オープンラボ『かめのま』高瀬川ツアー+トーク/ゲスト:竹門康弘(河川生態学者・京の川の恵みを活かす会代表・京都大学防災研究所水資源環境研究センター 社会・生態環境研究領域 准教授) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-04-17T15:01:57+09:00 Peatix 一般社団法人HAPS オープンラボ『かめのま』高瀬川ツアー+トーク/ゲスト:竹門康弘(河川生態学者・京の川の恵みを活かす会代表・京都大学防災研究所水資源環境研究センター 社会・生態環境研究領域 准教授) tag:peatix.com,2022:event-3179332 2022-03-18T13:00:00JST 2022-03-18T13:00:00JST 京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業 |前田耕平「オープンラボ『かめのま』」高瀬川ツアー+トーク④ ゲスト:竹門康弘(河川生態学者・京の川の恵みを活かす会代表・京都大学 防災研究所水資源環境研究センター 社会・生態環境研究領域 准 教授)本ツアーは2021年度「京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業」の一環で開催する、アーティストの前田耕平による「オープンラボ『かめのま』」のプログラムとして実施いたします。「オープンラボ『かめのま』」の詳細や、会期中に実施する他のプログラムについては、HAPSのウェブサイトをご確認ください。・・・・
【概要】日時:2022年3月18日(金)13:00〜15:00集合場所:高瀬川・四季AIR(〒600-8024 京都府京都市下京区天満町456-27)解散場所:高瀬川・四季AIR持ち物:ノートやスケッチブック、筆記用具(色鉛筆など)をご持参ください。集合場所より高瀬川沿いを歩くツアー(1時間程度)を行ったあとに、解散場所付近でトーク(1時間程度)があり、現地解散となります。イベントの参加にあたって以下の点にご留意ください。1. 感染症対策のため、ツアー当日に咳、のどの痛み、熱のある方はご参加をご遠慮ください。また当日に検温と消毒のご協力をいただきます。2.歩きやすい格好でお越しいただき、水分補給などは各自行ってください。3. ツアーやトークの映像、写真、音声は記録し、HAPS HOUSEで開催中の「オープンラボ『かめのま』」やHAPSの事業報告書、HAPSやアーティストのウェブサイト等で使用する可能性があります。記録の使用について気になる方は当日スタッフまでお声がけください。4. 小雨決行。天候による中止の場合は、当日の10時までにPeatixよりご連絡します。
【ゲストプロフィール】竹門康弘(たけもん やすひろ/河川生態学者・京の川の恵みを活かす会代表・京都大学 防災研究所水資源環境研究センター 社会・生態環境研究領域 准 教授)【プロフィール】 昭和32年12月4日東京生まれ。故郷の川は多摩川。築地魚河岸で仕出し屋だった祖父から魚の目利きと包丁捌きを、釣りキチの父から竿捌きを、秋田生まれの母から山菜採りを学んだ。子供の頃に植物分類学者を志したが、水生昆虫に出会い京大で河川生態学を学んだ。現在は、京都大学防災研究所で、河川に棲む水生昆虫や魚類の生態学的研究や、河川に生息場を形成・維持するための工学的研究を行っている。趣味は磯釣りと山菜採り。【学歴・学位】都立西高等学校卒業、京都大学農学部農業工学科卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程修了・理学博士【職歴】大阪府立大学総合科学部助手、講師、助教授、京都大学防災研究所水資源環境研究センター助教授を歴任。現在現在同准教授。【職歴・社会活動】 応用生態工学会誌編集委員長、同普及連携委員長、日本生態学会、日本生態学会生態系管理専門委員長などを歴任。現在、淀川水系流域委員会副委員長、深泥池水生生物研究会世話人、京の川の恵みを活かす会代表【専門分野】 動物生態学、河川生態学、応用生態工学【主要著書】 『棲み場所の生態学』平凡社1995、『渓流生態砂防学』東京大学出版会1999、『水産海洋ハンドブック』生物研究社2004、『日本産水生昆虫 科・属・種への検索』東海大学出版会2005、2018、『深泥池の自然と暮らしー生態系管理をめざしてー』サンライズ出版2008、『ダムと環境の科学Ⅰ-ダム下流生態系-』京都大学学術出版会2009、『図説日本の河川』朝倉書店2010、『自然再生ハンドブック』地人書館2010、『京都府レッドデータブック1 野生動物編』京都府自然環境保全課2015、 『土木計画学ハンドブック』コロナ社2017、『京都を学ぶ【南山城編】-文化資源を発掘する-』ナカニシヤ出版2018、など ・・・・
【「オープンラボ『かめのま』」概要】京都・高瀬川を起点に、アーティストの前田耕平が「共に生きる」あり方を模索した1年間について共有しあう場「オープンラボ『かめのま』前田耕平」を開催します。本事業は「共生」について、川を糸口に、生命が作用し合う連関の中で考え続けようとするものです。土地を掘り開いて人間が形成し、流れる高瀬川という水脈を起点に、多様な命が生きる場所と人の営為について、ともに考える機会の創出を目指します。
会期:2022年3月5日(土)~3月21日(月・祝) ※会期中の木・金・土・日曜日、祝日オープン開館時間:13:30~19:00会場:HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1/京都駅八条口より徒歩10分)℡075-748-8575入場料:無料主催・企画・制作:一般社団法人HAPS
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HAPSは2017年度よりアートと共生社会をテーマにした事業に取り組み、2019年度より「京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業」として、京都駅周辺の崇仁・東九条地域を中心にアートプロジェクトを行ってきました。「多様な人と人がともに生きていく」「世界の中で、人や、人だけでない様々なものが共に生きていく」在り方を、表現を通してアーティストとともに模索し、5年目を迎えます。今年度はアーティストの前田耕平を招聘し、京都を流れる高瀬川を起点として実施しました。
土の中でちぢこまっていた生き物たちが春の風を感じて動き始めるー啓蟄(けいちつ)の頃、2021年度の1年間に高瀬川を起点として生じたこと、思考、予感などを共有しあう場「かめのま」をひらきます。アーティストの前田耕平はこの1年間、東九条地域の町家を改装した複合スペースHAPS HOUSEに定期的に滞在し、一部屋を「かめのま」と名付け拠点としてきました。これは空間の名称であり、得た情報や思考を「甕(かめ)」のように貯蔵し、発酵させ、軽やかに運び歩いて見せるイメージから成る概念でもあります。
HAPS HOUSEでは高瀬川を見つめる多領域な視座を得た1年間の取り組みを示すものとして、前田が観察してきたものや、世界の捉え方を共有する装置である甕(かめ)、点描画、映像などを公開します。
それらをきっかけとした会期中のさらなる出会いを通じて、時に壮大で時に微小な、川をめぐる複数の視点が新たに立ち現れていくことでしょう。前田は多くの時間を会場や川沿いで過ごす予定です。日々の様子は「かめのま」に蓄積され、会期中に場は変化していきます。