、こちらから受講不可の連絡をさせて頂きます。また受講不可の連絡が届く前に受講料をお支払いされた場合、受講料(110,000円)から受講料の10%(11,000円)を手数料として引かせて頂いた後、ご指定の口座に返金させて頂きます。本講座の受講をご希望の場合、受講要件を満たしているかどうか確認の上、申込手続きをして下さい。■スケジュール2022年10月29日(土)、2022年11月26日(土)、2022年12月24日(土)、2023年1月28日(土)、2023年2月25日(土)、2023年3月25日(土)の6日間コース各回:13:00~17:00※Lessonをお休みされた場合、Lessonを収録した動画をご覧いただくことが出来ます。なお、本ゼミは受講生同士の交流を重視しているため、録画での受講を前提としたお申込みは、禁止とさせて頂きます。また、ゼミ出席者の希望により、録画の部分的カットや録画そのものを中止する場合がございます。※Lesson毎に事前に読んでおいて頂きたい課題論文がございます。詳細は、ページ下「■2022年10月期のテーマ」を参照ください。■定員定員:10名程度■開催場所Zoomを用いて行います。Zoom及びインターネットが使用できる環境かつPCをお持ちならどこからでもご受講できます。講座料金の入金を確認させて頂き、講座開催の前日までにメールを通じて参加のためのURL及び教材情報をお送りします。■ご受講に際しての禁止事項講座内で使用している静止画・動画の権利は、株式会社空気を読むを科学する研究所に帰属します。無断転載を禁じます。また、講座の内容を録音・録画することを禁止するとともに、有償無償を問わず、本講座受講生以外の第三者に、 再複写・頒布・公開することを禁じます。■講座料金講座料金:110,000円(税込)※一度お支払いされた講座料金は、天災などの不可抗力な事態もしくは受講要件の但し書の場合を除いて、返金対応できません。ご了承ください。■目的本講座は、表情分析のプロになるために、あるいは、表情分析のプロとしてあり続けるために必要な道しるべを示させて頂くことを目的としています。表情分析のプロは、表情分析に関わる心理学の先行研究を知っています。換言すれば、表情分析を用いることで、現時点でわかっていること、可能なこと、わかっていないこと、不可能なことに自覚的であるということです。またプロは、表情分析の知識とスキルとを自身の専門分野や職務内容、その他、日常経験と有機的につなげ、新たな知見を生み出せる能力のある者だと考えます。そのために必要なことは、古典的著作から最新の論文を通じて先人たちの知見を学び、主観的な日常体験を客体化し、それらを相互に作用させるような思考力と行動力を持ち続けることです。ときに先行研究の知見が私たちの思考の枠組みを変えてしまうこともあるでしょう。ときに私たちの経験が先行研究の知見に再検討を迫ることもあるでしょう。一つの学問を追求することで人生が変わる、全方位的に人間存在を理解したくなる、そんな体験を共有できればと思います。■背景本講座は、様々な職業・人生背景を持つ認定FACSコーダーが集まり、情報交換をし、知識とスキルを磨き続ける場です。コーダーの中には、研究者や大学生(大学院生)だけでなく、公務員、一般企業にお勤めの方と様々です。ご自身の専門分野、職務経験、その他日常の体験においてFACSの知識とスキルがどう活かされるか?どんな工夫があり得るか?ということを共有していきたい・共有して頂きたいと思います。大学の研究室では実現が難しいリアルな学問追求の場を受講生のみなさまと共に作り上げたいと思います。■講座内容及びカリキュラム本講座は、人間心理をより深く探究・理解するために、感情心理学及び表情分析を中心とする諸科学及び方法論を学びます。カリキュラムの詳細は受講生の皆さまの声に応じて構成されますが、核としては次の4つから成ります。①時事問題分析・ディスカッション➡時事的に起きる事件やニュースを題材に人間を理解するトレーニングをします。②重要書籍・論文輪読➡感情心理学が表情分析に関する古典的著作から最新の検証論文、レビュー論文を読みます。講師が指定する論文だけでなく、受講生のみなさまの関心に応じて論文を選択して頂き、発表して頂きます。③FACSの研究➡認定FACSコーダーは、コーダー資格を得てから、さらなる精度を求めて、表情分析及び感情推定を行い続ける必要があります。FACSマニュアル(及びその使用法)について深い理解をする必要があります。空気を読むを科学する研究所所有の実験動画などを用いて表情分析スキルを磨いたり、FACSマニュアルの活用法についてディスカッションします。④受講生の発表➡受講生自らの関心に応じた題材を発表して頂きます。なお、海外の最新の感情心理学、表情分析及び関連分野の学びの機会として、Humintell社が提供するプログラムMatsumotoメソッド™を適宜、導入します。どんなプログラムを導入するかは、プログラムの開講タイミング及び受講生の皆さまの関心に応じて変わります。Humintell社プログラム購入費用は、本講座の受講料に含まれています。■2022年10月期のテーマ2022年10月期は、「様々な表情を科学する」がテーマです。美味しさと表情、情動伝染のメカニズム、表情とウソ検知、フェイシャル・フィードバック等を題材に関連論文を読み理解を深め、動画分析を行い、実践力を養成します。