【残席2】6/28(火)対話会「実力も運のうち…ならどう生きる?」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-07-28T22:02:32+09:00 Peatix Social Profit 【残席2】6/28(火)対話会「実力も運のうち…ならどう生きる?」 tag:peatix.com,2022:event-3269562 2022-06-28T20:00:00JST 2022-06-28T20:00:00JST 世間では一般的に、稼いでいる人が、偉いし素晴らしいといった評価を得ています。そして、自分たちは稼いでるから素晴らしいと言うだけならまだしも、ホームレスの人や生活保護を受けている人たちを蔑んだりする出来事があったりする中でものすごく疑問に思うわけです。もちろん、あなた方が頑張ったこと、頑張っていることは分かるのだけれど、でもスタートが違うかもしれないじゃない?もしも同じ環境で幼少期を過ごしたら、今のあなたとまったく同じ地位などを手に入れられていただろうか?『実力も運のうち』という本を読んで、その疑問をズバッと、結局運がよかったからだと言っているくれていることに胸のすく思いでした。と同時に、この本を読んで、自分自身が、めちゃくちゃ「能力主義」に洗脳されていることに愕然ともしたのです。能力主義、つまりは、人種や性別、出自によらずに能力の高い者が成功を手にすることができる、という考えが及ぼす影響を私はまったく考えられていなかったのです。それが当たり前で、それを否定するという考えを思いついていませんでした。いかに、その中でうまく生きるか、それから影響を受けずに生きるか、ということは考えていたけれど、抜け出すことを考えられていなかったとでも言いましょうか。自由と平等…能力主義はこれを与えてくれているように感じているが、果たしてそれは本当だろうか?能力主義社会における、負の影響とはなんだろうか?「自分の運命に自分で責任を負っている」「自分が値するものを手に入れている」・・・そんな世界は、果たして幸せなのだろうか?「たまたま」「幸運なことに」今の状況があることを認めることはこれまでの自分の努力を否定することではない。「たまたま」だからこそ、世界は不平等であり、不平等であるからこそ、支え合うという視点も必要なのでは。「たまたま」「幸運なことに」などの運のもとに今があることを認識した上でより一層、飛躍をしたいならば飛躍することも可能だし、豊かな、つまり一人ひとりが自らと他人の存在を認められること、不平等を前提に支え合うことができるような世界が広がるのではないだろうか。いつものことですが、当たり前で疑問に思うことすらなかったこの前提を疑うことで、社会を批判したいわけでも、政治を批判したいわけでも、誰かを批判したいわけでも、現実から逃避するわけでもなく、自分にとって最適な、生きていきやすい道を見つけられるのではないかと思っています。「能力主義」を乗り越える方法、これまでの「能力主義」を全否定するのではなく、これまでを含みつつ超えていく方法はひとつではないと考えています。乗り越えやすさは文化的背景によって異なるのではないでしょうか。特に、著者はアメリカ人ですから、書かれていることが日本にそのまま当てはまらないこともあります。(例えば、「才能と努力の許す限り出世できる」と信じる人の割合、アメリカ人は過度に楽観的で、ヨーロッパ人は過度に悲観的である、など)「私たちなりの乗り越え方とは?」「私たちに乗り越えやすい方法はなんだろうか?」アイデアレベルになるでしょうが、そんな未来のお話もできたらいいなと思っています。・・・・・・・毎月の読書会のご参加者の年齢は40代以上の方が多いのですが、自分がリーダーシップを発揮する立場や管理職だからこそ…年齢を重ねている今だからこそ…考えることに深みがあるというお声をいただきます。一緒に対話を重ねて深めていきましょう。■ 参考図書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)※ ご興味のある方向けに参考図書に挙げていますが、対話はこれらの本がメインではありません。本を読まなくてもご参加可能です。■ 詳細◎日時:2022/6/28(火)20時〜22時(2時間)◎人数:6席(1席増席しました)◎提供:オンライン(ZOOM)◎参加費:3000円(税込)■ こんな方へ・正解を教えてもらうのではなくて、自分で考えたい・周りの人の意見や話を聞いて、着想や想定を広げていきたい・本をすべて完全に理解しなくてOK。本のエッセンスから自分の中で考えを深めたい・自分の思い込みから脱却したい・大きな視点から、今の状況を俯瞰してみたい・改めて自分にとって大事なことを考えてみたい・何かしらの新しい気づきを得たい■ 注意点・この会に参加しても、必ずしも本の理解が進むわけではありません。