大澤真幸・小川紀美代『ノリ・メ・タンゲレ』〔ライブとカンファレンスの二柱並演〕第一回 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-02-28T13:36:08+09:00 Peatix タオンガ合同会社 大澤真幸・小川紀美代『ノリ・メ・タンゲレ』〔ライブとカンファレンスの二柱並演〕第一回 tag:peatix.com,2022:event-3142717 2022-02-20T18:00:00JST 2022-02-20T18:00:00JST 禍を越えて、文化・芸術は可能か。「ノリ・メ・タンゲレ=私に触れるな」とは、イエスが復活に際しマグダラのマリアに放った謎の言葉。人みな触れることを禁じられた「禍」の世界で、思考と表現、それぞれの言語で問いを立てる思想家・アーティストがいます。ライブとカンファレンス、異なる原理で描かれる両界曼荼羅のような舞台です。●日程:2022年2月20日(日)●時間:17:30…開場   18:00…第一部・演奏(小川紀美代)   19:00…第二部・講演(大澤真幸)   20:45…終演予定●内容コロナの期間が二年を経ます。この間、広範な文化領域が「いま・ここ」の直接性を剥奪され、長い沈潜を余儀なくされてきました。そのような中でも、深い内省と大胆な試行を重ねる思想家やアーティストがいます。このシリーズは隣町珈琲を舞台に、異なる領域のそんな二者が「上演」と「講演」をクロスさせるドキュメントです。第一回出演は、先ごろ『経済の起源』(岩波書店)を発表した社会学者の大澤真幸と、アルバム『El dia que me quieras』を発表したバンドネオン奏者の小川紀美代。どちらも、この二年の試みの結晶と言えるでしょう。「触れ合えないこと」にこそ本当は、思想の、芸術の、生成の鍵があるのかもしれません。●会場:隣町珈琲(東京都品川区中延3-8-7 サンハイツ中延B1)●席数:40席限定●料金:一般3000円   18歳以下および学生500円(メールか電話で予約。入場時に学生証等で年齢確認)   ※未就学児の入場はご遠慮ください。●主催:タオンガ合同会社(担当・戸田)090-4915-9356   taonga.jp@gmail.com〔「拍手をしない音楽会」のお願い〕本公演の音楽上演では、最終曲が終わって客電が点くまで、拍手をしないでお付き合いいただくようお願いします。これは、音楽家の思考(=試行)に伴走するような時間を作りたいというプロジェクトの趣旨から来ております。(講演(トーク)の部は、その限りではありません)<ご入場につきまして>・本公演はコロナウイルス感染対策の為、入場時にお客様への会場入り口での検温、消毒を行いマスク着用の上でご入場いただきます。・検温時に37.5度以上の方は入場をご遠慮いただきます。(ご入場いただけない場合ご返金いたします) 【大澤真幸(おおさわ・まさち)】1958年長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。現在、月刊個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』刊行中、「群像」誌上で評論「〈世界史〉の哲学」を連載中。著書に、『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)、『自由という牢獄』(岩波書店、河合隼雄学芸賞)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)、『〈世界史〉の哲学 近代篇』(講談社)、『経済の起原』(岩波書店)、『ふしぎなキリスト教』(橋爪大三郎と共著、講談社現代新書、中央公論新書大賞)等。【小川紀美代(おがわ・きみよ)】バンドネオン奏者。ほぼ独学で奏法を学び、2001年単身ブエノスアイレスへ渡る。2003年、2017年、アルゼンチン最大の音楽祭であるコスキンフェスティバルに日本代表として2度の出演、2010年在ボリビア日本大使館事業コンサートを含む南米縦断ツアー。アジア各国のアートフェスティバルへ招聘されるなど独自のスタイルは、ヨーロッパなどでも高く評価される。2018年アルゼンチン国立タンゴ博物館所蔵のアニバル・トロイロのバンドネオンでのブエノスアイレス録音と日本ツアー。2021年コロナ禍、文化活動が始まったフランスへ招聘される。パリでギャラリーコンサート、配信ライブ。南仏を拠点とするMezcal Jazz Unitと2回のコンサート。バンドネオンオーケストラ「蛇腹隊」の主宰など、後進の育成にも力を注ぐ。国内外でも数少ない女性奏者。