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11/30(木)green drinks Tokyo 本当の「ローカル」ってなんだろう?

Description
こんにちは、greenz.jp編集長の鈴木菜央です。

ここ数年「ローカル」がブームですよね。書籍も雑誌もたくさん出てるし、ローカルをテーマにしたイベントもたくさんあります。
greenz.jpでもローカルをテーマにした記事は人気です。
でも、ちょっと待てよ、と思うのです。

僕らは、「ローカル」という考え方を消費していないか?
僕らは、本当に地域の未来につながる動きを、つくり出せているんだろうか?
そのような動きを支援することができているだろうか?

メディアを運営する僕としても、自問自答してしまうのです。

そこで、今回のgreen drinks Tokyoでは、本当の「ローカル」ってなんだろう? ということを考えます。

僕がここ数年取材で訪れたアメリカ西海岸や、イギリスのまちではどこも「ローカルで行こう」というムーブメントが巻き起こっていました。

シアトルの「ローカル」


たとえば、シアトル。ウォーターフロント地区にあるパイク・プレイス・マーケット(一番上の写真です)という市場をぶらつくと、カウンターから見える所でチーズをつくっているチーズ屋さんビーチャーズ・ホームメード・チーズがありますが、大繁盛です。僕らはここで、手づくりのスープをいただきました。


隣の建物には、シアトルでははじめてのチョコレート工場を併設したチョコレート屋さんindi chocolateで味見しながら買ったりできます。

[caption id="attachment_240121" align="aligncenter" width="720"] 引用:http://seattlerefined.com/[/caption]

さらには、「サステナブルな魚屋として世界に奉仕する」を掲げたおもしろい魚屋さんパイク・プレイス・フィッシュ・マーケットがある。旅人としてはなにも買えなかったけど…。


マーケットのすぐ外には、「サステナブル」「ローカル」を掲げて、地元の小商いやスタートアップたちが手紙のレターヘッド(いろんなデザインがあって、かわいい!)、名刺や印刷物(もちろんZINEも)をデザインしたり印刷したりしてくれる印刷屋さんパイク・ストリート・プレスがあったり。

[caption id="attachment_240118" align="aligncenter" width="720"] 引用:Pike Street Press[/caption]

街をぶらぶら歩いていると毎週土日にはまちのあちこちでファーマーズマーケットが開催されています。

[caption id="attachment_240122" align="aligncenter" width="720"] シアトルのマーケットの写真がなかったので代わりに。ポートランド州立大学で毎週日曜日行われるファーマーズマーケット[/caption]

ファーマーズマーケットでは、地元の農家がつくった野菜、果物、その場で絞るジュース、はちみつ、チーズ、サンドイッチ、お酢やオリーブ油、塩、ビール、ワインまで売っている。アメリカ農務省によると、全米で8,411か所(2015年のデータ)でファーマーズマーケットが開催されているそうです。シアトル市内で、大きなマーケットだけで6つ、ワシントン州までひろげると、各地で100以上開催されているようです。すごい!

[caption id="attachment_240123" align="aligncenter" width="720"] 引用Washington Farmers Market Directory[/caption]

100以上のシアトルのローカル起業が加盟して、ローカルを推進する団体シアトル・メイドもできていたり、シアトル市民にとっては、「ローカル」な食べ物を食べ、ローカルで買う、ということがあたりまえになりつつあり、暮らしに根付いていることを感じました。

とまぁ、これはシアトルの一例ですが、ポートランド、サンフランシスコ、バーリントンなど、ローカル先進地と呼ばれるまちはどこもこんな感じでした。日本も頑張っているぞ、とは思いますが、アメリカ各都市のすさまじいローカルの盛り上がりをみると、やはりだいぶ先に進んでいるなぁ、と実感させられました。

世界に広がる、「ローカル」ムーブメント


「ローカル」は「グローバル」に対抗する世界的な流れになっているようです。規模の経済を追い求め、すべてを地域外にアウトソーシングしてグローバル経済に集約していくやりかたはもう、限界を迎えています。

食べ物であれば、地域の人が自ら、食べる人のことを考えてつくった安全な材料を調達して、地域ならではの食べ物をつくり、対面で売る。食材を、顔の見える生産者から直接買う。コミュニティがサポートする農業(CSA)に積極的に関わる。ファーマーズマーケットの隆盛は、このようなことを求める人々がつくる、大きなうねりです。

エネルギーならば、省エネルギーにつとめ、建物の断熱性能を高め、地域交通を充実させ、自転車交通を促進する。できるだけ地域内でエネルギーを作り出し、地域外にお金が流出する原因になる外部への依存を減らしていく。たとえばポートランドのまちづくりはまさにここを目指しています。

さらに、イギリスのトットネスでは、トランジションタウン・ムーブメントの主要なテーマが、「ローカル経済」、さらにいえば「ローカルな起業」を応援して増やしていくこととしています。8000人の小さな町ですが、市民主導で、ローカル起業が次々とおこり、それらを人々がちゃんとバックアップする仕組みが成果を出し始めています。私が住むいすみでも、かなりの数のマーケットが開催されていたり、チャレンジショップがオープンしたり、コワーキングスペースも複数できたり、とちゃくちゃくとローカル起業を応援する仕組みが整いつつあります。

[caption id="attachment_228510" align="alignnone" width="1440"] いすみ房総地域では数々のマーケットが開かれている。[/caption]

[caption id="attachment_227671" align="aligncenter" width="720"] いそきともこさんの Another Belly Cakesはいつも大人気。[/caption]

おっと、続きはイベントで語り合いましょう!!

