人文学の学校KUNILABO 2022新春のブックトーク ビョンチョル・ハン『疲労社会』『透明社会』(花伝社) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-03-07T16:04:52+09:00 Peatix 国立人文研究所 人文学の学校KUNILABO 2022新春のブックトーク ビョンチョル・ハン『疲労社会』『透明社会』(花伝社) tag:peatix.com,2022:event-3108984 2022-02-05T14:00:00JST 2022-02-05T14:00:00JST 【イベント概要】 2021年10月、邦訳が待望されていた韓国出身ドイツ在住の哲学者ビョンチョル・ハン(Byung-Chul Han)の著作、『疲労社会』と『透明社会』の二冊が花伝社から同時刊行されました。ハンはハイデガーやレヴィナス、ヘーゲルといった哲学者の研究からキャリアを始めた人ですが、現代社会やメディアを批判的に論じる仕事も数多く手掛けています。最近の2020年には、イギリスの現代美術雑誌『ArtReview』が毎年発表している、アート界でもっとも影響力のある100組のランキング「Power 100」に62位で選ばれ、国際的に評価されている思想家の一人となっています。とりわけ『疲労社会』と『透明社会』は多くの外国語に翻訳された国際的ベストセラーです。また、同じく花伝社から出版され話題を呼んだリーヴ・ストロームクヴィスト『21世紀の恋愛――いちばん赤い薔薇が咲く』(よこのなな訳、花伝社、2021年)でもハンの思想が大きな存在感を示しています。 うつ病や燃え尽き症候群といった現代の精神的な兆候を現代社会の診断と結びつけ、SNS上での業績の披露やエビデンスへの強迫観念を透明性の強制という観点から読み解くハンの文章は、極度に切り詰められていて、時に読者を困惑させもします。しかし、そこにはコロナ禍で苛立ち、不安になり、疲弊した私たちにとってなお重要な洞察が含まれています。本ブックトークでは、『疲労社会』の訳者横山陸さんと元花伝社編集部でストロームクヴィスト『21世紀の恋愛』の編集にも携わった山口侑紀さんをお招きし、それぞれの視点から、この二冊の魅力や読みどころについて、語っていただきます。日時 :2022年2月5日(土)14:00 - 16:00参加費:無料(要登録)YouTubeライブ配信によるオンライン開催登壇者:横山 陸(『疲労社会』訳者、中央大学准教授)、山口侑紀(翻訳者、元編集者)司会 :守博紀(『透明社会』訳者)多くの方々のご参加をお待ちしております。NPO法人国立人文研究所お問い合わせは:info@kuniken.org Updates tag:peatix.com,2021-12-25 02:35:22 2021-12-25 02:35:22 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1163104