【プロティアン・キャリアWG】特別セミナー  「シンガポールの国家プロジェクト 『SkillsFuture Singapore』」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-04-23T15:05:02+09:00 Peatix 一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム 【プロティアン・キャリアWG】特別セミナー  「シンガポールの国家プロジェクト 『SkillsFuture Singapore』」 tag:peatix.com,2022:event-3167673 2022-03-24T13:00:00JST 2022-03-24T13:00:00JST 未曾有のコロナ禍をきっかけに「働く環境」も大きく変わりました。今まで様々な要因で進んでいなかったHR分野に纏わる変革が、これを機にようやく動き出しています。エン・ジャパン(株)の調査によると、個々人の「キャリア観」にも大きな変化があったといわれ、「新たなスキル習得の必要性」を感じる人も増えたといわれます。さらに、(株)ビズリーチの同様の調査によれば、「9割以上が『主体的なキャリア形成が重要』と回答」したとされています。まさに、これまでのキャリア観を大きく見直すべき時代です。そんな中、改めて注目を集めているのが、自律型・変化対応型のキャリアモデルである「プロティアン・キャリア」です。(「プロティアン・キャリア」とは、米ボストン大学経営大学院のダグラス・ホール教授によって提唱された概念であり、「プロティアン」は自らの姿を思うがままに変えることのできる変幻自在のプロテウス神に由来。)プロティアン・キャリア協会の田中研之輔氏は、「組織でなく個人に着目してキャリアを形成していくプロティアン・キャリアの理念は、これからの生き方・働き方に指針を与える羅針盤になる」と述べています。そして、「プロティアン・キャリアの本質は、キャリア形成を企業任せにせず、キャリアに対してオーナーシップを持ち、自ら育てていく姿勢にある」とされています。我々HRテクノロジーコンソーシアムは、このようなプロティアン・キャリアを実装・実践していくにはテクノロジーの利活用が不可欠と考えています。その中には例えばラーニングソリューションがあり、また「キャリアビルディング」を支援するためのツールも重要です。ただし、理想形の実装・実践は決して従業員側の自助努力のみではなしえず、人事部門あるいはもっと上のレベルの経営層がリードして具体的かつ効果的な施策を打ち出していかないことには達成できないでしょう。その施策のひとつとして、HRテクノロジーの導入は欠かせません。このような取り組みの重要性について啓蒙し、具体的実践法をお伝えすることを目的として、2021年11月に「プロティアン・キャリアWG」を発足させました。今回は、「海外事例に学んで、自分にとってのプロティアン・キャリアのあり方を考える」という目的で「特別セミナー」を実施します。シンガポールは「統括ハブ戦略」(優秀な外国人・外国企業を呼び込むこと)で成長してきました。他方で、国内の仕事が外国人人材により奪われていることに不満を覚えるシンガポール人からの反発を受け、2000年以降は方針が変更されてきました。中でもシンガポール政府が最も注力してきたのが人材育成であり、この方針に沿って立ち上げられたのが「SkillsFuture Singapore」という取り組みです。これは、役職や年齢に関わらず、生涯にわたってシンガポール人に最大限のキャリア開発の機会を提供する、という国家プロジェクトです。シンガポール人であれば誰でも活用でき、教育やキャリアにおける自らの選択により自身の可能性を最大化し、スキル習得を促進するための機会を手に入れることができます。生涯学習とスキル習得を通じて、自らのキャリアパスを描くことができるという点、まさにプロティアン・キャリアの考え方と近しいです。ここで重要な要素となるのが「スキルフレームワーク」です。「スキルフレームワーク」は、業界毎に、人材採用・キャリパス構築・ジョブ定義等の際に必要とされる既存スキルや新たに求められるようになったスキルに関する重要情報も提供します。また、スキルアップと習熟のためのトレーニングプログラムのリストも提供しています。このような仕組みは、今後我が国においても間違いなく必要となるでしょう。本セミナーの中では、これらの仕組みの基盤を担っているentomoというソリューションのご紹介も行います。