【アーカイブ配信】出版記念・増補改訂版「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいシティポップ 〜」 講師:柴崎 祐二  ゲスト:長谷川 陽平 モーリッツ・ソメ 加藤 賢 モデレータ:岸野 雄一 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-11-30T23:59:32+09:00 Peatix 美学校 【アーカイブ配信】出版記念・増補改訂版「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいシティポップ 〜」 講師:柴崎 祐二  ゲスト:長谷川 陽平 モーリッツ・ソメ 加藤 賢 モデレータ:岸野 雄一 tag:peatix.com,2022:event-3202081 2022-04-24T19:00:00JST 2022-04-24T19:00:00JST 4月21日に発売されました柴崎 祐二編著の新刊『シティポップとは何か』 昨年の1月に行われた本講座が発祥となり、今回の刊行に結びつきました。これを記念して本講座の増補改訂版として「ゼロから聴きたいシティポップ」お届けいたします。 ※柴崎さんによる楽曲リスト付き、前回のシティポップ講座もご視聴いただけます! 放送時間:4時間23分 ゼロから聴きたいシティポップ:講師-柴崎 祐二より ーーーーーーーーーーーーーーーー ここ数年、いや増して目にする/耳にする機会の多くなった音楽ジャンル<シティポップ>。元来「ドメスティック」な存在であったはずのこの日本産ポップ・ミュージックが、昨今では海外の音楽リスナーから熱い注目を受けているという事実も、多くのメディアで取り上げられるようになっています。 例えば、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、角松敏生……それらシンボリックなアーティスト達によるオリジナル・シティポップへの再評価が盛り上がる一方、この10年ほど、若手現行アーティストの作り出す音楽の一部へ、新たにシティポップの名を与えて評価しようとする趨勢も続いてきました。また、シティポップという呼称が発祥する以前の都会的な日本産音楽を、遡及的にシティポップと名指し、評価/消費する傾向も増してきています。このように、厳密なジャンル用語としてでなく、ある特定の「ムード」として把握されがちな<シティポップ>というのは、改めていったいどんな音楽(文化)なのか。それはどこからやってきたのか。どのように発展/拡散をとげ、現在のような状況を準備するに至ったのか。そして、これからどこへ向かうのか。 一口に「主に80年代の日本で作り出された都会的ポップミュージック」と理解するだけでは足りないこのシティポップ(文化)を、音楽的な面、歴史/社会的な面、業界構造や受容意識の変遷から眺め直し、より深く鑑賞/理解するための道筋を探ります。 講義内容(予定) ーーーーーーーーーーーーーーーー・シティポップのあらまし・黄金期としての1980年代:明示される「ライフスタイル」・デジタル化と他ジャンルの侵入・衰退とバックグラウンド化・「シティ感覚」の相対化とリバイバルの端緒・「編纂」されるシティポップのルーツ・はっぴいえんどというナラティブ・脱政治のポリティクス・DJカルチャーとシティポップ・フューチャーファンク・ネオ・シティポップとは何か・海外からの「再発見」・海外「の」シティポップ:「アジア」というスウィートスポット・オブスキュア・シティポップのすすめ・「逃避」を背負わされるシティポップ・シティポップの今後 ゲスト・スピーカーのご紹介  ーーーーーーーーーーーーーーーー現在のシティポップにおける海外からの視点を、スイス・フリブール大学に勤務されているモーリッツ・ソメ氏をお招きして伺います。また氏の論文もご紹介いたします。【ポピュラー音楽のジャンル概念における間メディア性と言説的構築——「ジャパニーズ・シティ・ポップ」を事例に——】/ Intermediality and the discursive construction of popular music genres: the case of ‘Japanese City Pop’通訳は〈書評論文〉「シティ」たらしめるものは何か?:シティ・ポップ研究の現状と展望/〈Review Paper〉What Makes City Pop, City Pop? — The Current State and Prospects of City Pop Studies —が好評の加藤賢氏をお招きいたします。