みんなで読む哲学入門:アダム・スミス『道徳感情論』第6部 #2 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-06-20T22:02:42+09:00 Peatix 鈴木幹雄 みんなで読む哲学入門:アダム・スミス『道徳感情論』第6部 #2 tag:peatix.com,2022:event-3242065 2022-05-17T19:00:00JST 2022-05-17T19:00:00JST 「みんなで読む哲学入門」では西洋近代哲学の古典をとりあげ、上野大樹先生(政治思想史専門)と一緒に、入手しやすい文庫本中心に読み進めています。2022年4月からはアダム・スミス『道徳感情論』の第6部を先生と一緒に読みます。※邦訳は岩波文庫(下巻)、日経BP版、 講談社学術文庫のいずれでも可。========================================2022年度「長編古典の一部を熟読する」 これまで当ゼミナールでは、近現代ヨーロッパの政治哲学にかんする古典を輪読してきました。2018年度にはユダヤ人問題や全体主義に近代的な啓蒙思想の隘路を見たアーレントの諸論考を読み進め、2019年度にはそこから遡って啓蒙思想のエッセイ風スタイルの著作を、イギリス・フランス・ドイツの国境をまたいで旅するように眺めてきました。2020年度からは長めのテクストと格闘してきましたが、今回も長編古典にチャレンジします。ただ、いきなり全部を読むのは大変なので、その一部を取り出して解説をくわえながら読んでいくことにします。各クール一冊を選び時間をかけて読み進めていくことで、現代世界のあり方や未来像について、その思想的な基盤にまで遡って考えていくことができたらと思いま す。 4月からは、2020年度秋、2021年度夏に引き続いてアダム・スミス『道徳感情論』の一部にチャレンジします。昨年読んだ『国富論』 はもちろんのこと、2020年度冬の輪読文献ルソー『 人間不平等起源論』とも関係の深い社会哲学の古典です。今回は教育思想や倫理学とも関係の深い「第6部」を取り上げます。本書の全体像を適宜解説しつつ該当部分を読み進めていくので、それ以前の箇所を読んでおく必要はありません。また、事前に各回の指定範囲を読んでおくことが望ましいですが、未読の方でも参加可能です。(上野大樹・記)========================================■ 指定範囲・第1回(4/26) 序論、第1篇、第2篇第1章 [岩波文庫(下) 93〜129ページ] (日経BP訳 455~490ページ)・第2回(5/17) 第2篇第2章~3章 [岩波文庫(下) 130〜152ページ] (日経BP訳 491~508ページ)・第3回(6/7) 第3篇 VI.iii.1~32 [岩波文庫(下) 152〜193ページ] (日経BP訳 511~539ページ)・第4回(6/28) 第3篇 VI.iii.33~第6部結論 [岩波文庫(下) 193〜218ページ] (日経BP訳 539~558ページ)これまでの授業の様子はブログの授業ノートなどをご参照ください。どのような話題が登場したのか雰囲気がお伝えできれば。ブログ「みんなで読む哲学入門」◎日時:2022年4月26日(火)、5月17日(火)、6月7日(火)、6月28日(火)(全4回)◎場所:オンライン会議アプリ「Zoom(ズーム)」 を使用したオンラインゼミナール◎参加費:大人4,500円(残3回)、学生3,000円(残3回) 1回のみ参加の場合は、大人2,000円、学生1,500円※ 連続した内容の講座となるため、 なるべくまとめてのチケット購入を推奨します。◎オンライン会議室ご招待状:チケットをご購入された方に、 事務局からご案内致します。※開催当日前日までにZoom招待状が届かない場合、お手数ですがobenkyoinfo@gmail.comにお問い合わせ下さい。◎Peatixチケット購入締切: 当日18時まで販売しております。◎Peatixチケットキャンセル: チケット購入後はお支払い方法により返金手数料が発生します。 クレジットカード決済の場合、返金手数料はかかりません。なお、クレジットカード決済のキャンセル締切は開催日当日18時までです。◎簡単なアンケートがございますので、ご記入いただければ助かります。◎本イベントの様子は記録用に録画を行うことがあります。この録画内容は「みんなで読む哲学入門」のWebサイトやSNS等の広報に用いられる場合があります。予めご了承ください。なお、ご要望に応じて受講者のお名前や顔が映像に出ないように配慮しますので、その点ご安心ください。[講師紹介]上野 大樹(うえの・ひろき)慶應義塾大学SFC研究所上席所員・経済学部及び通信教育学部非常勤講師。思想史家。一橋大学及び立正大学でも社会思想史やヨーロッパ社会文化論の講義を担当。京都大学大学院人間・ 環境学研究科博士後期課程修了。2014年、博士号を取得(京都大学)。 日本学術振興会特別研究員DC、同特別研究員PD、一橋大学社会学研究科研究員を経て現職。2019年にEast Asian Intellectual History Networkを創設、2019年から20年までInternational Adam Smith Society国際年次大会組織委員、2019年からフランス西ブルターニュ大学GIS Sociabilitésプロジェクト(EUマリー・キュリー基金)及びDIGITENS百科事典プロジェクト・メンバー。近著に、Annick Cossic & Emrys Jones (eds), La Représentation et la réinvention des espaces de sociabilité au cours du long XVIIIe siècle, (Editions Le Manuscrit); Michael Schefczyk and Christoph Schmidt-Petri (eds), Utility, Progress, and Technology, (KIT Scientific Publishing, 2021); “Virtues for Spectators and for Actors: Adam Smith on the amiable and respectable virtues and ‘an assembly of strangers’”, The Adam Smith Review, 14 (accepted, forthcoming).