『ねじまき鳥クロニクル』をマインドフルに語ろう!#1 ~泥棒かささぎ編~ 真夏の夜の読書シェア会 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-09-21T21:32:30+09:00 Peatix Teachers 『ねじまき鳥クロニクル』をマインドフルに語ろう!#1 ~泥棒かささぎ編~ 真夏の夜の読書シェア会 tag:peatix.com,2022:event-3299773 2022-08-22T20:00:00JST 2022-08-22T20:00:00JST 村上春樹の長編小説、 「ねじまき鳥クロニクル」を読んだことがある人が対象の読書シェア会です。 オウム事件や阪神淡路大震災などが起きた1995年に最終巻が発表され、今も連綿と続く歴史と暴力性、身体ー精神、善ー悪といった二元性の超越、コミットメント(関わり)ーデタッチメント(関わりのなさ)の問題などを浮き彫りにしてくれるねじまき鳥クロニクル。これらのワードを聞いただけでも、マインドフルネスなどとの関連性がひしひしと伝わってきます。路地裏からノモンハンまで広がる意識のスケール感、井戸の底に降りる、壁抜けなどのメタファーは、今なお新鮮で色褪せません。また著者本人が言うように、この作品はその意味を受容されるのにとても時間がかかる性質ものだと思います。 だからこそ、新たな争いや価値観の大きな変容が起こっている今の時代にあらためて読んでみることで、今の私たちに必要な新しい意味が見えてくるのかもしれません。歳を重ねるごとに読み返すと、その都度受け取るものが変わってくるのが村上春樹作品の特徴であり、魅力でもあります。 今回は、第一部泥棒かささぎ編から何箇所かをピックアップしてマインドフルに音読をし、小グループで感想をシェアしていきます。みなさんの感じたことを分かち合い、自分の中の『ねじまき鳥クロニクル』を深め、その意味を今に落とし込んでいく時間にしていきましょう。◎内容・第一部から4箇所ほどの音読・小グループでのシェアリング・全体でのシェアリング◎参加条件 ・ねじまき鳥クロニクル 第一部泥棒かささぎ編を読んだことがある方。   (できればご参加までにもう一度お読みください) ◎音読予定箇所(各章から10分ほど抜粋して音読)・満月と日食、納屋の中で死んでいく馬たちについて・高い塔と深い井戸、あるいはノモンハンを遠く離れて・加納クレタの長い話 、苦痛についての考察・間宮中尉の長い話2 ◎日時 8月22日(月) 20:00-21:30◎参加費 500円 ( ※ マインドフルネス・ビレッジの方は無料ご招待)◎ガイド 山田 直・マインドフルネス・ビレッジにてヨガ、食べる瞑想会担当・RYT500ヨガ教師アメリカ旅行中に村上春樹の本に出会い25年。読み返すたびにヨガや瞑想、マインドフルネス、無意識の領域などとの親和性を強く感じ、ますます面白く読んでいます。好きな短編は「神の子どもたちはみな踊る」「パン屋再襲撃」。