様々な「生きづらさ」を抱える人に寄り添うSNS相談のこれからを考える ~LINE相談『むすびめ』1周年キャンペーン #生きづらさってなんだろう~ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-09T21:02:28+09:00 Peatix NPO法人ダイバーシティ工房 様々な「生きづらさ」を抱える人に寄り添うSNS相談のこれからを考える ~LINE相談『むすびめ』1周年キャンペーン #生きづらさってなんだろう~ tag:peatix.com,2021:event-3062940 2021-11-09T20:00:00JST 2021-11-09T20:00:00JST 2020年コロナ禍、NPO法人ダイバーシティ工房が開始したLINE相談「むすびめ」には、自宅から、家出先から、困りごとを抱えた若者を中心に多くの人たちから相談が届きました。相談者の最年少は9歳、大人は50代後半まで、年齢や居住地、相談内容を問わないSNS相談でなければおそらくつながることはなかった方たちです。生活困窮、虐待、不登校、発達障がい、孤立、子育ての悩み、家庭内不和、進路、友人関係、仕事のしんどさ。あらゆる困りごと、相談者の気持ちが言葉にされ、ときに絵文字やスタンプ、手書き文章の画像で送られる画面を通して行われた相談件数は、「むすびめ」開設から1年間で2000件を超えました。SNSのチャット機能を使用する相談窓口は以前からありましたが、人との接触にリスクが伴い、誰からも見えない場所で困る状況が一層増えたコロナ禍、SNS相談だからこそつながれたケースは数多くありました。SNSでつながり、そこで展開される相談ごとを表す一つのキーワードは「生きづらさ」です。社会全体が混乱の中にある今、これまでも存在していたあらゆる形の「生きづらさ」は、より多くの人にとって自分ごととして捉えられるものになった側面があるのではないでしょうか。今回LINE相談「むすびめ」の1周年を機に開始した #生きづらさってなんだろう のキャンペーンでも、多くの方たちからそれぞれの暮らしの中にある生きづらさが言葉になり届きました。若者が抱える生きづらさと大人が抱える生きづらさのつながり。1人ひとりが抱える生きづらさと社会のつながり。 それぞれの生きづらさが完全に独立するものではなく、複雑に関連し合っているのだとしたら、「生きづらさとはなんなのか」に向き合うことは、自分や他者を通して社会のあり方を考えることなのかもしれません。その社会の中で、生きづらさと接点を持ったSNS相談は、これからどんな役割を担えるのか。何を試みることができるのか。今回のイベントでは、同じくSNS相談を展開するゲストの方々と、そんな問いに向かいます。 若者からの進路・就職、コロナ禍での困窮の相談を受け付ける「ユキサキチャット」を運営する認定NPO法人DxPの今井さん、親の離婚や家庭環境における悩みを受け付けるLINE相談を行っているNPO法人ウィーズの光本さんを特別ゲストに迎え、若者たち・様々な人たちが抱える生きづらさと、これからのSNS相談を考えます。<イベント詳細>○日時:2021年11月9日(火) 20時00分~21時00分 *5分前より入室いただけます。○開催方法:オンライン(Zoomを使用します) *開催日程が近づきましたら、当日のオンラインのURLをお送りいたします。  もしくはお申込み後表示される「イベントを視聴する」ボタンを押してください。 *画面オフの参加でも大歓迎です *イベント申込をいただいた方限定で後日録画の映像を公開予定です。○参加費:無料○プログラム・ゲストトーク ・質疑応答 ※ブレイクアウトルーム等でのグループワークは行いません○登壇者今井 紀明氏認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、LINE相談「ユキサキチャット」や定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。光本 歩氏NPO法人ウィーズ理事長 1988年大阪府大阪市生まれ、静岡県熱海市育ち。13歳のときに両親が離婚。自らが父子家庭に育った経験から「子どもが育つ環境によって、抱く希望や夢に制限がかかってはいけない」という思いを強く持ち、2009年に低価格学習塾を立ち上げた。そこから現在まで、LINE相談事業や居場所づくり事業・面会交流支援事業など家庭環境に悩む子どものための支援活動を幅広く行い、6000名以上の子どもたちに対応している。佐藤佑紀NPO法人ダイバーシティ工房が運営する無料LINE相談「むすびめ」のマネージャーを務める。大学卒業後、公立中学校で社会科の教員として勤務。自らが生きづらい10代を過ごした経験から若者にとっての居場所を作るべく2020年に同法人に参画し、LINE相談の立ち上げメンバーとして現在まで活動。○ファシリテーター平水 利憲(NPO法人ダイバーシティ工房 事務局長)<#生きづらさってなんだろう キャンペーンを実施しています!>本トークイベントは、NPO法人ダイバーシティ工房が実施している #生きづらさってなんだろう キャンペーンの一環として、自分や他者の生きづらさに思いを巡らすきっかけとすべく開催しています。イベント前、イベント中にtwitterで #生きづらさってなんだろう と共にあなたの生きづらさを教えてください。twitter投稿だけでなく、匿名アンケートフォームでの回答も募集しています!▶アンケートフォームhttps://forms.gle/irx6DKBzh6GutrgF8【問い合わせ先】イベントに関してご質問・ご不明点がある際は、support@diversitykobo.orgまでご連絡ください。(職員が在宅勤務をしていることがあるため、なるべくメールでのお問い合わせをよろしくお願いいたします。)