というわけで、今回はポートランド、シアトル、バーリントン、トットネス、西粟倉、藤野、下川、上勝、神山で僕が見てきたローカルムーブメントについて仮説をまとめてみましたのでお話したいと思います。さらに、今「いすみローカル起業プロジェクト」がはじまったいすみでどんな取り組みをしていくのか? いすみの小商いブームをつくってきた、いすみライフスタイル研究所の高原かずえさん、ローカル起業の実践者のいそきともこさんと一緒に、考えていきたいと思います。

あなたも、本当の「ローカル」を考える場に、参加しませんか?

イベント概要


テーマ
green drinks Tokyo 本当の「ローカル」ってなんだろう?
-シアトル、トットネス、いすみを題材に考える。

日時
2017年11月30日(木)
19:00〜21:30
※19時OPEN、19:30頃よりトークセッション開始です!

会場


SOOO dramatic!(東京都台東区下谷1丁目11)
東京メトロ日比谷線「入谷駅」1番・2番出口から徒歩1分
JR山手線「鶯谷駅」南口から徒歩6分、「上野駅」入谷口から徒歩12分


定員
先着限定30名!!
※用意できるケーキの数が限られているため、早めの申込をお願いします

参加費
一般チケット 1,500円(軽食、1ドリンク、Another Belly Cakesのケーキ付き)

<ピープル割!>
いつもgreenz.jpのメディア運営をサポートいただいているgreenz peopleのみなさんは「1,000円」でご参加いただけます! これを期に入会してくださった方も参加割引です。気になる方はこちら→ https://people.greenz.jp


ゲスト


髙原和江(たかはら・かずえ)さん
NPO法人いすみライフスタイル研究所理事長
いすみ市生まれ。都内の大学を卒業後、アニメ関連の会社にてイベント企画・運営などに携わり10年間勤務後、野菜ソムリエ上級プロの資格を取得。食や農関連の講座の企画・運営・講師、コンテンツ開発等を行い、野菜・果物・農の多面的な魅力や楽しさ、食の大切さ等を伝えている。その活動を通じ、食や農の問題を痛感。ふるさとの田畑を守り、地域活性化に取り組みたいと2010年ふるさといすみ市にUターン。現在、NPO法人いすみライフスタイル研究所理事長として、地域活性化に取り組む。千葉県唯一の「ちば野菜伝道師」でもある。今年は、新たに、農業とまちづくり会社代表としてもチャレンジ開始。



いそき・ともこさん
「Another Belly Cakes」パティシエ
新潟県出身。色んな仕事を経験したのち、小さいころから大好きだったお菓子作りがしたい!とお菓子作りの道へ。都内のパティスリーで10年程、フランス、ベルギー、チョコレートのお菓子作りに従事。働いているなかで、フードロスや、地方の経済に興味を持ち、千葉県いすみ市へ移住。マクロビカフェで、植物性材料で作るベジスイーツに出合う。昔ながらの知恵を活かした手作りの食に触れ、お米の魅力を再発見。
お米から作られる調味料と、房総のこだわりの生産者さんから仕入れた材料で作ったスイーツを、千葉県内のマーケットで販売する移動型のケーキ屋として活動。

ホスト

鈴木 菜央(すずき・なお)
NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長 76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年「ほしい未来は、つくろう」をテーマにしたWebマガジン「greenz.jp」創刊。千葉県いすみ市在住。家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)に住んで、暮らしとコミュニティづくりの実験中。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』(講談社 星海社新書)。

事務局



村瀬 峻史(むらせ・しゅんじ)
NPOグリーンズ・プロジェクトマネージャー。1988年、愛知県生まれ。「農家と生活者が信頼関係を根幹に食をやりとりし、かつ稼ぐことのできる農業」を実現すべく、オーガニック宅配企業や農産物流通ベンチャーを経験。人と自然の関わりを自分らしい言葉で話せる人を目指し、生産者パートナー・みそしるぼうや・日本みっけ旅など表現の場を広げる。

主催
NPO法人グリーンズ
※この事業は、いすみ市企業・起業家誘致活動によるものです。


お願い
  • 事前決済にご協力おねがいします!
  • 会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
  • 困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!

  • green drinks とは!

    green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の800都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。日本でも100箇所以上で開催されています。グリーンズは東京のオフィシャルオーガナイザーとして、毎月第2木曜日にgreen drinks Tokyoを行っています。

    撮影: コバヤシアイコ[/caption]

    クリエイター、NPO/NGOのリーダーやソーシャルアントレプレナー、各分野のクリエータから企業の環境・CSR部門などでバリバリ活躍中の方々まで、日本のこれからのキーパーソンがわんさか集まります!おひとりでも大勢でも、お誘い合わせの上遊びにきてください!

    Thu Nov 30, 2017
    7:00 PM - 10:00 PM JST
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    Venue
    SOOO Dramatic!
    Tickets
    一般チケット(軽食、1ドリンク、Another Belly Cakesのケーキ付き) SOLD OUT ¥1,500
    greenz people割引(軽食、1ドリンク、Another Belly Cakesのケーキ付き) SOLD OUT ¥1,000
    Venue Address
    東京都台東区下谷1丁目11 Japan
    Organizer
    NPO法人グリーンズ / greenz.jp
    5,422 Followers