リンクはこちらまた、韓国におけるシティポップの状況や韓国産シティポップの紹介などを長谷川陽平氏をお招きして伺います。海外においてシティポップがどのように受容されているのかを伺える大変貴重な機会となります。※ゲストはスイスや韓国からZOOM参加となり、講義は日本語で行います。ーーーーーーーーーーーーーーーー講 師:柴崎 祐二ゲスト:モーリッツ・ソメ/ Moritz SOMMET    加藤 賢    長谷川 陽平モデレータ:岸野 雄一放送時間:4時間23分形 式:オンライン参加費:一般・アーカイブ受講券・・・1,500円    前回リアルタイム/アーカイブ受講をした方向け・アーカイブ受講券・・・1,000円    2021・22年度美学校生・アーカイブ受講券・・・1,000円※アーカイブ動画ではプレイバックされた楽曲部分はカットや映像の差し替えを行います、予めご了承ください。 アーカイブ動画視聴に関して ーーーーーーーーーーーーーーーーアーカイブお申し込み期間:2022年4月26日〜2022年9月30日視聴期限は2022年10月31日までとなりますのでご注意ください。 講師プロフィール ーーーーーーーーーーーーーーーー柴崎 祐二(しばさき・ゆうじ)1983年埼玉県生まれ。音楽ディレクター、評論家。2006年よりレコード業界にてプロモーションや制作に携わり、多くのアーティストのA&Rを務める。著書に「ミュージック・ゴーズ・オン 最新音楽生活考」(ミュージック・マガジン、2021年)編共著に『オブスキュア・シティポップ・ディスクガイド』(DUブックス、2020年)などがある。Twitter @shibasakiyujiモーリッツ・ソメ(Moritz Sommet)1980年、ドイツ・デュースブルク市生まれ。専門は日本学。2005年から2006年にかけて上智大学比較文化学部へ留学、ケルン大学にて2007年に修士号 (Magister Artium)、2021年に博士号を取得。現在はスイス・フリブールの多言語研究センターに勤務。これまでの研究成果の集大成として、“Mediale Interferenzen: Literatur und Popmusik in Japan (1955-2005)”が2021年に刊行された。この博士論文においては石原慎太郎、五木寛之、町田康、松本隆らを事例に、日本における近現代文学とポピュラー音楽の相互作用についての詳細な分析を行った。シティポップについては、2020年に『阪大音楽学報』第16・17合併号に『ポピュラー音楽のジャンル概念における間メディア性と言説的構築――「ジャパニーズ・シティ・ポップ」を事例に——」』を寄稿、2021年に共著・加藤賢と研究報告書"Japanese City Pop abroad: findings from an online music community survey"をオープンアクセスで発表。加藤 賢(かとう・けん)1993年、愛知県生まれ。ポピュラー音楽研究者。早稲田大学教育学部教育学科卒業、 大阪大学文学研究科博士前期課程修了、 現在は同大学博士後期課程2年。日本学術振興会特別研究員 (DC2)、大阪市立大学都市文化研究センター (UCRC) 研究員。「ポピュラー音楽のジャンル概念における間メディア性と言説的構築——「ジャパニーズ・シティ・ポップ」を事例に——」の翻訳、 およびその書評論文「『シティ』たらしめるものは何か?: シティ・ポップ研究の現状と展望」(いずれも『阪大音楽学報』 第16・17合併号) の執筆を担当。長谷川 陽平(はせがわ・ようへい)中・高卒業後、都内レコード屋でアルバイトをしながら音楽活動とレコード収集を本格的に始める。1995年、韓国の音楽と出会い、レコードを掘りに度々渡韓をし始める。同時に韓国のバンドにもギタリスト/プロデューサーとして参加。今迄に参加したバンドは、トゥゴウン・カムジャ、 デリスパイス、 デヴィルス、キム・チャンワン・バンド等があリ、2005年には 渡韓のきっかけを作った伝説の大韓ロックバンド・サヌリムに参加する。2009年よりチャン・ギハと顔たちに参加、9年間で4枚のアルバムを リリース、セカンドアルバムは韓国大衆音楽賞で4部門受賞を成し遂げる。韓国でのレコード掘りや、バンド活動の様子を収めた著書”大韓ロック探訪記” (大石始:編集 ケイコ・K・オオイシ:写真 DU BOOKS)を2014年に刊行した。2010年頃、バンド活動と並行し本格的にDJを始める。主に60年代サイケデリックや ガレージによるセット、アジア・中東・アフロ等のセットが中心である。