AIとは何か?- 中京の製造業者向け集中講座 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:31:23+09:00 Peatix 小出 誠二 AIとは何か?- 中京の製造業者向け集中講座 tag:peatix.com,2017:event-326578 2017-12-28T13:30:00JST 2017-12-28T13:30:00JST  中京地方は、日本のものづくりの中心地です。今、世界中で人工知能(AI)は第3次AIブームの頂点を迎えていますが、日本はそれに後れをとっており、さらに日本の製造業は1980年代の第2次AIブーム(知識処理中心)においては牽引役であったにもかかわらず、今次のAIブームではまだ姿が表に現れてきていません。その理由には、(1)今のAIブームが深層学習(ディープラーニング)によって引き起こされたものであり、人々の目が深層学習にしか向いていないが、それをどう製造業に利用したらよいかわからない、(2)過去のAIブームが失敗に終わったという一般的評価もあって、過去のAI技術を自社に蓄積保存していない、(3)AI技術者を自社で抱える余裕がないために、今ではAIベンダーに頼らざるを得ない場合が多いが、そのAIベンダーが幅広いAI技術を知らない、などがあります。 言うまでもなく、製造業においてAI技術はIT技術の一部です。第4次産業革命が喧伝される今、自社の製品や製造過程をどうIT化するかは、競争力強化の主要な眼目ですが、今ではそれにAI化も含まれます。CTO/CIOにITリテラシーが必須であるのと同様に、今ではAIリテラシーも必要です。 本講座では、製造業の企業経営者、マネジャー、IT担当者を対象として、AIの歴史からはじめて、AI技術一般についてMAPやTREEで概観し、いくつかの基礎技術の特徴を述べ、応用例を紹介します。AIリテラシーを高めるコツは、簡単な例(プロトタイプ)でよいから、実際に触ってみる・プログラムしてみることですが、いくつかの技術についてはプログラムコードを示して、その特徴を理解していただきます。 本講座の資料は、これまで関東や関西で好評を博してきた講座内容を製造業向けに再アレンジし、新しい内容を追加したものです。 これまで自社とAIをどう結びつけて考えたらよいか分からず、世間のブームを横目で見ながら悶々としていた方々が、自信を持って一歩踏み出せるような内容にしたいと思っております。 年末も押し迫った開催日になりますが、今年最後の日が新たな発展のきっかけとなるように、皆様の奮ってのご参加をお願いいたします。 なお、必要な方には領収書を発行いたしますので、右欄でのチケット申し込み時に、記載の要領でメールにてお知らせください。【講師紹介】小出誠二:1980年代初頭に、ある重厚長大企業にてAI技術開発に参入。以来、エキスパートシステム開発、知能ロボット研究、エージェント研究、オントロジー開発、セマンティックウェブ研究、OWL推論エンジン開発、リンクト・オープン・データ開発に取り組んできた。最近は、自動車内でのファミリー向けガイダンスシステム開発や自動運転システム開発に携わっている。「Webをグローバルなデータ空間にする仕組みLinked Data」共訳、電子書籍「Common Lisp と 人工知能プログラミング」著者。研究業績は http://researchmap.jp/seijikoide/ を参照のこと。彼のブログは http:/blog.livedoor.jp/s-koide/ を参照のこと。人工知能学会会員、オントロノミー合同会社代表、特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事、国立情報学研究所特任研究員、博士(情報学)