・著者の意図や考えを正確に完全に理解できるわけではありません。本をきっかけとして、自分たちで深める場です。・正解を見つける場ではありません。自分なりの考えを発してみる場、気づきを得る場です。■ 参加方法・オンラインツールZOOMを使用します・チケット購入者へ当日リンクを別途メールにてお送りします■ 準備物・オンラインツール「ZOOM」 ※ 参加者に別途ご案内差し上げます・自発的に参加する、積極的なココロ・他者の意見に耳を傾ける、オープンなココロ・できれば静かな環境 イヤフォンを使用することで集中しやすい場合もあるようです。■ グラウンドルール安心安全な場を一緒につくるために、以下のことを大事にしてください。・違いを受け入れて楽しもう ・正しいことを言わなくてOK!気軽に発言しよう・思考実験を楽しもう・周りの、そして自分の発言を待とう (パッと考えを言葉にできる人もいれば、ゆっくり考える必要がある人も。あなたの中の考えが熟成される時間を待つのもOK)・発言者と違う意見を持つのはOK!そのときは、全体否定をせず、発言自体は受け止めよう (なるほど、あなたはそう考えるんだね!私はこう思う)■ これまでいただいたご感想今回も、お会いする機会のない方々とご一緒して、色々なお話をお聴きすることができて、「なるほど、そんな考え方や感じ方もあるんだ」と、刺激を頂けました。性別や年齢に関係なく、それぞれがこれまで無二の人生を歩んでこられているので、色々と学ぶことは多いです。今、振り返ってみると、会を始めるに当たって、鬼丸さんが対話の定義とルールを説明していただき心理的安全性がきちんと確保されたことで、心地よい時間になったのだと思いました。本当に対話の時間は、いいですね。-----------------当日は各々が意見を発信して相手を否定することなく言葉を交わし合うという対話の本質的な体験ができ、かつ様々な気づきや学びを得ることができました。この様な体験で嬉しさや心地よさで興奮して眠れるか心配しましたが、心地よさが勝り良く眠れました(^^)-----------------鬼丸さんの幅広い知識(脱線含む)や他の参加者の多様な意見に触れることができ、良い学びの機会になりました。特に良かったのは、対話して他の意見を聞くと自分の考えに良い意味での刺激が得られ考えに深みが増すようになったことです。-----------------安心安全な場だと、それぞれ自分の思ったこと感じたことを自分の言葉で表現できる。そのこと自体がとても有意義。一言で言うと「楽しい!!!」みなさん言葉での表現がとてもお上手で「そうそう!私もそれが言いたかった」なことをとても論理的にわかりやすく表現されてて素晴らしい方ばかり。何をされている方かの情報なしに対話を進めたけど、視座の高い方ばかりで刺激受ける。----------------■ 読書会ってどんな場?https://youtu.be/cCONCKlP1sU■ Q&AQ:本を読んだことはありませんが、参加可能ですか?A:もちろん可能です。  ガイドによる解釈をベースに対話を進めていきますので、読んでいなくても大丈夫です。Q:移動中の予定ですが、聞いてみたいです。参加可能ですか?A:もちろん可能です。  チャット機能をつかって発言するもよし、完全に聞くだけでもよし。  ご自身の心地のよい選択で参加してください。Q:夜なので、自分の顔は見えないようにしたいです。A:もちろん、ビデオをオフにして音声だけでも大丈夫です。その旨をお知らせください。Q:知らない人の中なので、自分の意見を言うのは緊張します…  発言しなくてもいいですか?A:もちろん、発言しなくても大丈夫です。お好きな選択をしてください。  もし発言をご希望されない場合、事前にその旨をご連絡いただくか、もしくはZOOMの名前の欄を「耳だけ参加希望」など付け加えてください。  対話の場は、安心安全をつくっていきます。  もし、発言しても大丈夫そう、やっぱり発言したい、となれば、そのときはぜひ発言してください。■ガイド:鬼丸昌也(認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者、Dialogue For Peace代表)■主催:Dialogue For Peace■お問い合わせはこちら Updates tag:peatix.com,2022-06-13 05:28:50 2022-06-13 05:28:50 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1224679 Updates tag:peatix.com,2022-06-13 05:27:33 2022-06-13 05:27:33 タイトル は 【残席2】6/28(火)対話会「実力も運のうち…ならどう生きる?」 に変更されました。 Orig#1224678