【3/26 無料入場券】アジール・フロッタン復活展 連続シンポジウム トークイベント3 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-04-25T17:34:30+09:00 Peatix かがみ 【3/26 無料入場券】アジール・フロッタン復活展 連続シンポジウム トークイベント3 tag:peatix.com,2022:event-3190911 2022-03-26T16:00:00JST 2022-03-26T16:00:00JST ■アジール・フロッタン復活展ご来場者様にご参加いただけるトークイベントのご案内■ 【開催日時】3/26(土) 16:00-17:30 【会場】京都市京セラ美術館 地下講演室※アジール・フロッタン復活展会場:京都市京セラ美術館 光の広間【料金】トークイベント:無料※アジール・フロッタン復活展入場料:100円(復活展入場料のお支払いは現地にてお願い致します。)【ご参加可能人数】100名【モデレーター】竹山聖(建築家・京都大学名誉教授) 【登壇者】青木淳(建築家・東京藝術大学教授) 團紀彦(建築家・青山学院大学教授) 【テーマ】ル・コルビュジエと日本建築の現在 ■アジール・フロッタン復活展とは■  アジール・フロッタンとは1929年に、ル・コルビュジエが救世軍の依頼に よりリノベーションした船「ルイーズ・カトリーヌ号」の通称(浮かぶ避難所) です。パリ市内に石炭を運搬するために1919年につくられたコンクリートの 箱船で、その船を救世軍が買いとり、第一次世界大戦の影響によりパリ市内 に多くいた難民を収容する目的で避難所へとリノベーションしたものです。 当時、コルビュジエの元に弟子入りしていた日本人建築家・前川國男がこの プロジェクトを担当し1929年に完成させています。  浮かぶ避難所は、その後セーヌ川に100年近く浮かび続けてきましたが、 2000年ごろには避難所として運用されなくなりました。2006年からパリの 有志5人により、アジール・フロッタンを後世に引き継ぐため、救世軍から船を 買取り補修工事が行なわれてきました。2018年には再び内部を見ることが 可能となる予定のもと、2018年秋に船内で日本人建築家展を開催する企画 を2017年から進めていました。しかし、2018年2月、セーヌ川が増水したこと によるアクシデントにより、アジール・フロッタンが水面下に呑み込まれてしま いました。(この実現できなかった展覧会は、オルレアンとパリ、そして神戸と 横浜において開催することができました)  この窮地を救うため、日本建築設計学会では前川國男が設計した縁のある 国際文化会館からの助成を受け、2019年3月からアジール・フロッタン復活 プロジェクトをスタートさせました。途上、フランスにおける黄色いベスト運動 や新型コロナウイルスの蔓延による中断、縦割り行政による工事許可の遅延 など様々な障壁に見舞われました。しかし、アジール・フロッタンは2020年 10月19日に無事浮上。水没から2年8ヶ月水中にありましたが、セーヌ川左岸 に再びその勇姿を奇蹟のように現したのです。  本展覧会は、このようなアジール・フロッタン復活への取り組みと、100年に およびセーヌ川に浮かんできたコンクリート船の歴史を紹介するものです。 遠藤秀平建築家、神戸大学名誉教授、一般社団法人日本建築設計学会副会長、本展プロデューサー◆【一般社団法人日本建築設計学会ホームページはこちら】◆