【人類学サロン vol.1】マルチスピーシーズ人類学と“人間以上”という視点(田代周平・牛丸維人・小澤茉莉) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-05-06T15:29:17+09:00 Peatix あいだの探索・実践ラボ 【人類学サロン vol.1】マルチスピーシーズ人類学と“人間以上”という視点(田代周平・牛丸維人・小澤茉莉) tag:peatix.com,2022:event-3207166 2022-04-28T18:30:00JST 2022-04-28T18:30:00JST 本イベントは「人類学サロン」のイベントになります。あいだラボおよび人類学サロンについてはこちら↓https://aida-lab.ecologicalmemes.meーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【人類学サロン vol.1】マルチスピーシーズ人類学と“人間以上”という視点(田代周平・牛丸維人・小澤茉莉)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー人間の文化を研究してきた人類学は、大きな転換期を迎えています。これまでページの隅に留まっていた人間以外の存在が、「人間的なるもの」を構成する主体として出現し始めたのです。複数の種を扱う人類学とはどのようなものなのか。本セッションでは、人類学の系譜や国内外の取り組みを手がかりに、過去数十年間のマルチスピーシーズ民族誌の基礎や課題に光を当てることで、「more-than-human(人間以上)」の諸世界を理解するための視点やキーワードを再考します。リーディング:・奥野克己「人新世の時代におけるマルチスピーシーズ民族誌と環境人文学」・ティム・インゴルド『人類学とは何か』第1章「他者を真剣に受け取ること」、第4章「社会的なるものを再考する」*事前リーディングをお読みになった上でご参加ください。*お時間のある方は、人類学者アナ・ツィンらが共同で構築したインタラクティブ・データベース「Feral Atlas: The More-Than-Human Anthropocene」もぜひご覧になってみてください。*奥野さんのテクストはこちらからもお読みになれますが、今後のセッションのためにも書籍をご購入されることをお勧めします(リーディングは「序論」のみ)。*インゴルドの書籍は各自でご用意ください(購入する、図書館で借りる)。それが難しい方には英語PDFまたは日本語スキャンをお渡ししますので、shuhei@ecologicalmemes.meまでお問い合わせください。*上記の必須リーディングの他に、任意のリーディングを紹介しています。詳しくは下記のリストをご参照ください。*本サロンは継続的な参加を前提としています。<開催概要>日程:2022年4月28日(木)18:30 - 20:30会場:オンライン(zoom)参加費:・ラボメンバ:無料・一般参加:1000円参加方法:peatixイベントページよりお申込ください※ラボメンバも申込をお願いします※ラボメンバは後日視聴も可能です※あいだラボメンバーシップの登録は↓↓↓からhttps://aida-lab.ecologicalmemes.me<ナビゲータープロフィール>・田代 周平 Shuhei Tashiro(ハイデルベルク大学人類学・越境文化学修士課程、Ecological Memes共同代表)ハイデルベルク大学、人類学・越境文化学(Transcultural Studies)修士課程。16歳のときに国際的な教育を求め日本の高校を中退、奨学生として香港に渡航し United World College にて国際バカロレアを取得。その後ユトレヒト大学のリベラルアーツプログラムを通じ、学際的な教育を受ける(専攻は人類学・社会学・哲学)。ポルトガルの有機農家でのボランティアや通訳としての地球一周などを経て、現在はハイデルベルク大学の人類学・越境文化学の修士課程に在学中。研究テーマとして、環境人文学やインテレクチュアル・ヒストリーなどを学際的に横断しながら、人新世における人間と人間以外の存在の関係性をグローバルな視点で探究している(修論のテーマは海女文化)。また研究活動の傍ら、一般社団法人 Ecological Memes の共同代表としてディレクションやライティングを手がけたり、国際海洋環境NGO Sustainable Ocean Alliance 日本チャプターの旗振り役として若者の海洋活動をアシストしたりしている。日常のくらしのなかで自給自足を実験するのが好き。ダイバー。個人のnoteでエッセイや記事を執筆中:https://note.com/shutash・牛丸 維人 Masato Ushimaru(オーフス大学映像・マルチモーダル人類学修士課程)リクルートにて大規模メディア・SaaSの事業企画、営業戦略、調査プロジェクトを担当。現在はケア、身体性、感覚、科学技術論の交差点で映像人類学的研究に従事。フィリピン北部地域の視覚障害者によるマッサージ実践をフィールドとしている。その他、日本企業とともにエスノグラフィ等の定性調査手法を用いた新規事業開発やリサーチ、ビジュアルデザインを活用した制作プロジェクト、執筆などの活動を展開。・小澤 茉莉 Mari Kozawa(東京工業大学環境・社会理工学院修士課程、一般社団法人TSUNAGU 理事)日本文化とサステナビリティの探究を軸にパラレルに活動。TSUNAGUでは、これまで日本の伝統文化とエシカルファッションに関する商品開発やワークショップ等を実施。昨年からはインナーサステナビリティをテーマに、「TSUNAGU FASHION LABORATORY」がスタートし、その運営メンバーとして活動。また、個人としてウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」や紙媒体などで執筆している。現在大学院で文化人類学の視点からシルクをテーマに人間・生物・科学技術の関係を探求中。<任意リーディングリスト>下記のテクスト・資料をお読みの上でご参加いただくと、より本セッションをお楽しみいただけます。[日本語]・奥野克巳、近藤祉秋、ナターシャ・ファイン 編『モア・ザン・ヒューマン──マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』他章・ティム・インゴルド『人類学とは何か』他章・アナ・ツィン『マツタケ──不確定な時代を生きる術』・レーン・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』・近藤祉秋、吉田真理子 編『食う、食われる、食いあう──マルチスピーシーズ民族誌の思考』・エドゥアルド・コーン『森は考える』・マルチスピーシーズ人類学研究会 YouTube[英語]・Tim Ingold. 2000. The Perception of the Environment: Essays on Livelihood, Dwelling and Skill. ・Marianne Lien. 2015. Becoming Salmon: Aquaculture and the Domestication of a Fish.・Donna Haraway. 2016. Staying with the Trouble: Making Kin in the Chthulucene.・Heather Anne Swanson, Marianne Elisabeth Lien, Gro B. Ween, eds. 2018. Domestication Gone Wild: Politics and Practices of Multispecies Relations.・Stefan Helmreich. 2009. Alien Ocean: Anthropological Voyages in Microbial Seas.・Duke University Press. Environmental Humanities.(一般公開されているジャーナル)・The Society for Cultural Anthropology. Multispecies Care in the Sixth Extinction (Editors' Forum).・Feral Atlas: The More-Than-Human Anthropocene.(ウェブサイト)・The Multispecies Salon.(ウェブサイト)など【あいだの探索・実践ラボについて】あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。https://aida-lab.ecologicalmemes.me【一般社団法人 Ecological Memesについて】エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/ Updates tag:peatix.com,2022-04-03 11:44:47 2022-04-03 11:44:47 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1198994