オンライン人権教育セミナー「2/23カミングアウトとプライバシー:在日コリアン、部落出身者の経験と思いから考える」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-03-25T16:03:59+09:00 Peatix ヒューライツ大阪 オンライン人権教育セミナー「2/23カミングアウトとプライバシー:在日コリアン、部落出身者の経験と思いから考える」 tag:peatix.com,2022:event-3144014 2022-02-23T14:00:00JST 2022-02-23T14:00:00JST  日本社会において、被差別部落、在日コリアン、アイヌ、性的マイノリティなど様々なマイノリティが差別や排除の対象になってきました。見た目の違いがわからないマイノリティの人々の中には、そのアイデンティティを隠すことで、差別や排除を回避しようとした人が少なくありませんでした。マジョリティ側にいる人たちは、そのようなマイノリティの存在が見えているのでしょうか。 これまでマイノリティの人たちは差別の撤廃など自分たちの権利を求めて声をあげてきましたが、そこには、カミングアウトー自らのマイノリティ性をあえて明らかにしようとした人たちがいました。そしてそれに呼応して反差別の教育が取り組まれてきました。 世代交代が進み、マイノリティが見えにくくなったと言われる一方、インターネット上におけるマイノリティに対する新たな人権侵害が取り上げられる時代になりました。人権教育を実りあるものにするために、あらためて多様なマイノリティの声を丁寧に聞くことが大事だと考えました。 今回は、在日コリアンの金和子さんと部落出身の潮崎識衣さんからカミングアウトをめぐる思いや経験を聴き、アイヌの出自があり、当事者研究について本を書いた石原真衣さんから、コメントをいただくというセミナーを企画しました。 人権教育にたずさわる人をはじめ、広くこの課題に関心のあるみなさまの参加をお待ちしています。<日時>2022年2月23日(水)午後2時~4時 (ZOOMオンラインで開催)※参加に必要なURL等については、2月21日(月)の17時30分までに、ヒューライツ大阪より申込時に記載されたメールアドレスに送信いたします。21日中に届かなかった場合は、必ずヒューライツ大阪のウェブメール(webmail@hurights.or.jp)までお知らせください。<参加費> 500円 (★ヒューライツ大阪会員は無料)<報告者> 金和子(きむふぁじゃ)さん & 潮﨑 識衣(しおさきのりえ)さん <コメンテーター> 石原 真衣(いしはらまい)さん (北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授)                                                                                     (※3人の詳しいプロフィールは下記参照)<定員>50名<参加申込>事前申込が必要ですPeatixからお申込みください★ヒューライツ大阪会員の方は、メール(webmail@hurights.or.jp)に必要事項(名前、メールアドレス、連絡先)を書いて直接ヒューライツ大阪までお申込みください プロフィールの紹介<報告者>金和子(きむふぁじゃ)さん 1980年生。韓国籍の在日3世で、3歳児の育児に奮闘中。学校で民族教育を受けた経験はなく、18歳の時に参加した日本・在日コリアン・韓国の歴史認識を考える若者のイベントで初めて民族名を呼ばれる。自分のアイデンティティの確立のための学びを求め、在日コリアン青年連合(KEY)の活動に参加。在日コリアンの歴史を伝える活動や若者の居場所づくり(ブックカフェちぇっちゃり)を運営する傍ら、 在日コリアンの人権擁護や教育を担うNPOでパート職員をしつつ、メンタルヘルスの勉強にも取り組んでいる。潮﨑 識衣(しおさきのりえ)さん  1981年生。一児の母、会社員。20代後半の頃、被差別部落への偏見が今もあることを実感し、自分が部落出身であることは知られないように生きていこうと決心する。以後10年間、出自を知られないように隠し続けるが、 ある時ふと頑なに隠すことをやめる。それを機に、自分のようにどこか生きづらさを感じている人たちに寄り添いたいと思い、2020年に知人と「Futatsu:」というユニットを立ち上げる。マイノリティや人権のことが身近に感じられるエッセイを掲載するフリーペーパー「生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。」を不定期発行。 <コメンテーター>石原 真衣(いしはらまい)さん北海道サッポロ市生まれ。アイヌと琴似屯田兵(会津藩)プラスアルファのマルチレイシャル。北星学園大学文学部英文学科卒。高校、専門学校等で勤務したのち、北海道大学大学院文学研究科に入学し、同大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在は、北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。〈沈黙〉や透明人間をキーワードに研究を行っている。著書『〈沈黙〉の自伝的民族誌(オートエスノグラフィー):サイレント・アイヌの痛みと救済の物語』北海道大学出版会(2020年)、編著『アイヌからみた北海道150年』北海道大学出版会(2021年)など。