継承_承継 2021 徳島阿南公演 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2022-01-17T19:00:51+09:00 Peatix 大戸 剛 継承_承継 2021 徳島阿南公演 tag:peatix.com,2021:event-3052454 2021-12-18T16:30:00JST 2021-12-18T16:30:00JST 親から子へ、師から弟子へ650年の伝統を守る大藏流狂言が示唆する、すべての「家族」のための物語100年後の未来のために、次の世代へ、何を伝えていくのか。「能・狂言」は、現存する世界最古の舞台芸術として、2008年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。 大藏流は、戦争など幾多の苦難を乗り越えながら、650年を超えて受け継がれてきました。それは、親から子へと、口伝と身体的体験によって伝えていく芸の「継承」に始まり、名前や精神そして大藏流そのものの「承継」を意味します。一方で、現代社会では少子高齢化に伴う核家族化や、地方での事業承継問題が重くのしかかっています。そこで本公演では、能楽師狂言方大藏流 大藏基誠(おおくら・もとなり)と康誠(やすなり)親子による大藏流狂言舞台とともに、その継承の瞬間を描いた映画「よあけの焚き火」、そして事業承継を重ねてきた 桜映画社 監督土井康一と大藏基誠による対談を通して、「 継承 ⇄ 承継 」のエッセンスを紐解いていきます。狂言の演目は、映画内でも大藏基誠・康誠親子が稽古していた「痿痢(しびり)」。撮影当時 10歳の康誠が、13歳になり舞台に立つ姿は、まさに芸が継承されていく瞬間を目の当たりにする貴重な体験となるでしょう。家族、企業、地域、社会など、今を生きるすべての「家族」に捧げる物語です。◯ 公演概要日時:12月18日(土) 16:00 開場 16:30 開演( 19:00頃 終演 )会場:阿南市スポーツ総合センター サンアリーナ体育館料金:一般 2,000円、中高生 1,000円、小学生500円* 未就学児のご来場はご遠慮いただいております。* 自由席タイムスケジュール16:30 - ご挨拶(映画監督 土井康一)16:35 - 映画『よあけの焚き火』 上映17:50 - 狂言とは?解説(能楽師狂言方 大藏基誠)18:00 - 狂言「痿痢(しびり)」ほか(大藏基誠、大藏康誠ほか)18:40 - 「次の世代へ継ぐこと 〜伝統芸能と事業承継〜」トークイベント(大藏基誠、土井康一ほか)◯ 映画 『よあけの焚き火』伝統芸能をモチーフに、「伝えること」という普遍的なテーマを昇華させた稀有な作品。主演の大藏基誠 (おおくらもとなり)・康誠 (やすなり) は、大蔵流狂言方の実の親子。映画初主演にして、自身を演じるという難役を果たす。共演にミュージシャンの坂田明、『幼な子われらに生まれ』で注目を集めた鎌田らい樹を迎え、それぞれが踏み出す一歩をみずみずしく演じている。第 67 回サン・セバスティアン国際映画祭新人監督部門正式招待(スペイン)、第 23 回オリンピア国際映画祭最優秀監督賞(ギリシャ)、第 17 回ラヴェンナフィルムフェスティバル(イタリア)招待 小津安二郎記念蓼科高原映画祭招待、KAWASAKI しんゆり映画祭招待◯ 出演者プロフィール大藏基誠(能楽師狂言方)1979年、東京に生まれる。能楽師狂言方大藏流、25世宗家大藏彌右衛門の次男。 4歳8カ月で初舞台(「以呂波」)を踏み、今日までに「末広がり」「那須の語」「千歳」「三番三」「釣狐」「花子」を披く(ひらく)。小・中・高校に出向いて学校狂言を展開し、若い世代に伝統芸能の楽しさを伝える。2004年、初めて団長としてマレーシア公演を企画し、海外への狂言普及につとめる。国内では2005年に初自主公演『さくっと狂言』を企画し、初心者でも楽しめる舞台をつくり上げる。 2011年には、狂言とpartyを融合させた『kyogen lounge』を企画、雑誌LEONにも掲載され「大人な遊び場」として好評を得ている。また、狂言発祥の地・奈良での活動に力を入れ、奈良市長より奈良観光大使を任命される。 2017年には自身が脚本した舞台『TheFactory』を演出、芝居と古典芸能を融合させたアカデミックエンターテイメントショーとして新ジャンルの舞台をつくり上げた。 また2017年4月よりNHK『ラジオ深夜便』の新コーナー「にっぽんの音」のパーソナリティーをつとめるなど、伝統を重んじながらも柔軟な姿勢で狂言の普及活動を展開する一方、さまざまなジャンルとのコラボレーションにも挑み、伝統文化の新境地を開拓している。大藏康誠(能楽師狂言方)2008年、東京に生まれる。能楽師狂言方大藏流。大藏基誠の長男。25世宗家大藏彌右衛門の孫。 4歳7カ月で初舞台(「以呂波」)を踏む。父・大藏基誠のもとで日々稽古に励む。狂言のみならず、役者、ナレーション、モデルと、幅広く活動して今後の成長が期待される。映画監督 土井康一1978 年、神奈川県横浜市生まれ。自由学園、多摩美術大学卒業。 写真家、映画監督の本橋成一に師事し、『バオバブの記憶』(08)な どの助監督をつとめる。2009 年より桜映画社にディレクターとして勤務。 オダギリジョー主演 小栗康平監督『FOUJITA』(15/監督助手)、 テレビ東京『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』などのテレビ番組 や CM、プロモーションなど、多くの作品を手がけている。