【満員御礼】ワーク主体のUXブッククラブ #4「身に付けよう!ジョブのレンズ ~ クリステンセンの『ジョブ理論』に学ぶ」 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-01-13T16:26:33+09:00 Peatix 樽本徹也 【満員御礼】ワーク主体のUXブッククラブ #4「身に付けよう!ジョブのレンズ ~ クリステンセンの『ジョブ理論』に学ぶ」 tag:peatix.com,2017:event-307050 2017-10-16T19:30:00JST 2017-10-16T19:30:00JST 本を肴にワークする、本を読まない?ブッククラブ「本」は知識や技術や経験を伝達する、最も優れた手段のひとつです。絶えずスキルアップを目指すプロフェッショナルにとって、読書は欠かせない習慣と言えます。ただ、効果的・効率的に「本で学ぶ」ためには、ちょっとしたコツがあります。まず、(全くの初学者でない限り)本の内容を隅から隅まで頭に入れる必要はありません。本には「核」となるような章(または部)があるので、そこに焦点を当てて読むほうが効率的です。また、「読む」だけでは技能は身につきません。実際に手を動かして自分なりのアウトプットを出してみることで、初めて本当の「学び」が得られます。「ワーク主体のUXブッククラブ」は、そんな「本で学ぶ」人のための勉強会です。毎回、話題のUX関連本を取り上げ、その本をネタにした手軽なワークショップを行って、各自で簡単なアウトプットを出してみます。第4回の"ネタ本"は「ジョブ理論」です。既にジョブ理論は第2回のブッククラブで取り上げましたが、今回は本家クリステンセンの著書に基づいたジョブ分析のワークを行います。特に事前知識は必要としません。ソフトウェア開発手法に興味のある人ならば、どなたでも参加していただけます。※参考資料:ジョブ理論 - XP祭り2017【イベント概要】◎開催日時:2017年10月16日(月)19:30-21:30(19:15開場)◎開催場所:ベンチャーステージ上野4Fコワーキングスペース(※お越しの際は正面玄関(昭和通り側)からエレベータで4Fへ)◎参加費:千円 (※Amazonポイントで後払い。当日、支払い方法を説明します)◎定員:8名◎備考:ネタ本は読んでも、読まなくても、どちらでも構いません。読んでからワークするも良し、ワークしてから読むも良し。輪読(翻訳)会ではないので、当日、書籍を持参する必要もありません。【ネタ本の書評】クレイトン・クリステンセンが提唱した「イノベーション理論」は、企業の「盛者必衰の理」を鮮やかに描きました。しかし、この理論は滅亡を回避するための「新たな成長機会の見つけ方」については何も教えてくれませんでした。それを補完するのが『ジョブ理論(JTBD: Jobs To Be Done)』です。ジョブ理論では「人は何らかの『ジョブ』を 処理するために製品や サービスを『雇う』」と考えます。例えば、人は「穴を開ける」ために「ドリル」を、「A地点からB地点に移動する」ために「車」を、「思い出を残す」ために「カメラ」を雇う──のです。最も有名なのは「マックシェイク」の逸話でしょう。売上を上げる秘訣は「粘度」を上げることでした。人々は「通勤の暇つぶし」のためにマックシェイクを雇っていたので、粘度を上げた方が長持ちするからです。もしかすると、「また新たなバズワーズが登場しただけではないのか?」と感じる人がいるかもしれません。しかし、ジョブ理論には既存の製品カテゴリを「破壊」する力があります。ジョブのレンズを通して見るとマーガリンはオリーブ油と、ホテルは友人宅のリビングルームと、会計ソフトは鉛筆と「競合」するのです。一般にデザイン思考は「0 to 1」の製品開発を指向していますが、ジョブ理論は既存製品に「新たな成長機会(同時に脅威でもある)」を提供してくれます。実はイノベーションの初期において、組織(特にスタートアップ)は「ジョブ指向」です。クリステンセンも本書の中で「成功しているスタートアップ企業の多くは、初めから四分の一インチの穴を売っている」と書いています。ところが、その後、様々なニーズを満たそうとして製品を肥大化、複雑化させてしまいます。そんな時にジョブは「イノベーションの北極星」となってくれます。「顧客は何を片付けたくて我々を雇ったんだ?」と問いかけることで、製品をシンプルに保つことができるからです。マックシェイクから数えると、構築に20年かかったというジョブ理論。提唱者がクリステンセンであるということも相まって、今後、日本でも「ジョブ」はビジネスの共通言語になるかもしれませんね。【主催者紹介】樽本 徹也(たるもと てつや)利用品質ラボ代表。UXリサーチャ/ユーザビリティエンジニア。ユーザビリティ工学が専門で特にユーザー調査とユーザビリティ評価の実務経験が豊富。現在はプロのコンサルタントとして、家電からスマホアプリまで幅広い製品/サービスの企画開発に携わっている。著書は『アジャイル・ユーザビリティ 』 、 『ユーザビリティエンジニアリング(第2版)』(オーム社刊)など。【会場風景(ビル入口・4Fコワーキングスペース・イベントの様子)】 Updates tag:peatix.com,2017-09-27 12:51:06 2017-09-27 12:51:06 タイトル は 【満員御礼】ワーク主体のUXブッククラブ #4「身に付けよう!ジョブのレンズ ~ クリステンセンの『ジョブ理論』に学ぶ」 に変更されました。 Orig#281788