また併せて、2018年から今現在までのシンガポール政府の取り組みの紆余曲折、決してうまく行ったことばかりではない失敗事例やそれらをどのようにして乗り越えてきたのか、についてもご紹介も、シンガポールの現地で組織・人材開発のコンサルティングサービスを提供しているbeyond globalのCEO 森田英一氏を特別ゲストにお招きして行なっていきます。◆当日のスケジュール(前半)13:00-13:45【基調講演】SkillsFuture Singaporeとは ~ 他国のリ・スキル政策から、日本企業が学ぶべきこと<beyond global / 森田氏>・SkillsFutureとは?その背景と狙い・業界変革マップ・成功例と失敗例・日本への適用可能性と留意点(後半)13:50-14:30【1】スキルフレームワークの重要性<HRテクノロジーコンソーシアム / 民岡氏>【2】基盤を支える最新テクノロジー entomo の紹介< entomo / ナリンアドバニ氏>Wrap Up 14:30-15:00Q & A、ディスカッション、プロティアン・キャリアWGの紹介(※サブスク会員は、「次回以降」の予約時に下記からご希望のものを選択頂きます。)・個別キャリア相談・キャリアの棚卸とセルフブランディングワーク・アダプタビリティのワーク・キャリア資本の構築ワーク・社会関係資本の形成ワーク◆こんな人におすすめ・これからの時代を生き残るためのキャリア戦略に関心がある方・成果に結びつけるためのラーニング戦略に関心がある方・「プロティアン・キャリア」(環境変化に合わせた変幻自在なキャリア形成)に関心のある方・従業員の「自律的なキャリア形成」を推進したい人事担当者・「持続可能なキャリア形成」を目指す、ビジネスパーソン全般◆開催概要日程:2022年3月24日(木)時間:13:00 ~ 15:00 会場:オンライン(zoom)※5分前からアクセス可能参加費:無料主催:一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム◆登壇者プロフィールbeyond global Japan株式会社 代表取締役社長森田 英一 氏【主な経歴】大阪大学大学院 基礎工学研究科卒業。大学時代に、国際交流サークルを立ち上げる。大学院時代にアメリカとイギリスで海外でのインターンシップを経験。大学院卒業後、外資系経営コンサルティング会社アクセンチュア(当時、アンダーセンコンサルティング)にて人・組織のコンサルティングに従事。 2000年にシェイク社を創業し、代表取締役社長に就任。若手の主体性を引き出す研修や、部下のリーダーシップを引き出す管理職研修や組織開発のファシリテーションに定評がある。10年の社長を経て、現在は、beyond globalグループのPresident & CEOとして、グローバル人材育成事業、日本企業のグローバル化支援、組織開発、ナショナルスタッフの人財開発、東南アジアの社会起業家とソーシャルイノベーション事業等、各種プロジェクトを行っている。entomo pte,ltd Co -Founderナリン アドバニ氏【主な経歴】UCLAアンダーソン/シンガポール国立大学ビジネススクール修了。ベンチャー投資家、投資・経営戦略アドバイザー、シンガポール国立大学経営学部客員講師。2015年11月、KPISOFTInc (現entomo pte ltd)にCo -Founderとして参画。2021年6月より、日本ユニシスの社外取締役も務める。株式会社SP総研 人事ソリューション・エヴァンジェリスト & CEO一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム 理事民岡 良 氏 【主な経歴】日本オラクル、SAPジャパン、日本IBM、ウイングアーク1stを経て2021年5月より現職。日本企業の人事部におけるデータ活用ならびにジョブ定義、スキル・コンピテンシー定義を促進させるための啓蒙活動にも従事。現在は「持続可能な働き方」を追求するためのコンサルティングサービスを提供しており、「人的資本の情報開示」(ISO 30414)に関する取り組みについても造詣が深い。著書に「HRテクノロジーで人事が変わる」(2018年労務行政、共著)等がある。労政時報セミナー、日経Human Capital、HR Summit、HRカンファレンス等、登壇実績多数。2001年4月、四国遍路結願。2014年にインディーズ系国内映画にも出演等、多彩な活動。