市民公開シンポジウム:糖尿病患者の“生きづらさ” について考える〜医学、社会学、文化人類学、臨床心理学、そして当事者の立場から〜 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-12-20T13:21:14+09:00 Peatix Masatake Sugimoto 市民公開シンポジウム:糖尿病患者の“生きづらさ” について考える〜医学、社会学、文化人類学、臨床心理学、そして当事者の立場から〜 tag:peatix.com,2021:event-3051955 2021-12-12T10:00:00JST 2021-12-12T10:00:00JST ★アクセスできない方は事務局のほうにメッセージ機能を使ってご連絡をください。宜しくお願いします。糖尿病患者の“生きづらさ”について考える〜医学、社会学、文化人類学、臨床心理学、そして当事者の立場から〜■日時 2021年12月12日(日)、10:00〜15:00■参加方式 オンライン(LIVE参加できない場合、オンデマンド配信視聴可)■プログラム第1部:10:00〜12:30講演 生活習慣病という呼称から生まれる“生きづらさ”の本質に迫る糖尿病病因論の立場から 鈴木和代先生(京都大学大学院医学研究科 客員研究員)社会学の立場から    鈴木智之先生(法政大学社会学部 教授)文化人類学の立場から  磯野真穂先生(慶應大学大学院健康マネジメント研究科)臨床心理学の立場から  竹田伸也先生(鳥取大学大学院医学系研究科、教授)<30分昼食休憩>12:30〜13:00   12:45〜12:55 DiPex Japan 糖尿病の語りプロジェクトのご案内 聖路加国際大学 高橋奈津子さん第2部:13:00〜14:20 パネルディスカッション糖尿病関連スティグマについて 杉本正毅先生1型糖尿病当事者の立場から 東海林渉先生(東北学院大学教養学部人間科学科 臨床心理学)MODY家系に生まれて OTさん若年発症2型糖尿病当事者の立場から SNさん第3部:14:20〜15:00 総合討論■チケット 2,000円パネリスト紹介(あいうえお順)杉本正毅バイオ・サイコ・ソーシャル糖尿病研究所代表。50才のときナラティヴ・アプローチと出会い、医療人類学に魅せられ、病い体験や病いの意味を尊重した糖尿病診療をめざすようになりました。独立糖尿病専門医として週5日の糖尿病専門外来を担当、チームスタッフと共に患者さんのライフスタイル、価値観、健康信念、食文化などを尊重した診療をめざしています。2020年、私の外来に通院中の2人の患者さんと共に「生活習慣病を死語にする会」を立ち上げ、アドボカシー活動にも力を入れ始めました。今回のシンポジウムを企画しました。どうぞよろしくお願いします。磯野真穂先生独立人類学者。専門は文化人類学・医療人類学。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。身体と社会の繋がりを考えるメディア「からだのシューレ」にてワークショップ、読書会、新しい学びの可能性を探るメディア「FILTR」にて人類学のオンライン講座を開講。著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。(オフィシャルサイト:www.mahoisono.com / Blog: http://blog.mahoisono.com)鈴木和代先生京都大学大学院医学研究科客員研究員、日本糖尿病学会専門医。私の糖尿病診療のモットーはお師匠さんの教えでstand by youです。ナラティヴ・メディスンを実践されている杉本先生を尊敬しており、みなさんと“生きづらさ”(スティグマ)の克服に向けてお話ししたいと思っています。鈴木智之先生法政大学社会学部、教授。社会学の視点から、病いの経験とその語りについて考察を進めている。アーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』の翻訳、自己免疫疾患の当事者でもある哲学者クレール・マランの著作の紹介と分析などを行うとともに、先天性心疾患とともに生きる人々の生活史の聞き取りを学生とともに継続しています。