北川フラム塾 第5回(ゲスト:田尾陽一、矢野淳、佐藤研吾) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-02-22T13:24:50+09:00 Peatix Art Front Gallery_北川フラム塾 北川フラム塾 第5回(ゲスト:田尾陽一、矢野淳、佐藤研吾) tag:peatix.com,2022:event-3138465 2022-02-14T19:00:00JST 2022-02-14T19:00:00JST 「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ」第5回(ゲスト:田尾陽一、矢野淳、佐藤研吾)NPO法人「ふくしま再生の会」の理事長を務め、福島県飯舘村を拠点に活動する田尾陽一さんをお呼びします。田尾さんは、4才の時、広島で原爆に会い、学生時代には東大大学院で高エネルギー加速器物理学を研究されていました。2011年の福島第一原発事故に際して「被災地の放射線量はどうなっているのか」を知るため福島に向かい、同年6月には福島県飯舘村の農民と協働し、ボランティアと研究者を結集して「ふくしま再生の会」を結成し、地域再生に向けた活動を始めました。飯舘村を拠点として、原発被害からの再生の先に、自然と人間の関係の再生を見据えて活動されています。また、近年では合同会社「MARBLiNG」の矢野淳さんと松本奈々さんを中心に、旧コメリ建屋を活用し農業の実験や放射線の測定などを行う拠点施設の整備が進み、村を舞台にしたアートプロジェクトも始まっています。原発事故から11年、これまでの活動を振り返り、都市から地方への流れが進むポストコロナ時代に不可欠な、自然と人間の共生理念とその実践の道を語っていただきます。後半では、旧コメリ建屋を活用した拠点施設のプロジェクトについて、中心になって活動する矢野淳さんと設計・施工を行う建築家の佐藤研吾さんにお話しいただきます。飯舘村アートプロジェクトに向けた視察の様子(画像提供:飯舘電力株式会社 米澤一造)飯舘村ホームセンター跡地で改装計画の打ち合わせ(画像提供:合同会社MARBLiNG)《福島県飯舘村 旧コメリ建屋改修計画》© 一般社団法人コロガロウ / 佐藤研吾建築設計事務所[日時]2022年2月14日(月)19:00~21:00(18:45開場)[参加費]・会場参加:2,500円(代官山・アートフロントギャラリー)・Zoom参加:2,000円*各回イベント終了後の1週間限定で見逃し配信をご覧いただけます。*会場参加は通し参加者優先の先着とし、人数制限がございます。【銀行振込をご希望の方】Peatixではなくて銀行振込での登録をご希望の方は、下記のGoogleフォームにてお申し込みください。お申し込みが確認でき次第、お振込先をご案内させていただきます。▶ 第5回への参加申し込み[プロフィール]田尾陽一(たお・よういち)1941年生まれ。4才の時、広島で原爆に会い、東大大学院で高エネルギー加速器物理学を専攻。2011年の福島第一原発事故に際して「被災地の放射線量はどうなっているのか」を知るため福島に向かい、同年6月には福島県飯舘村の農民と協働し、ボランティアと研究者を結集して「ふくしま再生の会」を結成。矢野淳(やの・じゅん)合同会社MARBLiNG ディレクター。1995年東京生まれ。2011年に認定NPO法人ふくしま再生の会を飯舘村村⺠と協働で立ち上げた父・田尾陽一の影響で、高校生の頃から飯舘村に関わる。2020年東京藝術大学建築科卒業。現在は東京で美術予備校の講師をしながら飯舘村と東京の二拠点で活動している。2021年、ローカルプロデュース会社MARBLiNGを松本奈々と共同主宰。震災で営業停止になった村のホームセンター空間の利活用プロジェクトを実施している。佐藤研吾(さとう・けんご)1989年神奈川県生まれ。一般社団法人コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所主宰。インド・日本で開催する短期デザイン学校In-Field Studio/荒れ地のなかスタジオ代表。福島県大玉村で藍畑を世話する歓藍社所属。同村では古書店「ころがろう書店」とコーヒー屋を運営。野ざらしメンバー。 https://korogaro.net/> > >「北川フラム塾」とは?北川フラム塾は、地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。前回の「北川フラム塾 地域芸術祭のつくられ方」(2020年8月~2021年8月)では、「大地の芸術祭」を軸に、農・食・アート・地域づくりプロジェクトに関する勉強会と、現地での作品制作や田植え等のワークショップを開催いたしました。今回の「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ」は、芸術祭に関する様々な分野の専門家にお話を聞くとともに、「大地の芸術祭」だけでなく他の地域の芸術祭(「瀬戸内国際芸術祭」や「奥能登国際芸術祭」など)に関する取り組みも紹介していきます。[過去の登壇者]第1回:南条嘉毅、川村清志(2021年10月11日)今年開催された「奥能登国際芸術祭2020+」に際してオープンした劇場型民俗博物館「スズ・シアター・ミュージアム」。このプロジェクトにおいてキュレーションを担当された作家の南条嘉毅さんと、歴史民俗学アドバイザーとして関わられた国立歴史民俗博物館の川村清志さんをお呼びして、「スズ・シアター・ミュージアム」の完成に至るまでのプロセスや、展示された個々の作品の背景についてお聞きすることができました。第2回:平田オリザ(2021年11月22日)劇作家・演出家の平田オリザさんに、兵庫県豊岡市での活動を中心にお話しいただきました。平田さんは劇団「青年団」を主宰し、こまばアゴラ劇場を拠点に活動されてきましたが、2019年に兵庫県豊岡市へと拠点を移し、2020年より「豊岡演劇祭」を開催、2021年には芸術文化と観光を中核に据えた「芸術文化観光専門職大学」を開設されました。今回のイベントでは、芸術文化と観光にまたがる教育や、それらが地方や日本全体が抱える社会問題に与える影響について、お聞きすることができました。第3回:木奥惠三(2021年12月13日)芸術祭の広報や作品の記録において、「写真」は欠かすことのできない存在です。今回は現代美術の撮影を手掛けるトップカメラマンの一人であり、芸術祭でも数多くの作品を撮影されてきた写真家の木奥惠三さんにお越しいただきました。現代美術に特化して写真を撮られてきた木奥さんに、作品を撮影する際に考えていることや、普段語られることの少ない撮影の裏側についてお話しいただきました。第4回:木内俊克、砂山太一(2022年1月12日)「瀬戸内国際芸術祭2022」にて小豆島でのプロジェクトを計画中の木内俊克さんと砂山太一さんをお呼びしました。木内さんと砂山さんは建築・美術を軸に企画から設計・制作まで多岐にわたる活動をされています。両氏が参加した第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示(2021)は、日本の木造住宅を解体してヴェネチアで再構築するまでのプロセスを展示するというユニークな形式の展覧会として世界的に注目を集めました。今回は、「瀬戸内国際芸術祭2022」に際して、小豆島・坂手で計画中の拠点施設についてお話しいただきました。この施設は、新建築社との協働のもと、建築・美術に関するコンテンツを制作・展示する拠点となります。小豆島のリサーチから企画、設計・制作に至るまでのプロセスや、今後の展開についてお聞きすることができました。