医療と政治と宗教と  〜共産主義(コミュニズム)は排除されるべきものなのか〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-10-17T16:33:20+09:00 Peatix 関根和彦 医療と政治と宗教と  〜共産主義(コミュニズム)は排除されるべきものなのか〜 tag:peatix.com,2022:event-3344804 2022-09-17T14:00:00JST 2022-09-17T14:00:00JST ベグライテン 9月例会 医療と政治と宗教と 〜共産主義(コミュニズム)は排除されるべきものなのか〜 講 師:伊藤 真美 先生(花の谷クリニック 院長) 日 時:9月17日(土)14:00~16:30 (13:00から入室できます。)場 所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。                      講師からのひとこと 1995年に開院した花の谷クリニックは、一般内科外来、緩和ケア病床、在宅ケアを柱に、居宅療養支援事業、訪問看護、訪問介護、通所リハビリテーション、療養通所介護、身体障害者のデイサービス、障害者短期入所事業事業と鍼灸院も併設してきました。バブル崩壊以降のこの20数年は、新自由主義経済政策の下、国民皆保険制度が徐々に縮小していく時代であることを振り返ります。多くの市民の皆さんにはまだこのことが共有されていないのかもしれませんが、介護保険制度にしてもしかり、今や崩壊の危機にあります。この7月以降、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題が連日メディアで取り上げられ、国際勝共連合についても報じられて、この宗教団体ばかりでなく、日本会議に連なる宗教団体や各種団体が、いかに日本の政治に大きく関与してきたのかが明らかになってきました。これら関連団体が共有する家庭を基盤にした思想は、自民党改憲草案の第24条にも反映され、医療や介護、福祉の分野にも大きな影響を与えていること、また共産主義(コミュニズム)に対抗することを最大の目的として宗教と政治が連動してきたことの結果が、今の医療や介護の状況に大きく関わっていることをお話ししたいと思います。 講師略歴: 日本内科学会認定総合内科専門医。日本緩和医療学会認定医。 1984年信州大学医学部卒業。佼正病院、都立駒込病院化学療法科、自治医科大学血液科勤務を経て、1989年、インドのGujarat Ayurveda Universityに留学。1990年、米国のCalvary Hospitalで研修。1991年から 亀田総合病院血液内科に勤務。1995年、有床診療所 「花の谷クリニック」 を開設。2013年9月に「スープのよろずや『花』」を開店。主な著書:『しっかりしてよ!介護保険』 草思社            『生きるための緩和医療』 医学書院参加費:一人 1,000円(入金後のキャンセルはご容赦ください。)申込み方法: このページの右側下部にある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。 コンビニからのお申込み・お支払いは9月16日(金)まで、クレジットカードを使用してのお申込み・お支払いは、9月17日(日)12:00までです。ZoomのURL:お申込み確認後、9月17日(土)12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。主催 : ベグライテン              http://begleiten.org/              https://www.facebook.com/begleiten2              https://twitter.com/Begleiten2001 問合せ・連絡先:関根和彦 090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp (注)ベグライテンについて ベグライテンは、2001年7月に上智大学の社会人講座「死への準備教育~ホスピスボランティアとは~」(コーディネーターは、故アルフォンス・デーケン先生)の受講生が立ち上げた勉強会です。当初は終末期の患者にどのように寄り添うかについて学んでいましたが、学びの対象が介護、いじめ、引き籠り、自殺、貧困、犯罪被害と広がるにつれ、その背後にある社会、行政、政治の問題をも学ぶようになり、今では「ケアと公共を学ぶ会」に成長して来ています。また、学んだことを活かすという観点から、2011年の東日本大震災の時には、有志を募って岩手や福島にボランティアに行きました。この中で原発の問題を取り上げるようになり、2015年の安全保障関連法の強行採決の時には国会周辺の抗議行動にも参加しました。こうして行政や政治に対しても、様々な陳情、提言、意思表示を行うようになり、文字通りケアと公共を学ぶ「市民の会」に成長して来ています。ケアの哲学と公共哲学を学び身につければ、一人ひとりが豊かに個性を開き、発展させることのできる社会を築くことができると信じて、学び、活動しています。ベグライテン(Begleiten)は、デーケン先生から教えていただいた「共にいる」、「寄り添う」「伴走する」を意味するドイツ語ですが、私たちはこの言葉を「苦しんでいる人の傍にいる」と訳して、会の基本的な精神を表す言葉として会の名前にしています。