8/21(日) 産科医療暴力ってなに? | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-09-20T21:32:56+09:00 Peatix Umiのいえ助産塾 8/21(日) 産科医療暴力ってなに? tag:peatix.com,2022:event-3306476 2022-08-21T20:00:00JST 2022-08-21T20:00:00JST 妊娠、中絶、出産、産後において、女性たちは産科医療従事者を頼りに、 人生の一大事をやりぬいています。無知で未経験のことを、医療者に助けられ、人生の喜びを得て、この上ない感謝をしています。しかし、その一方で、ケアを受けた女性たちは、不快感、不信感、違和感、屈辱感、恥辱感、罪悪感、恐怖や失望などを、胸の奥に抱えてきました。それは、なかなか誰にもいえず、「自分の感覚がおかしいのか?」 「自分が勉強不足だったから?」 「自分の身体が不出来だったから?」 「みんなこういう思いをしてるから自分も我慢すべき」 「もう二度と出産したくない」  「私は天罰を受けたに違いない」など もんもんとしながらも、日々を生き、やがて、その悲しんでいた自分を置いてきぼりにして何年も過ぎるケースがあります。 でも、忘れているわけではありません。見ないようにしているだけで、身体は覚えています。 骨も筋肉も皮膚も、内診室、分娩室、手術室での出来事を覚えています。 身体のダメージは、何年も癒されないままでいます。 そして、中には、産んだ子どもとの間柄に苦しみ続けている人もいます。 「確かに私の子だけれど、実感がない」「この子を産んだ日を思い出すのも恐ろしい」「可愛がる気持ちがわかなくて、何年も母親ぶりを装ってきました」「ちゃんと産んであげられなかった」 「次の子を産むのが怖い」 うまく子どもを愛せない、子どもとの間に見えないベールがあるような感覚、 それを抱え続けることは、とてもとても苦しいことです。 (この会を主宰する)私たちは、そういう女性たちの声を長年聴いてきました。聴くことで相手をほぐすことはできても、それを医療の場にフィードバックすることが、できずにいました。   身体や心にダメージを与える医療って、いったいなんなのでしょう?  女性の人権、赤ちゃんの人権、家族の人権は、守られているのでしょうか?  また、医師、助産師においても、一人一人の意思が尊重され発揮する環境が守られているでしょうか?   これは、「医療システム」「医療者教育」「ヒエラルキー」「ジェンダー不平等」「出産準備教育不足」などの問題がみえてきます。 ケアを受ける側の女性たちにおいては、 「考えない」「人任せ」「ネットの情報をうのみにする」「一人の医師や助産師の言葉をうのみにする」「自分の気持ちを言えない」「わからないことを質問できない」「自分の権利がわからない」などなど、あると思います。  産科医療における非人間的なこと、不必要な医療介入、コントロールに、脅かしや侮辱的な診療に、 NOと言っていきましょう。   WHO(世界保健機構)も提唱している「Prevention and elimination of disrespect and abuse during childbirth」「出産時の無礼・虐待の予防と排除」をもとに、産科医療暴力について、産婦人科医 早乙女智子さんに解説いただきます。 そして、実際におきたケースをいくつか読み、意見交換をします。 ひとりひとりが大切にされ、出産のSDGsが実現されるために、目を覚ましていきましょう。  *毎月開催します。講座ではありません、ディスカッションを積み重ねて行く会です。何度でもご参加歓迎です。  【日時】2022年8月21日 (日) 20:00 - 21:30【参加費】1100円(税込み) 【対象】どなたでも  【ホスト・進行役】 齋藤麻紀子(NPO法人Umiのいえ代表)           細田恭子(帝王切開カウンセラー)  【ナビゲーター】  早乙女智子(産婦人科医、日本性科学会副理事長、性の健康世界学会(WAS)理事、WASのProfessional Education for Sexplogy(PES) 性科学専門家教育委員 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター研究員、ジョイセフ理事、性と健康を考える女性専門家の会代表理事)  *************************【前回のご感想】●専門家と女性が繋がってディスカッションできるこのような貴重な会が、これからもっと増えるだろうな!!という希望と共に、実際の事例を聴くたびに脈が上がるというか、まさに深呼吸を何度もしながら聞かせて頂きました。 「生き死にを操作することが許されているかのような」という早乙女さんの言葉とか、便利な道具や技術を手に入れてしまったことで、またはそうでなくても誰かの身体を触るということは、その人の運命を変え得ることへの自覚(教育)の薄さ(正確にどうおっしゃったか覚えておらず、ごめんなさい!)。やはりケアを受ける女性と専門家が同じ想いで声を出すことで、こういう意識も広がるんだと感じます。 どうしてどの国の誰もがアクセスすることができる科学的エビデンスを、国や学会は知らんぷりするのか。お産は生理的な出来事である一方で文化でいかようにも変わりうるにしても、日本の一部に存在する根深い思い込みがたとえ権力ある医療のものでも、それによってたくさんの人が権利侵害されるなんて許されてはならない。子供でも分かることなのになぜこんなに複雑になってしまうのか。それは、「女性に任せてくれなくなったから」だと、個人的にはほぼ確信しています。 国がクオーター制を義務付けるなどして動かなければ、ガイドラインを何度作っても女性が関わるのは困難であり続けるだけだし、女性が軸に置かれたものにはならない。小母化は進むだけ…。友人が「いじめは間抜け」と言っていたことを思い出しました。 男性用の避妊ピルはすぐに認可に至るかもしれないのに、女性の主体性のため、となるといちゃもんを付ける。黙らせる。正しい情報すらアクセス困難。 