具体的には、次の通りです。Lesson1 美味しい表情を科学する内容:私たちが美味しいと感じるとき、どんな表情をするでしょうか。笑顔でしょうか。コミュニケーションが意識される状況ならば、笑顔も正解といえるでしょう。しかし、多くの研究が、美味しさを感じているときの表情を、中立表情(無表情)、あるいは、ほとんど動きがない、としています。こうした中、2022年に日本の研究者らによって美味しさと表情の関係が明らかとされました。どんな表情なのでしょうか。論文及びプラクティスを通じて学びます。課題論文:Takahiro Wakihira, Masahito Morimoto, Seiichi Higuchi, Yasushi Nagatomi. (2022). Can facial expressions predict beer choices after tasting? A proof of concept study on implicit measurements for a better understanding of choice behavior among beer consumers. Food Quality and Preference, Volume 100, 104580. https://doi.org/10.1016/j.foodqual.2022.104580. Lesson2 情動伝染のメカニズム内容:感情は、人から人へどのようなメカニズムを通じて伝染するのでしょうか。先行研究から、感情は、表情模倣や社会的な評価を通じて伝染することがわかっています。それらは具体的にどのようなメカニズムなのでしょうか。また、感情の種類によって伝染するかしないか別れます。伝染する感情と伝染しない感情の違いは何なのでしょうか。論文を通じて学びます。課題論文①:Deng, H., & Hu, P. (2018). Matching Your Face or Appraising the Situation: Two Paths to Emotional Contagion. Frontiers in psychology, 8, 2278. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2017.02278課題論文②:Murata A, Saito H, Schug J, Ogawa K, Kameda T (2016) Spontaneous Facial Mimicry Is Enhanced by the Goal of Inferring Emotional States: Evidence for Moderation of “Automatic” Mimicry by Higher Cognitive Processes. PLoS ONE 11(4): e0153128. doi:10.1371/journal.pone.0153128Lesson3 Matsumoto博士による行動科学講座内容: David Matsumoto博士の行動科学講座(2022年9月29日Humintell主催で開催予定のウェビナー講座)を受講生の皆さまと視聴します。講座では、人の感情、認知、精神状態、ウソなどがどのような行動として現れ、どう検知し、どう活用するかについてMatsumoto博士から学びます。講座視聴後、受講生同士で議論し、学びを深めます。課題論文:なし。※Matsumoto博士による行動科学講座の詳細は、以下のリンクを参照して下さい。https://www.humintell.com/product/live-webinar-behavioral-indicators/※Lesson3で視聴する講座動画は、皆さまにお送りしますので、ゼミ後も一定期間繰り返し視聴して頂くことが出来ます。Lesson4 ハイステイク状況におけるウソと表情漏洩内容:得るものと失うものが大きいハイステイク状況のウソには、ローステイク状況のウソに比べ、様々なウソのサインが現れることがわかっています。ハイステイク状況におけるウソにおいて、どのような表情が漏洩するでしょうか。論文及びプラクティスを通じて学びます。課題論文:Shen, X., Fan, G., Niu, C., & Chen, Z. (2021). Catching a Liar Through Facial Expression of Fear. Frontiers in psychology, 12, 675097. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2021.675097Lesson5 子どものウソと表情内容:大人は子どものウソを見抜くことが出来るか?「簡単!」という声が巷において多々、聞かれますが、実は簡単ではありません。子どものウソを正しく見抜ける精度は、チャンスレベルだということが科学実験からわかっています。しかし、ある質問に対する表情反応を観察することで、精度を上げられる可能性があります。どんな質問と表情反応でしょうか。論文及びプラクティスを通じて学びます。