近年、自身が過ごしてきた7,80年代の日本の歌謡曲、ファンク、シティポップ、 ライトメロウ等による”Full Of City Pop”セットを韓国各地で展開、 シティポップ・パーティー”From Midnight Tokyo”をソウルの文化中心地・ 弘大(ホンデ)エリアにて月1回・30回以上に及びオーガナイズ、なおも継続中である。2018年よりTiger Disco、Clazziquai ProjectのHoranと共に、日本と韓国の 8,9,00年代の曲をかけまくる”This Is The City Life”パーティーをソウルにて 月1回オーガナイズ、ソウルのクラブ・チャンネル1969の有料観客数動員記録を作り、 一躍話題になる。 アジアでも、シンガポール、マレーシア、台湾等のパーティーにも参加、2015年に 韓国の大規模ロックフェス、2016年には”Boiler Room”でもアジア物オンリーでの セットでDJを行う。馬場正道、VIDEOTAPEMUSIC、本秀康、松永良平、Hide Morimoto、HAPPFAT、 金田康平によるオルガンバーでのパーティー”東西相會”に参加。 2017年、アジア各国で掘り当てた6,70年代の華僑ツイスト〜ゴーゴーのミックス・テープ “GROOVY FLOWERS FROM ASIA”を、韓国のヘリコプターレコーズよりリリースした。岸野 雄一(きしの・ゆういち)音楽家、オーガナイザー、著述家など、多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。東京藝術大学大学院映像専攻、立教大学現代心理学部、広島市立大学芸術学部にて「映画におけるサウンド・デザイン」の教鞭を執る。音楽レーベル運営として“Out One Disc”を主宰し、OORUTAICHIやGangpol&Mitなど個性豊かなアーティストをプロデュース。オーガナイザーとしてはSparks、Max Tundraなどの海外アーティストを招聘。アーティストとしては、音楽劇『正しい数の数え方』が文化庁第19回メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞した。近年では、都内コンビニにDJブースを持ち込んだ『レコードコンビニ』や、盆踊りをアップデートするプロジェクトが話題を呼ぶなど、常に革新的な『場』を創造している。 Updates tag:peatix.com,2022-09-30 19:40:48 2022-09-30 19:40:48 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1270278 Updates tag:peatix.com,2022-09-02 05:46:17 2022-09-02 05:46:17 タイトル は 【アーカイブ配信】出版記念・増補改訂版「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいシティポップ 〜」 講師:柴崎 祐二  ゲスト:長谷川 陽平 モーリッツ・ソメ 加藤 賢 モデレータ:岸野 雄一 に変更されました。 Orig#1256965 Updates tag:peatix.com,2022-04-26 09:49:48 2022-04-26 09:49:48 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1207020 Updates tag:peatix.com,2022-04-25 08:37:23 2022-04-25 08:37:23 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1206628 Updates tag:peatix.com,2022-04-25 08:35:18 2022-04-25 08:35:18 タイトル は 【アーカイブ配信は4/26〜】出版記念・増補改訂版「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいシティポップ 〜」 講師:柴崎 祐二  ゲスト:長谷川 陽平 モーリッツ・ソメ 加藤 賢 モデレータ:岸野 雄一 に変更されました。 Orig#1206626 Updates tag:peatix.com,2022-04-06 02:43:08 2022-04-06 02:43:08 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1199964