磯野真穂 他者と生きる 刊行記念トーク 聞き手 鳥羽和久 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-06-24T17:29:00+09:00 Peatix とらきつね 磯野真穂 他者と生きる 刊行記念トーク 聞き手 鳥羽和久 tag:peatix.com,2022:event-3254245 2022-06-16T19:30:00JST 2022-06-16T19:30:00JST 人類学者、磯野真穂さんの新刊「他者と生きる」が今年の1月に集英社新書より刊行となりました。著者の磯野さんを福岡、とらきつねにお迎えし、刊行記念トークを開催させていただきます。会場とアーカイブのいずれかでご参加いただけます。(会場参加の方はアーカイブもご覧いただけます。)生の手ざわりを求めて――。“正しさ”は病いを治せるか?“自分らしさ”はあなたを救うか?不調の始まる前から病気の事前予測を可能にし、予防的介入に価値を与える統計学的人間観。「自分らしさ」礼賛の素地となる個人主義的人間観。現代を特徴づける一見有用なこの二つの人間観は、裏で手を携えながら、関係を持つことではじめて生まれる自他の感覚、すなわち「生の手ざわり」から私たちを遠ざける。病いを抱える人々と医療者への聞き取り、臨床の参与観察、人類学の知見をもとに、今を捉えるための三つ目の人間観として関係論的人間観を加えた。現代社会を生きる人間のあり方を根源から問う一冊。「他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学」聞き手はとらきつね主宰の鳥羽和久。昨年開催された、磯野真穂×鳥羽和久によるトークには本当に多くの方のご参加により、好評をいただきました。https://www.youtube.com/watch?v=DHjsAF2_zSk本を読んでいただいた上でご参加いただいた方がより深く楽しめるかとは思いますが、読む前の方のご参加も歓迎いたします。★磯野真穂 プロフィール 人類学者。専門は文化人類学・医療人類学。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。身体と社会の繋がりを考えるメディア「からだのシューレ」にてワークショップ、読書会、新しい学びの可能性を探るメディア「FILTR」にて人類学のオンライン講座を開講。著書に『他者と生きるーリスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社新書)『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。(オフィシャルサイト:www.mahoisono.com / Blog: http://blog.mahoisono.com) ★鳥羽和久 プロフィール 教育者、作家。専門は日本文学、精神分析。修士(文学)。大学院在学中に学習塾を開業。 現在は株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、150人余りの小中高生の学習指導に携わる。無時間割授業、中学生向けの国語塾、高校生の哲学対話など、福岡市内の小中高生向けに特色ある授業を開講。著書に『おやときどきこども』(ナナロク社)、『増補版 親子の手帖』(鳥影社)など。連載に西日本新聞「こども歳時記」、筑摩書房(webちくま)「十代を生き延びる 安心な僕らのレジスタンス」など。朝日新聞EduA教育相談員。(唐人町寺子屋ホームページ:http://tojinmachiterakoya.com/ 寺子屋ブログ:https://terakoyant.exblog.jp/)