課題論文:Bruer, K. C., Zanette, S., Ding, X. P., Lyon, T. D., & Lee, K. (2020). Identifying liars through automatic decoding of children's facial expressions. Child Development, 91(4), e995–e1011. https://doi.org/10.1111/cdev.13336Lesson6 第一部:フェイシャル・フィードバック再考  第二部:発表会内容:第一部では、フェイシャル・フィードバックについて再考します。フェイシャル・フィードバックの有無について、これまで様々に議論されていますが、ひとえに方法論の違いを検討しないことから混乱が生じているように思われます。どんな方法論がフェイシャル・フィードバックを肯定し、どんな方法論が否定するのでしょうか。論文の知見から学びます。第二部では、受講生の皆さまに今期の学びを生かした個人発表をして頂きます。課題論文:Noah, T., Schul, Y., & Mayo, R. (2018). When both the original study and its failed replication are correct: Feeling observed eliminates the facial-feedback effect. Journal of Personality and Social Psychology, 114(5), 657–664. https://doi.org/10.1037/pspa0000121毎回関連論文を読み、理論の理解を深め、動画等を用いた表情分析をし、実践力を高めます。積極的なご参加お待ちしております。■担当講師清水建二(しみず・けんじ)株式会社空気を読むを科学する研究所代表取締役防衛省研修講師特定非営利活動法人日本交渉協会特別顧問日本顔学会会員1982年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でメディア論やコミュニケーション論を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Coding System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人。微表情読解に関する各種資格も保持している。20歳のときに巻き込まれた狂言誘拐事件をきっかけにウソや人の心の中に関心を持つ。現在、公官庁や企業で研修やコンサルタント活動、犯罪捜査協力等を精力的に行っている。また、ニュースやバラエティー番組(「チコちゃんに叱られる」「マネーハンター」など)で政治家や芸能人の心理分析をしたり、刑事ドラマ(「科捜研の女 シーズン16・19」)の監修をしたりと、メディア出演の実績も多数ある。2017年以降は、活動が海外からの注目も集め、日本国内に限らず、活動している。著書に『裏切り者は顔に出る-上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける』中央公論新社、『ビジネスに効く 表情のつくり方』イースト・プレス、『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』フォレスト出版、『0.2秒のホンネ 微表情を見抜く技術』飛鳥新社などがある。推薦のことばKenji Shimizu is an expert in the Facial Action Coding System and microexpressions. He is a critical thinker and voracious consumer of the science of nonverbal behavior. His company, the “Institute for Science and being Sensitive to the Situation,” has been loyal Humintell affiliates since 2014. As an official re-seller of Humintell online training products for the past six years, Mr. Shimizu has improved the interactive capability of both Japanese executive professionals and corporations as a whole. I highly recommend him and his company for consulting, resource development as well as training in nonverbal communication and microexpression analysis with no hesitation.David Matsumoto, Ph.D. Director of HumintellProfessor of Psychology, San Francisco State University Updates tag:peatix.com,2022-09-02 01:59:23 2022-09-02 01:59:23 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1256834