大手町アカデミア×人間文化研究機構 もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-12-04T19:51:47+09:00 Peatix 大手町アカデミア 大手町アカデミア×人間文化研究機構 もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本 tag:peatix.com,2022:event-3345854 2022-11-04T18:00:00JST 2022-11-04T18:00:00JST |アーカイブズ(歴史記録)が示す第二次世界大戦の実像第二次世界大戦では、スイスやスウェーデンのように中立国として戦争に加わらない立場をとりながら、人道支援や和平工作など様々な問題において重要な役割をも果たす利益代表国として国家間に関わる国々が存在していました。 本講座では、当時このような中立国や国際機関などが具体的にどのような役割を果たしていたか、歴史の表からは見えにくい部分に何があったのかなどについて、中立国のアーカイブズ(歴史記録)に「残された痕跡」を元にお話いたします。※イメージ講師は日本近現代史・東アジア国際関係史・アーカイブズ(歴史記録)学を専門とし、『海外引揚の研究』で2021年の角川源義賞を受賞した国文学研究資料館・研究部准教授の加藤聖文氏が、聞き手を読売新聞文化部記者の前田啓介が務めます。 加藤氏は人間文化研究機構の「日本・バチカン関係アーカイブズの情報基盤構築に関する研究」のプロジェクトリーダーとして、バチカン使徒文書館、国務省文書館、福音宣教省歴史文書館、パリ海外宣教師教会文書館における関連文書の調査・収集を行っています。本講座では、このプロジェクトの最新の情報もお伝えします。|講師 加藤聖文氏による講座内容のご紹介第二次世界大戦は連合国と枢軸国との戦いでしたが、その他にもスイスやスウェーデンなどの中立国や赤十字国際委員会といった国際機関やバチカンなどが両陣営の間に立って敵国資産の管理、捕虜情報の収集、人道支援、さらには和平工作にいたるまでさまざまなかたちで関わっていました。戦争は、当事国だけではなく、さまざまな国がそれぞれの立場や役割に応じて関わっています。私たちは表に見えない国や機関の存在を見過ごしがちですが、これらの「脇役」に注目すると戦争の違った側面が見えてきます。とくに、中立国は単に戦争に関わらないのではなく、利益代表国として重要な仲介役を果たすこともあります。今回は中立国のアーカイブズ(歴史記録)から第二次世界大戦のもう一つの姿を読み解いていきます。|開催概要タイトル   大手町アカデミア×人間文化研究機構 もうひとつの第二次世界大戦~中立国の記録から見る日本講  師   加藤聖文氏(国文学研究資料館・研究部 准教授)聞き手    前田啓介(読売新聞文化部 記者)開催日時   2022年11月4日(金)18時~19時45分開催方法   オンライン配信(YouTubeライブ)内  容    ①加藤聖文氏による講演 ②加藤聖文氏と前田記者によるトークセッション ③Q&A受講料    無料定  員   500名(定員に達し次第締め切ります)申込締切   10月31日(月)受講方法   前日までに視聴方法をメールでお送りします主  催   大学共同利用機関法人 人間文化研究機構、一般社団法人 読売調査研究機構後  援   読売新聞社|講師プロフィール加藤聖文氏(かとう・きよふみ)国文学研究資料館・研究部 准教授1966年愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程修了。現在、人間文化研究機構国文学研究資料館/総合研究大学院大学准教授。専門は、日本近現代史・東アジア国際関係史・アーカイブズ(歴史記録)学。主に満洲を中心に実証的な研究を続け、2021年に『海外引揚の研究』で角川源義賞を受賞。また、読売新聞読書委員の他、テレビのドキュメンタリーやドラマの監修などメディアを通した活動も積極的に行っている。|聞き手プロフィール前田啓介(まえだ・けいすけ)読売新聞文化部記者1981年生まれ。滋賀県出身。上智大学大学院修了。2008年、読売新聞東京本社入社。長野支局、社会部などを経て、現在、文化部で近現代史や論壇を担当。満蒙開拓や、ペリリュー・アンガウルの戦い、硫黄島の戦い、沖縄戦、特攻、シベリア抑留など戦争に関する取材に関わってきた。著書に『辻政信の真実 失踪60年――伝説の作戦参謀の謎を追う』(小学館新書)、『昭和の参謀』(講談社現代新書)がある。|人間文化研究機構について  国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館、国立国語研究所、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所及び国立民族学博物館の6つの大学共同利用機関で構成されています。  大学共同利用機関とは、各研究分野における我が国の中核的研究拠点(COE)として、個別の大学では維持が困難な大規模な施設設備や膨大な資料・情報などを国内外の大学や研究機関などの研究者に提供し、それを通じて効果的な共同研究を実施する研究機関です。https://www.nihu.jp/ ※企画内容、時間などは予告なく変更になる場合があります。※講師の急病や天災、その他やむを得ない不可抗力の事態が発生した場合には、当日でも講座を中止することがあります。※配信中のインターネット環境によっては、画像・音声の乱れが現れる場合がございます。Wi-fi環境など高速通信が可能な、電波の良いところでご視聴ください。※講座の様子は、事後に主催者が運営・管理する媒体で、記事や動画として掲載されたり、公式SNSで紹介されたりする場合があります。