その背景にあるパワーバランスが原因で、色んな場面でもの扱い・子ども扱い・飾り物扱いする、罪悪感で苦しませる、といった腐った管理文化を葬りたい気持ちです。 産科的暴力は、何十年も不可視化されてきたもう一つの女性への暴力の形態が、女性の声を集めたことでやっと用語で表現できるようになりました。その後短期・中期・長期的に、心理・身体・精神的に影響し、その子供にも影響しうることであることが政治にも司法にも、早く認められることを願うばかりです。 これからもこの会が長く広く続きますように。有難うございました。●今回も参加させていただきありがとうございました。 同じ男性としてこんな状況を作っていることに大変申し訳なく思います。 土の時代から風の時代となって色んな隠していたことが明るみに出てしまう今だからこそ真実を知ってもらうことが大事だと思いました。早乙女智子さんのように政治を変えることもひとつの手段ですが、一番大きく影響するのはお母さんや女性の意識が変わることだと思います。意識が変われば行動が変わります。女性が変われば男性が変わります。男性は命を授けてくれた女性は能力的に適わないので強がっているだけです。 これからの国を支えるのは未来である子供たち。本当に大事なものは命だと大人たちがきづかないといけないと思います。 もし今の状況が変わらなければ社会を変えるため命を懸ける存在が現れてしまうのではないかと心配もします。●年配の産科医の話ではなく、若手の産科医であってもこの感覚なのだろうかと思うと残念でなりません。 妊産婦さんのフォローは、コメディカルからと感じました。●今回もまた力を頂きました。少しずつ、じんわりと、自分を許し、そして頑張ってるよねと言えるようになってきました。目の前で起きていることに疑問を感じる感性を大切にし、声にする。そして、共有できる仲間を増やし、誇れる立場「助産師」で居続けていきたいです。●乱暴な内診、卵膜剥離について、考えさせられました。参加者の助産師さんたちが内省し変化を起こすきっかけになる場として貴重だなと思いました。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■<<【参加費+寄付】をお寄せくださったかたへ>>季刊誌「Umiのいえつうしん」を贈らせていただきます。出産、子ども、家族、病気、しょうがい、ジェンダー、不登校、介護、看取りまで、人生いろいろ、人の寄り添い、困難からの気づきなど、いのちのお話もりだくさんの小冊子です。産科医・助産師・小児科医・看護師をはじめ、多方面の方々の執筆をお楽しみください!    バックナンバーからランダムに送らせていただきます。すでに何冊かお持ちのかたは、ご希望の号をお届けしますので、備考にその旨、ご住所等をお書き添えください。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■<<講座開催にあたっての注意事項>>講座の前日になっても、URLメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認していただくか、uminoies@gmail.comまでご連絡ください。●「Zoom」でのオンラインで開講します。詳細は下の方に記載しています。●参加費決済後に、Zoomの会議室にアクセスできるURLをご案内いたします。●録画配信はありません。●やむを得ない場合のキャンセルのご連絡は、講座前日まで受け付けております。●Zoomが初めてでない方は、必ずZoomのアップデートをされてください。https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362233●Zoomが初めての方へ*パソコンの方http://zoom.us/testにアクセスしてください。Zoomテストページで青色の[参加]ボタンをクリックしてZoomを起動します。マイクやカメラの接続のテストができます。*iPhoneやiPadの方はこちらからダウンロードできます↓http://itunes.apple.com/jp/app/zoom-cloud-meetings/id546505307?mt=8*Androidの方はこちらからダウンロードできます↓https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings ●問い合わせについてZoomの接続が不安な方は、20分前からZoomを開いていますので早めにお繋ぎください。イベントが始まりましたらお問い合わせの対応をすることができません。どうぞよろしくお願いいたします。 ●音声トラブルについて5分ほど待っても音が聞こえない際には、こちらを試していただくか、https://drive.google.com/open?id=1M9cDOwiRRbA1tlFlW4ZRoGAqGLwtfIkTZoomから一度退出していただき、再起動させてからお試しください。 ●チャットを使いますぜひチャットで質問などどんどんご記入ください。*パソコンの方 画面の下の方をクリックすると、「チャット」というボタンが出ます。(「詳細」ボタンの中に含まれているときもあります)*パソコン以外の方は、「詳細」ないし「参加者」というボタンから「チャット」というボタンが出てきます。●名前の変更ができまます。「参加者」ボタン➡一番上にご自身のお名前があります➡名前の変更●海外からも通常の通信環境が整っていれば受講することができます。住所は日本のご実家の住所などご記入ください皆さまのお申し込みをお待ちしております。*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・ *【主催】NPO法人Umiのいえ Tel:045-324-8737お問合先:uminoies@gmail.com助産塾HP:https://jyosanjyuku.wixsite.com/uminoie代表 齋藤麻紀子・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆..:*・゜☆