臨床医からみた 福島の小児甲状腺がん | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-08-23T15:02:22+09:00 Peatix みんなのデータサイト 臨床医からみた 福島の小児甲状腺がん tag:peatix.com,2022:event-3279943 2022-07-24T13:00:00JST 2022-07-24T13:00:00JST 福島の子どもたちに寄り添う 牛山先生のお話を伺いましょう 東京電力原発事故以降、勤務医の傍ら、関東や福島県で甲状腺エコー検診を続けられ、原発事故後の健康について、当事者や家族の不安や悲しみに寄り添い続ける牛山先生に、原発事故後の小児甲状腺がんについて、臨床医の立場からのお話をじっくりと伺います。後半は皆さんからの質問などもお受けしながら交流ができればと思っています。甲状腺がんについて、甲状腺がんと闘う福島の子どもたちやその家族たちについて理解を深め、私たちひとりひとりに何ができるか、みんなで話し合っていきましょう。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。講師:牛山元美先生神奈川県在住。さがみ生協病院内科医師。原発事故後、被ばくの影響を心配する保護者の声に応えながら、関東や福島県で甲状腺エコー検診に従事。ベラルーシ、セミパラチンスクで放射線の影響や甲状腺がんについて研修。関東子ども健康調査支援基金協力医。2016年3月より「311甲状腺がん家族の会」世話人、「3・11甲状腺がん子ども基金」顧問を務め、現在は「甲状腺がん支援グループ あじさいの会」代表。 【参考1】福島県における甲状腺がんの多発 福島原発事故の後、福島県在住・在学だった当時18歳以下の子どもたちに対して行われている「県民健康調査」によって274人に見つかっています。また県民健康調査の集計結果から途中でこぼれ落ちてしまっていた19例(細胞診で悪性ないしその疑いと診断されない場合等は経過観察に移行します。その後がんが発見されても検討委員会には報告されない)、311甲状腺がん子ども基金が支援事業で見つけた県外で受けた検査や手術例(15例)を含めると、少なくとも308人です。福島県の県民健康調査委員会は、現時点でもなお、原発事故との因果関係を認めていません。甲状腺がんがこれだけ見つかっているのは大規模な「スクリーニング調査」を行なったことによるものであり、本来見つけなくても良い小さくて軽微なガンを早く見つけてしまっているだけだ、と唱える医師や専門家もいます。しかし実際、県民健康調査で見つかった福島の子どもたちの小児甲状腺がん手術のほとんどを担当している鈴木眞一医師(福島県立医大)は、過剰診断論を否定しています。以上、出典は 3.11甲状腺がん子ども基金よりhttps://www.311kikin.org/nuclear-accident-thyroid-cancer/article03/  【参考2 】311子ども甲状腺がん裁判が今年5月に始まりました 今年5月には、原発事故当時幼稚園生から高校生だった男女6人が、福島原発事故に伴う放射線被曝により甲状腺がんを発症したとして、東京電力を訴える決意をしました。「311子ども甲状腺がん裁判」です。この10年間、声を上げることができなかった福島県の小児甲状腺がんの患者がついに立ち上がったのです。311子ども甲状腺がん裁判 ウェブサイトより入廷行進の模様 参加申し込みについて *避難中の方、学生さんなどには無料でご参加いただけます。無料チケットでお申し込みください。*お気持ち(カンパ)をお寄せくださる方は、お気持ち付きのチケットをお選びください。お寄せいただいた参加費やお気持ちは、講師の方への謝礼や今後のみんなのデータサイト運営のために大切に使わせていただきます。お申し込みいただいた方には、開催終了後に録画のリンクをお送りします。ご都合の合わない方は後ほど動画をご覧ください(交流タイムなど、内容によっては一部カットする可能性もあります。ご了承ください)。ご不明な点がございましたら、みんなのデータサイト(minnanods@gmail.com)までお気軽にお問い合わせください。