2022/2/20(日)【オンライン】『1930・台湾烏山頭~水がめぐる平野の物語~』刊行記念  謝金魚(著者・作家)×栖来ひかり(聞き手・⽂筆家)×池田リリィ茜藍(翻訳家)ライブトーク | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-02-28T13:27:37+09:00 Peatix 誠品生活日本橋 2022/2/20(日)【オンライン】『1930・台湾烏山頭~水がめぐる平野の物語~』刊行記念  謝金魚(著者・作家)×栖来ひかり(聞き手・⽂筆家)×池田リリィ茜藍(翻訳家)ライブトーク tag:peatix.com,2022:event-3138388 2022-02-20T15:00:00JST 2022-02-20T15:00:00JST 一昨年台湾で出版された一冊の本が、このたび翻訳・出版されました。「1930・台湾烏山頭(うさんとう)~水がめぐる平野の物語~」。100年前、台湾南部の嘉南平野の水利のため当時東洋最大となる烏山頭ダムを建設し、“台湾水利の父”と呼ばれた日本人技師、八田與一(はった・よいち)と、10年にわたる大工事を20枚の《蝋描壁掛嘉南大圳工事模様》という絵に遺した伊東哲(いとう・さとし)の物語です。このたび、この本を出版した台湾・台南市から、八田と伊東の出身地である石川県金沢市の小中学校や公共施設にこの本が寄贈されることになりました。これを記念して私たち誠品生活日本橋は、台南市文化資産管理処との共同開催で、この本と、八田與一と伊東哲についてのトークイベントを開催いたします。ご登壇いただくのは、著者の謝金魚さんと、作家の栖来ひかりさん、そしてこの本の訳者である池田リリィ茜藍さんです。どうぞたくさんのご参加をお待ちしております。■イベント情報 日時:2022年2月20日(日) 15:00~16:30(終了時間は変更の可能性あり)場所:オンライン(Zoomウェビナー)参加費:無料※社会情勢等の事情によりイベントを中止する場合がございますので、予めご了承下さい。■ご参加についてのご注意・配信はZoomのウェビナーサービスを使用いたします。インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。・配信はリアルタイムのみでご視聴いただけます。録画視聴はできません。・イベント内容の録画、録音はご遠慮ください。・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。★注意メール、メッセージ等での視聴URLの送付は行っておりません。チケット購入時にPeatixから直接送付されるメール内の「イベント視聴ページに移動」をクリックし、Peatixにログイン後、イベント視聴ページよりご入場ください。■書籍内容『1930・台湾烏山頭~水がめぐる平野の物語~』発行:台南市政府文化局発売:北國新聞社ISBN:978‐4‐8330‐2249‐1価格:1,500円(税込)百年前、ふたりの日本人が、台湾の嘉南平野で水の女神と出逢った。歴史に記載されなかった心温まる交流秘話がいま明かされる……台湾の嘉南(かなん)平野は、乾期が顕著な気候でありながら農業生産が盛んな沃野で、台湾最大の穀倉地帯です。この豊かな大地を生み出したのは、1930年に完成した巨大な水利システム「嘉南大圳(かなんたいしゅう)」で、その中心となる烏山頭ダムの着工百年と台南・隆田CHACHA文化資產教育園区のオープンを記念して、台湾で出版された『1930・烏山頭』を日本語訳したのが本書です。和訳版には、金沢での「発見」の経緯やこの絵の技法など、作品と画家を理解するための新たな文章も加えられています。著者・謝金魚(しゃ・きんぎょ)さんは、難工事に挑む人々の営みと、それによって創り出された多彩な生態系をもつ平野を1枚の絵に収めようとする一人の画家の成長を、水を司る「女神」を交えてファンタジックに綴っています。画家の伊東哲(いとう・さとし、1891-1979)は、烏山頭ダムを築いた「台湾水利の父」八田與一(はった・よいち、1886-1942年)の親族で、伊東画伯が手がけた《蝋描壁掛嘉南大圳工事模様》は20枚制作されたと伝わり、台湾に1枚、日本に2枚の計3枚が現存します。《蝋描壁掛嘉南大圳工事模様》のまん中に創造されたのは、烏山頭ダムであり、そこから灌漑水路が四方に水をめぐらせ、多様な生活文化と自然環境が調和をみせます。この作品のうつくしさが我々の心をとらえるのは、伊東画伯が理想とした世界への願いが今なお生きているからになのかもしれません。