ユング「心理学と宗教」を読む(第4回) | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-10T13:34:18+09:00 Peatix nohaku ユング「心理学と宗教」を読む(第4回) tag:peatix.com,2021:event-3090811 2021-12-02T20:00:00JST 2021-12-02T20:00:00JST ユング「心理学と宗教」を読む(第4回)< zoom配信 > 年内最後となります「ユング『心理学と宗教』を読む」の第4回です。「心理学と宗教」は、ユングが1937年にアメリカ・イェール大学での「テリー講義」として行なった全3回の英語講演の記録です。ユングの宗教観が伺えるだけでなく、ユングの後期研究についての概観としても読むことができるテキストです。 前回11月のスタディでは、全集パラグラフ33-40(邦訳書p.24-30)を読み進めました。 カトリックのキリスト教会が保持していた宗教儀式は、長らくヨーロッパ人にとって無意識からの心理的防御機能を果たしていました。これをプロテスタントが破壊してしまったことで、個人はむき出しの無意識に直に向かい合わなくてはならなくなりました。ユングは、そこで重要となってくる無意識についての情報源こそが「夢」であるとし、現代人の宗教的傾向を示す夢の分析へと論が進められます。 ※ 前回までのこのシリーズの内容については、こちらで報告をしています。  https://jung2012.jimdofree.com/スタディ/2021-2022年-通期-ユング-心理学と宗教-を読む/  次回12月2日のスタディでは、全集パラグラフ41-55(邦訳書p.31−37)を読み進めます。今回で、ユングの全3回の英語講演のうち、第1回を全て読み終えることになります。 前回示された夢については、実はユングの患者であった、ノーベル賞物理学者のパウリのものであることが、後年の研究によって明らかになっています。このパウリの夢を通してユングは、「生き生きとした神秘を喪失してしまった」現代の宗教の状況について述べていきます。  今回も引き続き会場開催は行わず、zoomオンラインのみでの開催となります。開始時間は、会場開催の場合よりも一時間遅い20時からとなりますので、ご注意ください。         案内役:白田信重、岩田明子(ユング心理学研究会)       司会進行:海野裕美子(同) 資料協力:山口正男    ---------------------------------      第4回:12月2日(木)20:00 〜 22:00 (開場19:45)    ■ テキスト: C.G.ユング「心理学と宗教」      村本詔司訳『心理学と宗教』人文書院、1989.4 所収               ・ 適宜、英語原文、ドイツ語訳文も参照します。   ・ テキストを読んでいない方でも、資料を見ながらの進行なので参加可能です。   ・ シリーズ途中からでの参加でも全く問題ありません。お気軽にご参加ください。    ■ 会場:オンライン開催(zoomミーティングルーム形式)  ■ 会費:1,000円  ■ 参加申し込みページ https://jungstudy20211202.peatix.com   ■ 主催:ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/  ■ 問い合わせ:研究会事務局 jungtokyo_info@yahoo.co.jp