第16回鶴岡市芸術祭参加 佳興の会 第1回公演 アーカイブ | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-31T22:05:42+09:00 Peatix mu_gen 第16回鶴岡市芸術祭参加 佳興の会 第1回公演 アーカイブ tag:peatix.com,2021:event-3062500 2021-11-01T00:00:00JST 2021-11-01T00:00:00JST 日時:2021年10月24日 (日) 14:00 - 15:30会場:庄内能楽館鶴岡教室 演奏:梅津芳水・岡眞理子・市川石水・山澤昭彦 [ プログラム ] 第一部 絲 × 竹 霧海篪(尺八本曲) https://youtu.be/aRwSBzoUZO0 『虚鈴』『虚空』とともに「三虚霊」と呼ばれ、古典本曲中最古の曲の一つとされている。篪(ち)は中国古代の笛のこと。小船に乗り海上で明月を眺めていると、にわかに霧に蔽われ、霧中より管の妙音が聞こえたという夢幻的な情景を表しているという伝説がある。強く吹き込み音が自然に減衰して行く楔吹、トリルや連続音を細かく打ち刻む手法など、本曲のテクニックが駆使された曲になっている。流派によって音程などが微妙に異なるが、今回は浜松の虚無僧寺「普大寺」の伝承されたものを演奏します。 松ケ岡(琵琶弾奏) https://youtu.be/zUYsP2YyiHk 庄内藩は、戊辰戦争に破れ、賊軍といわれましたが、明治5年に旧庄内藩士が刀を鍬に持ち替えて月山山麗の大原始林の開墾を行ってら、今年で150年目の節目を迎えました。松ケ岡と命名し、当時先端産業だった蚕糸業を興し、社会の模範となって地域・国の活性化と発展に貢献しました。 初秋(三弦二重奏曲) https://youtu.be/Ai7M8NiHtVU 昭和39年8 月 杵屋正邦 作曲「初秋」は、《現代邦楽》として二丁の三味線で演奏されます。初秋の静かなたたずまい~尾花や小菊などの秋の草花に、鈴虫など秋の虫たち、秋風に月の光と、織りなす初秋の情景を三味線に託した小品曲です。秋の風情をご自由に感じていただけましたら幸いです。 鹿の遠音(尺八本曲) https://youtu.be/T1At6g9gnT4伝説によれば、楠正勝(虚無僧の祖、楠正成の孫)と深い関係があるともいわれ、山岳戦を得意とする南朝の楠党が山間での連絡に用いた笛や法螺貝の音が元ともいわれている。 秋の深山幽谷に響く鹿の鳴き声の掛け合いの描写を曲想としており、非常に美しい。鹿の鳴き声を客観的に聞くというよりは、自らが鹿になって遠鳴きし、山野を疾走するかのような趣がある。通例は二管での掛け合いで演奏されますが、今日は一管だけで演奏します。 藩校致道館(琵琶弾奏) https://youtu.be/tlyJasWfsGE当時藩士が太平に慣れて士風が乱れ、それを憂いた九代藩主酒井忠徳は文化二年、[1805]致道舘を完成させ大宝寺に開校した。徂徠学を固持し、文化十三年今の馬場町に移築され、入学は十歳からで学力に応じて進級する仕組みで、個人の特性を伸ばすことを基本とした教育だった。 第二部 仕舞 × シンセサイザー 経政 https://youtu.be/0qTr6mh85QY灯火の影に現れたのは、平家の公達。平経政の亡霊。経政は生前愛用した「青山の琵琶」を弾き、昔を慕い、ありし日の夜遊を楽しむのだった。 東北 https://youtu.be/cxju7TzvOEY春の夜。池水には月影が映り、梅の花は春の闇夜の中にあっても優雅な香りを漂わせる。歌舞の菩薩となった和泉式部の、優雅な舞。 笠之段 芦刈 https://youtu.be/TbWUBsNnccM芦売りの男は、笠づくしの歌を歌いつつ、春の景色の中で舞い戯れる。そして舞いを観ていた妻と数年ぶりに偶然再会する。目出度し目出度し。