鳥丸知子トークイベント『縄文から伝わる織りの原点を訪ねて  “もじる” 〜佐渡島の「せなこうち」を事例に』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-04-24T15:15:43+09:00 Peatix kazsugano 鳥丸知子トークイベント『縄文から伝わる織りの原点を訪ねて  “もじる” 〜佐渡島の「せなこうち」を事例に』 tag:peatix.com,2022:event-3191637 2022-04-16T13:30:00JST 2022-04-16T13:30:00JST テキスタイル研究家・鳥丸知子先生の今年のセミナー開催が決定しました。4月16日(土)、代々木上原・hako galleryで開催します。昨年は先生の福岡のご自宅と会場をつなぐ形のオンラインセミナーでしたが、今年は先生が会場にいらっしゃいます!(もちろん配信もいたします) 長年、ミャオ族の手工芸や装飾の研究をされてきた鳥丸先生ですが、近年は世界のカード織りの研究のため、各地をフィールドワークされてきました。コロナ禍になって海外渡航が難しくなったなか、先生が研究の一環で訪ねたのは、なんと新潟の佐渡島でした。織りの原点ともいえる、稲ワラを「もじって」作られる生活の道具「せなこうち」についてお話しいただきます。会場参加の方には、恒例の楽しいワークショップもあります。展示や懇親会もございますので、足を運ぶことができる方はぜひ会場での参加をお待ちしております。オンライン参加の方にも、ワークショップのレシピはお送りいたしますので、ぜひお楽しみ下さい。 『縄文から伝わる織りの原点を訪ねて“もじる” 〜佐渡島の「せなこうち」を事例に』●テーマについて鳥丸先生より日本各地の縄文遺跡の出土品から、当時の人々は、「もじる」という行為の利便性や生産性をすでに認識していた、ということがわかります。本セミナーでは、古代から現在に至る「もじる」行為から発生した製作技術や産物について、そして、その集大成である、新潟県佐渡島羽茂地区にて、稲ワラを用いて現在も作られている「せなこうち=荷物運搬時に用いる背当て」を事例に、人々の暮らしと物作りの関係についてお話いたします。写真は、伝承者の鰕名(えびな)雪江さんです。(尚、本発表内容は、私の現在の研究テーマである「カード織り技法の発生と展開」の導入部分の一項と位置づけています) ●スケジュール2022年4月16日(土)13:30スタート(13:00より会場受付)1部 13:30〜14:30  「もじる」ワークショップ(簡単な仕組みを体験)2部 14:40〜16:00  スライドトーク & 質疑応答3部 16:10〜 ワークショップの仕上げ&懇親会(懇親会は自由参加、別料金になります)※オンライン配信は、2部のみになります。14:20くらいから入室いただけます(オンライン参加者にも織り方のレシピはお送りします)。 会場参加費 2,500円(1部ワークショップ&2部トーク、お茶付き) *作ったものはお持ち帰りいただけます。懇親会 1,500円(軽食をご用意いたします)オンライン参加費 1,700円(2部のスライドトークのみの配信)*配信は、zoomウェビナーで行います。zoomのインストールをお願いします。(スマートフォン、タブレット、PCで参加できますが、Wifi環境の良い場所での参加をお願いします)*アーカイブは、開催後お申し込みの方全員にお送りいたします(編集に数日お時間をいただきます)。 【鳥丸知子プロフィール】1969年福岡県生まれ。中国紡織大学(現・東華大学)にて中国紡織技術史専攻。2004年工学博士取得。民間に現存する染織技術の現地調査を世界各地で行うとともに、国内外において織物製作の指導に従事。中国貴州省・苗族の染織技法に関する著書に『布に踊る人の手』『One Needle, One Thread』『ミャオ族の民族衣装』。現在、中国・北京服装学院大学客員教授、福岡地区職業訓練協会、九州栄養福祉大学、法政大学大学院にて非常勤講師として勤務。★新型コロナウィルスの状況によって、プログラムが変わる可能性がございます。あらかじめご了承ください。