「オープンラボ『かめのま』」高瀬川ツアー+トーク/ゲスト:楊平(地域社会学者・環境社会学者・滋賀県立琵琶湖博物館学芸員) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-04-09T15:01:43+09:00 Peatix 一般社団法人HAPS 「オープンラボ『かめのま』」高瀬川ツアー+トーク/ゲスト:楊平(地域社会学者・環境社会学者・滋賀県立琵琶湖博物館学芸員) tag:peatix.com,2022:event-3179306 2022-03-10T13:00:00JST 2022-03-10T13:00:00JST 京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業 |前田耕平「オープンラボ『かめのま』」高瀬川ツアー+トーク② ゲスト:楊平(地域社会学者・環境社会学者・滋賀県立琵琶湖博物館学芸員)本ツアーは2021年度「京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業」の一環で開催する、アーティストの前田耕平による「オープンラボ『かめのま』」のプログラムとして実施いたします。「オープンラボ『かめのま』」の詳細や、会期中に実施する他のプログラムについては、HAPSのウェブサイトをご確認ください。・・・・
【概要】日時:3月10日(木)13:00~15:00集合場所:松ノ木児童公園 南側入口(〒601-8023 京都府京都市南区東九条南松ノ木町1)解散場所:京都市下京いきいき市民活動センター(〒600-8207 京都府京都市下京区上之町38番地)持ち物:ノートやスケッチブック、筆記用具(色鉛筆など)をご持参ください。集合場所より高瀬川沿いを歩くツアー(1時間程度)を行ったあとに、解散場所付近でトーク(1時間程度)があり、現地解散となります。 イベントの参加にあたって以下の点にご留意ください。1. 感染症対策のため、ツアー当日に咳、のどの痛み、熱のある方はご参加をご遠慮ください。また当日に検温と消毒のご協力をいただきます。2.歩きやすい格好でお越しいただき、水分補給などは各自行ってください。3. ツアーやトークの映像、写真、音声は記録し、HAPS HOUSEで開催中の「オープンラボ『かめのま』」やHAPSの事業報告書、HAPSやアーティストのウェブサイト等で使用する可能性があります。記録の使用について気になる方は当日スタッフまでお声がけください。
【ゲストプロフィール】楊平(よう へい/地域社会学者・環境社会学者・滋賀県立琵琶湖博物館学芸員)2008年、筑波大学人文社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)。 その後、滋賀県立琵琶湖博物館に勤務。現在にいたる。 龍谷大学、滋賀県立大学、嵯峨美術大学、天理大学の非常勤講師歴任。 専門分野:地域社会学、環境社会学。 現在、以下の3つのテーマを中心に研究調査を行っている。 1)自然と人間との関わりについての社会学的研究 2)水辺環境と暮らし 3)自然利用と保全 現在のフィールド調査:琵琶湖周辺の河川や湧き水、ため池などの水環境と人びとの暮らしについてURL:https://www.biwahaku.jp/research/curator/2021/08/post_22.html ・・・・
【「オープンラボ『かめのま』」概要】京都・高瀬川を起点に、アーティストの前田耕平が「共に生きる」あり方を模索した1年間について共有しあう場「オープンラボ『かめのま』前田耕平」を開催します。本事業は「共生」について、川を糸口に、生命が作用し合う連関の中で考え続けようとするものです。土地を掘り開いて人間が形成し、流れる高瀬川という水脈を起点に、多様な命が生きる場所と人の営為について、ともに考える機会の創出を目指します。
会期:2022年3月5日(土)~3月21日(月・祝) ※会期中の木・金・土・日曜日、祝日オープン開館時間:13:30~19:00会場:HAPS HOUSE(〒601-8004 京都市南区東九条東山王町1/京都駅八条口より徒歩10分)℡075-748-8575入場料:無料主催・企画・制作:一般社団法人HAPS
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HAPSは2017年度よりアートと共生社会をテーマにした事業に取り組み、2019年度より「京都市 文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業 モデル事業」として、京都駅周辺の崇仁・東九条地域を中心にアートプロジェクトを行ってきました。「多様な人と人がともに生きていく」「世界の中で、人や、人だけでない様々なものが共に生きていく」在り方を、表現を通してアーティストとともに模索し、5年目を迎えます。今年度はアーティストの前田耕平を招聘し、京都を流れる高瀬川を起点として実施しました。
土の中でちぢこまっていた生き物たちが春の風を感じて動き始めるー啓蟄(けいちつ)の頃、2021年度の1年間に高瀬川を起点として生じたこと、思考、予感などを共有しあう場「かめのま」をひらきます。アーティストの前田耕平はこの1年間、東九条地域の町家を改装した複合スペースHAPS HOUSEに定期的に滞在し、一部屋を「かめのま」と名付け拠点としてきました。これは空間の名称であり、得た情報や思考を「甕(かめ)」のように貯蔵し、発酵させ、軽やかに運び歩いて見せるイメージから成る概念でもあります。
HAPS HOUSEでは高瀬川を見つめる多領域な視座を得た1年間の取り組みを示すものとして、前田が観察してきたものや、世界の捉え方を共有する装置である甕(かめ)、点描画、映像などを公開します。
それらをきっかけとした会期中のさらなる出会いを通じて、時に壮大で時に微小な、川をめぐる複数の視点が新たに立ち現れていくことでしょう。前田は多くの時間を会場や川沿いで過ごす予定です。日々の様子は「かめのま」に蓄積され、会期中に場は変化していきます。