一方で、かつて日本の植民地だった台湾出身の台湾人画家たちもまた、自分たちの文化とアイデンティティーを背負った「台湾の絵画」を確立しようともがいていました。異なる歴史背景を持つ人々が共に暮らし、多様な文化の花が咲く現在の台湾の原型は、実にその時代にまで遡って見出すことができます。《蝋描壁掛嘉南大圳工事模様》の台湾における再発見は、統治者が次々と入れ替わり、繰り返し失われてきた台湾の主体的な歴史における、かけがえのないパズルピースの一つでもあるのです。■関連動画『伊東哲を探して』(FINDING SATOSHI ITO / 尋找伊東哲)→https://www.youtube.com/watch?v=E_9W4Eh6NTQ■登壇者プロフィール謝金魚(しゃ・きんぎょ)国立清華大学歴史研究所修士課程修了。ネットを中心に注目を集め、一躍有名人となった台湾の歴史作家、時代小説家、コラムニスト。歴史に特化したWebメディアStory Studioの共同創業者。自称、一流のツッコミ家、二流の美食家、三流の小説家、圏外の歴史家。ラジオ、テレビ出演など、その活動は多岐にわたる。 栖来ひかり(すみき・ひかり)文筆家、道草者。山口県出身で、京都、東京生活を経て2006年より台湾在住。台湾に暮らす日々、旅のごとく新鮮なまなざしで、失われていく風景や忘れられた記憶を見つめ、掘り起こし、重層的な台湾の魅力をつたえる。著書に『台湾と山口をつなぐ旅』(西日本出版社,2018)、『時をかける台湾Y字路~記憶のワンダーランドへようこそ』(図書出版ヘウレーカ,2019)など、挿絵やイラストも手掛ける。最新刊(予定)は『台日万華鏡』(玉山社,2022)◇ブログ「台北歳時記~Taipei Story」 https://taipeimonogatari.blogspot.tw/◇Twitter @rorarininyo◇instagram @taipei₋monogatari◇Facebook https://www.facebook.com/hikari.sumiki池田リリィ茜藍(いけだ・りりぃ・ちぇんらん)大阪大学中国語専攻卒。会議通訳者・翻訳家。沖縄生まれ台湾育ちの会津っ子。作家と職人の間の伝え人。日々、作家の「声」になることや訳者の身体性について考えている。過去に、国宝展ナレーション、瀬戸内国際芸術祭、日台文学交流フォーラムの通訳・翻訳などを担当。 【オンライン視聴に関しまして】Zoomのウェビナー機能を使ってライブ配信をいたします。ご覧いただくには、インターネット環境が必要です。※ イベントはPC、スマホ、タブレットからご視聴可能ですが、 事前にZoomのアプリを予めダウンロードしていただく必要がございます。 お手数ですが、下記よりイベント前にダウンロードをお願いいたします。 ▶https://zoom.us/download#client_4meeting※ 今回のイベントで利用するウェビナー機能では、ホスト、パネリスト以外に、視聴者の皆様のお顔が配信画面に映ることはありません。※ 「チャット」機能を使って皆さまからの質問やコメントをお寄せいただくことが可能です。※ 本イベントはライブ配信イベントです。録音録画はご遠慮願います。※ URLの共有、第三者への譲渡はご遠慮ください。※ ご視聴の通信環境の悪化などにより、配信が途切れた場合の返金はいたしかねます。【 参加申し込みからご参加までの流れ 】①参加券をお申し込み後、 PeatixイベントページのURLが送付されます。準備が整い次第ご入場いただけます。② ウェビナー視聴の際に、お名前とメールアドレスの入力画面が表示されますので、ご入力をお願いいたします。※Zoomアプリのダウンロードがされている場合は、アプリが起動し、イベントにご参加いただけます。③当日は開始時間の10分前から接続可能です。Zoomのご利用が初めての方、視聴に不安のある方は早めにご確認をお願いいたします。----------------------------誠品生活日本橋最新情報はこちらから公式サイトInstgram (@eslite_japan)Twitter (@eslite_japan)Facebookページ誠品生活日本橋フリーペーパー---------------------------- Updates tag:peatix.com,2022-01-21 03:19:29 2022-01-21 03:19:29 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1171507