産学連携事業 第2弾 !! 前原小+学芸大(加藤研究室)+CA Tech Kids & Artecによる共同研究 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-15T10:06:49+09:00 Peatix mazda 産学連携事業 第2弾 !! 前原小+学芸大(加藤研究室)+CA Tech Kids & Artecによる共同研究 tag:peatix.com,2017:event-306834 2017-10-20T13:30:00JST 2017-10-20T13:30:00JST 6年生理科 ー「電気の性質とその利用」でフィジカルコンピューティング!0受付開始 :13:00-(控え室:けやきルーム)①授業公開 :13:30-14:15(理科室:係が授業会場へ誘導します)②研究協議会:14:30-17:00 14:15-15:30(1)Studuinoの魅力について(デモ&体験、質疑等)ーArtec福永他 15:30-15:35(2)開会:司会ー松田 15:35-15:45(3)共同研究第2弾についてーCATechKids上野 15:45-16:30(4)公開単元&授業についてー学芸大加藤&授業者(保浦&蓑手) 16:30-17:00(5)質疑・応答  前回6月30日に公開した産学連携事業の第2弾です。前回は50名以上の方々に参観いただき、事後のアンケートからは公開全体に関して76%の「非常によかった」(24%「まあまあだった」)という評価をいただきました。「教科におけるプログラミング授業の研究や授業開発の課題を知りたい」という多くの方々のニーズに応えることができたのではないかと考えていますが、課題そのものへの対応はまだこれからというのが正直な所です。 例えば「今回は既習の単元について更にプログラミングで学ぶ、ということでしたが、単元の中にプログラミングを位置付けると授業の設計も変わってくる」とのご指摘に、残念ながら今回も単元全体をプログラミングを核として授業展開することはできませんでした。ただ今回は前回と違って、単元計画に位置付けた「身の回りの電気の利用」をテーマとした内容に関わるプログラミング授業となっています。単元全体をプログライングを核とした授業展開については、次回以降の公開でチャレンジしようと考えています。 また大きな課題ですが、「単元から授業を構成すると『プログラミング』との融和が問題となる」とのご指摘には、全くの賛同で「教科のフレームとらわれず、子どもたちがプログラミングを自己表現の自由なメディアとして活用する中で、SETAMの知識やComputational Thinkingを身に付ける」ような学びの場を一刻も早く拓いていきたいと思っています。その意味でも今回、「電気の性質」を利用してフィジカルコンピューティングを志向する試みは、とっても意味あることだと考えています。 そして今回も授業公開を6年1組で行います。前回と同じ学級での授業となります。「一方で、この形に向かない子がいるのではないかという懸念ももった。自分で手を動かさない子、分からないと次に進もうとしない子をどうするかは、プログラミング教育を進める上で考える必要がある」というご指摘に、約4ヶ月の時間経過の中での子どもたちのPC&プログラミングスキルの向上やプログラミングを通して自然や物理現象に関わる子どもたちの意欲や習熟の相違にどう対応していくことが良いのかを皆様と一緒に考え合いたいと思っています。 授業は、単元計画に位置付けられている「身の回りの電気の利用」をめぐって「エネルギーの効率的な活用」も視野に、Studuinoを介してそこを流れる電流の大きさをプログラミングすることで、様々なアイディア製品を創り出そうとするものです。Studuinoが対応する各種センサー(光、温度、音、赤外線、湿度、振動等)を活用して、電気の流れを制御(プログラミング)することで、電気についての理解を深めながら、より豊かな暮らしを自分たちが創りだせるんだ、という意識と意欲を育む方向性を示したいと考えています。 次期学習指導要領においてプログラミング教育は必修化されましたが、その実施は各教科の特質に応じての実施とされたことから、この夏には各地で教員研修が盛んに実施されました。しかしこの共同研究では、単に教科のねらいを効果的に達成するためにプログラミングを体験させるためのノウハウではなく、プログラミングを通してSETAMの知識に触れさせ、子どもたちをComputer Scienceの世界に誘うことを目指しています。今回はその第二弾として、前原小+学芸大(加藤研究室)+CA Tech Kids & Artecによる共同研究を進める中で、その具体をお示ししたいと考えました。 是非、ご参会いただき日本のプログラミング授業の普及・啓発に忌憚ないご意見をお聞かせください。⚫️ 研究体制・小金井市立前原小学校(研究代表者:松田孝校長)授業構想および計画の策定と実践を行います。・国立大学法人東京学芸大学 加藤直樹研究室(研究代表者:加藤直樹准教授)授業の計画、実践に関わる基礎研究(主にセンサーを活用したプログラミングの授業への取り入れ方等の検討)を行う他、研究室の大学院生が非常勤講師として前原小学校で1年間理科の授業を担当します。・株式会社アーテック(研究代表者:藤原悦代表取締役社長)実践で用いるコンピュータ基盤「Studuino」および各種機材を無償貸与する他、本実践で得られた結果を踏まえ全国の小学校で実施できるよう、汎用的な教材の開発を検討します。 ・株式会社CA Tech Kids(研究代表者:上野朝大代表取締役社長) 本研究全体のコーディネイトを行う他、本研究のプロセスおよび結果について広く教育関係者に周知し、小学校におけるプログラミング教育のさらなる普及推進を担当します。今回はCA Tech Kidsに参加する大学生等がメンターとして授業に参画する予定でいます。*チケット申し込み&写真等撮影等に関してのお願いー同意できる方の参加申し込みをお待ちしています。①授業公開&研究協議会、共に参加できる方の申し込みをお願いします。基本キャンセルは受け付けておりません。参加者も50名に限定していますので、様々ご予定があり調整が難しいことは承知しておりますが、確実に参加できる方の申し込みをお願いします。(最近、他イベント(2件)で申し込み多数で締め切られたにもかかわらず、当日参加してみると3〜4割の空席があることに驚きました。)②写真等の撮影については、児童個人が特定できるような撮影は絶対にお辞めください。授業の様子や手元の作業などその場の雰囲気を伝える情報を個人等のメディアで発信することは構いません(むしろ積極的にシェアしていただきたいと願っています)が、個人情報に関わる取り扱いについては極めて慎重を期するよう対応をお願いします。(万が一の場合は、ご連絡させていただきます)また報道関係の方は事前にお申し出ください。③是非、事後の参観アンケートにご回答ください。前回は25名の方からの回答をいただきました。皆様からの忌憚ないご意見やご指摘が次への指針となり、さらなる充実への糧となります。ご多用の折とは存じますが、ご対応いただきますようよろしくお願いいたします。またいただいた回答に着きましては、匿名扱いで活用させていただきますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。以上3点のお願いをいたしましたが、本公開が有意義なものとなるよう最大限の配慮をしたいと思います。趣旨をご理解いただき、参加いただきますよう重ねてお願い申し上げます。以下、前回(6/30)の公開の様子