FASHION REVOLUTION WEEK 2022 服を長く愛するために #LovedClothesLast | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-05-24T18:03:19+09:00 Peatix 一般社団法人unisteps FASHION REVOLUTION WEEK 2022 服を長く愛するために #LovedClothesLast tag:peatix.com,2022:event-3219691 2022-04-24T10:30:00JST 2022-04-24T10:30:00JST FASHION REVOLUTION WEEK 2022 服を長く愛するために #LovedClothesLast私たちをワクワクさせたり、少し気分を上げてくれたりするファッション。でもその生産過程や廃棄の現場では、自然環境や関わる人々に大きな負担をかけてしまっているのも事実です。その理由のひとつに、服の消費サイクルが加速していることが挙げられます。低価格化やセールの常態化によって、服が買いやすく、手放しやすいものになっているのかもしれません。問題を解決するには、1着1着を透明性が高く負荷のかからない方法で作ることと同時に、そもそも作る量を減らし、ファッションをそれぞれの形で楽しむ一人一人が、出会った質の高い1着を今までよりも長い期間着続けることが効果的です。生産量が減ることで注ぎ込まれる資源も減り、積み上がる廃棄の山も小さくなっていきます。もちろん、飽きてしまったりシミがついてしまったりと、服には精神的・物理的な寿命があります。その寿命を技術やクリエイティビティの力で伸ばすのが、お直しやリメイク。服を長く愛するということは、実は確固たる、むしろラディカルでさえある、私たちの意思表示なのです。今年のFASHION REVOLUTION JAPANのイベントテーマは「服を長く愛するために #LovedClothesLast」です。テーマに沿った4つのトークセッションをお届けます。各回40分。ファシリテーターはFASHION REVOLUTIONプロデューサー鎌田安里紗が務めます。トークセッションへの参加は無料になります。当日の観覧席は20名を予定しております。アーカイブ動画は4月29日頃配信予定です。メールにてアーカイブ動画のURLを送らせていただきます。閲覧期間は1ヶ月程度を予定しております。 TALK SESSION 11:30〜 TALK 1「衣服とロングライフデザイン」2000年以降、衣服の生産量は倍増し、低価格が進んでいます。それに伴い、衣服の購入量は増加し、買ってから手放すまでの期間が短くなっているというデータもあります。世界各国で廃棄衣料の行き先が問題となる中、改めて、長く愛される服とは何か、服を長く大切にするために何ができるのか、「ロングライフデザイン」を提唱するD&DEPARTMENTの重松さんと、「一点もの」の衣服がもたらす喜びについて探究するYUIMA NAKAZATOの中里さんと共に考えます。登壇者:重松久惠(D&DEPARTMENT 商品開発コーディネーター)/ 中里唯馬(YUIMA NAKAZATO ファッションデザイナー)13:00〜 TALK 2「染め直しの歴史と可能性」 ジャパンブルーとも言われる藍色。藍染は世界各地に存在する技術ですが、日本における藍染は徳島と深い関わりを持ちます。その徳島で藍を種から育て、染めまでのプロセスを一貫して行うWatanabe’sの渡邉さん、そして渡邉さんと連携してプロダクトの染め直しサービスを開始したAllbirdsの蓑輪さんをゲストにお迎えし、藍染の魅力、染め直しの歴史、そしてこれからの染めの可能性についてお話を伺います。登壇者:蓑輪光浩(オールバーズ合同会社  マーケティング本部長)/ 渡邉健太(Watanabeʼs 藍師・染師)15:00〜 TALK 3「服を長く愛するために-お直しの可能性-」今年のFASHION REVOLUTIONのテーマは「服を長く愛するために」。どれだけ気に入っていた服でも、飽きてしまったり、汚れてしまったり、愛情が落ちてしまうのは当然のことです。衣服は一般的に、物理的耐久性より情緒的耐久性が短いと言われています。つまり、まだ着られる服だけれども、着たい気持ちが落ちてしまう。お直しは、その課題を乗り越えることができるソリューションかもしれません。汚れやほつれを直したり、サイズを変更したり、シルエットやデザインをあらたにしたり。そんなお直しの可能性をSARTOの檀さんと、SARTOでお直しを実際に体験して頂いた塩谷さんに語って頂きます。登壇者:檀 正也(サルト株式会社 / 代表取締役社長) / 塩谷 舞(文筆家)17:00〜 TALK 4「衣服が捨てられない社会をつくるには」プレコンシューマーウェイストと呼ばれる、企業が生産し、お客さんの手に渡る前に廃棄される衣服、ポストコンシューマーウェイストと呼ばれる、一度お客さんの手に渡り、着用されたあとに廃棄される衣服、そのどちらもが問題視されています。生産過程でも膨大なエネルギーを使用するファッション産業において、一度作られた服がゴミとならないために、まだまだできることがあるはずです。二次流通のインフラを構築されているメルカリの上村さんと、衣服の回収/再資源化の仕組みづくりを始められている豊島の八木さんとともに、企業・消費者(生活者)・行政がそれぞれ出来ることを考えます。登壇者:上村一斗(株式会社メルカリ Community Marketingマネージャー)/ 八木修介(豊島株式会社 営業企画室)登壇者紹介重松久惠(D&DEPARTMENT 商品開発コーディネーター)ファッション雑誌の編集者を経て、デザインプロデュース会社やファッションデザイン事務所にてデザインマネージメントの仕事の経験を積む。2007年より起業し、ブランドの立ち上げや商品開発など、様々なプロジェクトに参加。