”八丁味噌”の名前が使えなくなる? 〜GI(地理的表示)制度について考える〜 かたつむりアカデミー 2022年7月 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-08-27T21:04:13+09:00 Peatix Megumi ”八丁味噌”の名前が使えなくなる? 〜GI(地理的表示)制度について考える〜 かたつむりアカデミー 2022年7月 tag:peatix.com,2022:event-3299352 2022-07-28T19:30:00JST 2022-07-28T19:30:00JST 愛知県岡崎市八帖(はっちょう)町。徳川家康が生まれた岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にあることから名付けられた地名です。そして「八丁味噌」という伝統食品は、この八帖町で400年以上前に誕生し、以来「八丁味噌」をつくり続けてきたのが、カクキュー(正式名称:合資会社 八丁味噌)とまるや八丁味噌(以下、まるや)との2社です。そんな八丁味噌をめぐって、今、GI制度(Geographical Indication:地理的表示)に関する問題が起きています。「特定の生産者による伝統的な製造方法などの人的要因、産地特有の気候や土壌などといった自然的要因が、産品の特性と結びつき、産品の品質や社会的評価が確立している名称の表示をいい、これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、地域の共有財産として保護する制度」としているGI制度。しかし、カクキューとまるやで構成された「八丁味噌協同組合」のGI申請は受理されず、申請を取り下げた直後に、「愛知県味噌溜醤油工業組合」によって申請された物が登録されています。2社は同組合に参加していないため、2026年には「商品に『八丁味噌』という名称を使用できなくなる」という問題にまで、直面しています。370年以上八丁味噌を作り続けてきた生産者が、八丁味噌と名乗れなくなる・・・2017年に端を発したこの問題は現在も解決しておらず、今年に入ってからも、生産者が国を相手どっての訴訟にまで発展しています。八丁味噌のみならず、同じように、小規模で脈々と受け継がれてきたローカルフードを、ブランドや経済効果の側面だけでなく、多面的に守り続けていくために私たちができることは、知ること、伝えること、対話をすること、声をあげることです。経緯を学び、私たち一人ひとりが何ができるか、共に学び考える時間にしましょう。概要◯日時7月28日(木)19:30〜21:00(10分前からzoomを開場します)◯参加費一般:500円スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯場所zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯お申し込みこちらのPeatixページよりお申し込みください。Facebookのイベントページの参加ボタンだけではお申し込み完了にはなりません。◯講師プロフィール野村健治さん(カクキュー八丁味噌 企画室)合資会社八丁味噌(屋号:カクキュー) 企画室長兼品質管理部長。名城大学農学部 農芸化学化卒業後、H10年3月 合資会社 八丁味噌に入社。醸造現場を経験した後、品質管理部へ配属。 ISO9000シリーズ取得に伴う基準書作成の他、オーガニック認証のルール作成と維持管理に関わる等の経験をしたのち、広報および新商品開発などを行う企画室へ。 その後平成29年に品質管理部長を兼務。2021 年には食品安全の国際規格である FSSC22000を取得。◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)Slow Food Nipponでは、月に一度、かたつむりアカデミーと題して、さまざまな食の問題に関する学び場を作っています。会員になっていただくと、参加費無料・席の優先などの特典があります。スローフードの仲間になって、一緒に学び、対話し、ムーブメントを作りませんか?https://congrant.com/project/slowfoodnippon/1537 Updates tag:peatix.com,2022-07-22 12:30:40 2022-07-22 12:30:40 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1240592