2015年に中小企業診断士の資格を取得し、公的支援機関などのアドバイザーとして、商品開発や販路開拓、新規事業の立上げを中心に中小企業の支援を行っている。また、D&DEPARTMENTにおいては、2014年より日本全国の生地産地に残っている生地見本や残布を活用するFROM LIFESTOCKプロジェクトや染めて着つづけるd&RE WEARプロジェクトなどを立ち上げ、担当している。東洋大学大学院非常勤講師。中里唯馬(YUIMA NAKAZATO ファッションデザイナー)1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業。2015年に「株式会社YUIMA NAKAZATO」を設立。2016年7月にはパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、コレクションを発表。その後も継続的にパリでコレクションを発表し、テクノロジーとクラフトマンシップを融合させたものづくりを提案している。また自らが発起人となり、2021年7月より、未来を担う次世代のクリエイターのためのFASHION FRONTIER PROGRAMを創設。オートクチュール・ファッションウィークを通じて最先端のファッションを提案しながら、社会的課題にも取り組む。蓑輪光浩(オールバーズ合同会社  マーケティング本部長)1997年NIKE JAPAN入社。ワールドカップ、箱根駅伝、NIKEiDをはじめとしたマーケティングに携わる。2008年にNIKE EUROPE赴任。2011年よりユニクロにて、錦織圭らトップアスリート契約、PR広告戦略、商品開発に携わる。2016年よりレッドブル入社しフィールド・マーケティングを統括。2018年にビル&メリンダ・ゲイツ財団 東京オリンピック プロジェクトマネージャー就任。2019年より現職。渡邉健太(Watanabeʼs 藍師・染師)山形県出身。 阿波藍の産地として知られる徳島県上板町を拠点に藍の栽培、染料となる蒅(すくも)造り、染色、製作を一貫して行う。 古き良き日本の伝統を残しつつ、新たな機軸で藍を伝えるべく、国内外で幅広く活動を行う。 堆肥造り、土造り、種まき、育苗、栽培、蒅造り、染色液の仕込み… Watanabe’sの藍色は、関わる全ての方々と全ての過程に想いをもって取り組んだ結果の副産物である。暮らしに寄り添う色として、人々の生活に馴染んでいくものづくりを考える。檀 正也(サルト株式会社 / 代表取締役社長)サルト株式会社代表。アパレル輸入販売会社と洋服お直し会社で営業を経験した後、独立。2000年福岡県福岡市に有限会社サルト設立。2007年サルト株式会社へ組織変更し、2009年サルト銀座店オープン、工房兼事務所を移転し、現在に至る。世界中の展示会やブランドの工場を視察し、洋服の構造を研究。カウンター越しの接客ではなく、くつろげる空間でフィッターが採寸と提案をするスタイルで、現在、世界中に顧客を抱えている。塩谷 舞(文筆家)1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジンSHAKE ART!を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。オピニオンメディアmilieuを自主運営。note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。著書に『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)上村一斗(株式会社メルカリ Community Marketingマネージャー)2016年1月にメルカリに新規サービスのCSチーム立ち上げ担当としてJoin。 その後、CSメンバーの採用・育成を担当する部門のマネージャーを経て、2019年7月にイベント等を通じてお客さまとの接点を直接持つCommunityチームやBrandingチームを新たに立ち上げ、マネージャーとして従事。現在はブランドコミュニケーション担当として様々なプロジェクトを推進。八木修介(豊島株式会社 営業企画室)豊島株式会社営業企画室所属、オーガビッツメンバー。1992年生まれ、神奈川県川崎市出身。慶應義塾大学文学部を卒業後2015年に豊島㈱に入社。人事部での新卒採用担当、ワーキングユニフォームの営業を経て現職。 オーガビッツをはじめ、トレーサブルオーガニックコットンのトゥルーコットンなど、豊島のサステナブル素材営業を主に担当。鎌田安里紗(FASHION REVOLUTION JAPAN プロデューサー) 多様性のある健康的なファッション産業に」をビジョンに掲げる一般社団法人unisteps共同代表。衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開し、種から綿を育てて服をつくるプロジェクト「服のたね」、衣食住やものづくりについて探究するオンラインコミュニティ「Little Life Lab」などを主宰。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。今年のFASHION REVOLUTIONのイベントはトークだけではありません。実際に会場で参加できるイベントも開始します。詳しくは、FASHION REVOLUTION JAPANのホームページをご覧ください。 https://www.fashionrevolution.org/asia/japan/ < 開催概要>イベント名:FASHION REVOLUTION 2022 服を長く愛するために #LovedClothesLast開催日時:2022 年4月21 日(木)- 24 日(日) 4日間aiiima 11:00-19:00 8/COURT 10:30-18:00開催場所:渋谷ヒカリエ8F aiiimaおよび COURT( 24 日のみ)協賛:オールバーズ合同会社 / サルト株式会社 / 豊島株式会社