病いをめぐる言葉の働きと、病いを生きる人々の生の力の交わりを解き明かしていくことが、これらの仕事の課題です。東海林 渉先生東北学院大学教養学部人間科学科、准教授。1型糖尿病を持ちながら大学で糖尿病患者の心理、特に周囲のサポートや病いの「引き受け」について研究をしています。また、病院の糖尿病代謝内科で心理士として働いています。今年で患者になって19年目を迎えました(ようやく中堅に足を踏み入れたくらいでしょうか…)。患者としての経験を研究や医療に生かし、1型2型に限らず,多くの人が自分にも他者にもやさしく生きられる方法を探っています。竹田伸也先生鳥取大学大学院医学系研究科、教授。「生きづらさを抱えた人が生まれてきてよかったと思える社会の実現」を、臨床研究者としてもっとも大切にしたい価値に掲げ、臨床心理学の立ち位置から活動を進めています。最近は、強靭で持続可能な相互扶助について関心を寄せ、様々な専門家や支援者とともに「支えを必要とする人がいれば、できる範囲で力を届けよう」という人々のつながりによって基礎づけられた共同体の成長に向けて、チャレンジを進めています。 当事者パネリストの自己紹介S.Hさん23歳で2型を発病。2型糖尿病は生活習慣が悪いために発病としたと言う社会の偏見と戦ってきました。 糖尿病は自己管理ができない人がなる病気と思われるのが悔して隠したりもしました。糖尿病=生活習慣病という概念がなくなり、糖尿病を隠す必要がない社会になればいいと思います。O.Tさん初めまして。糖尿病23年目のMODY患者です。 13歳とのき、A1c15%で発症し、すぐにインスリンの頻回注射療法を開始され、現在に至っています。初めは2型と診断されましたが、検査の結果、1型でも2型でもなく、その他に分類されるMODYとわかるまで小児糖尿病という病名でした。なかなか病名を受け入れられず、思春期には摂食障害となり、体重が34kgまで減ってしまったこともありました。その後、MODYと診断されましたが、社会人となった今も、自分の病気を社会に対してどのように伝えたら良いのか分からず、1型糖尿病患者として生きてきました。 23年前と比べれば、糖尿病への理解は拡がったと思いますが、MODYについてはまだほとんど知られていません。私の願いは「生活習慣病」という嫌な言葉がなくなって、1型・2型患者のそれぞれの思いがもっと正しく社会に理解され、糖尿病患者同士の偏見がなくなり、社会の糖尿病に対しての間違った情報がなくなることです。糖尿病にはMODYという病型があることを多くの人たちに知っていただき、自分の病気を隠す必要がない社会になって欲しくて、今回シンポジウムで発表させていただくことになりました。<主催者より>今回は「生活習慣病を死語にする会」が主催する初めてのイベント開催となります。この会は糖尿病関連スティグマ、肥満スティグマのない社会、ケアの実現を目指しています。パネリストはすべて今、私がもっとも尊敬する方々です。医学的視点は志を共有する京都大学の鈴木和代先生、文化人類学の視点は今、もっとも注目されている磯野真穂さん(以前からの知り合いなので「さん付け」で)。社会学の視点はアーサー・W・フランク『傷ついた物語の語り手』の翻訳者として有名な鈴木智之先生、臨床心理学の視点は「生きづらさを抱えた人が生まれてきてよかったと思える社会の実現」を研究テーマに掲げる竹田伸也先生。当事者代表として、ご自身T1DM当事者であり、東北学院大学・臨床心理学で教鞭を執られている東海林渉先生、そして13才で発症し、その後MODYと診断されたOTさんと若年発症T2DM当事者のSNさんのお二人も勇気を出して立ち上がって下さいました。多くの方々にご参加いただき、“生きづらさ”の本質について考えてみたいと思っています。今回のイベントは録画を予定していますので、LIVE参加できない方も参加申し込みいただけたら、オンデマンド配信を視聴することができます。多くの方のご参加をお待ちしています。*本シンポジウムは「一般財団法人なないろ未来財団」から後援をいただき開催しています。※シンポジウムの詳細についてはこちらの記事をご参照下さい。https://note.com/m_sugimoto/n/nd14cabc74115 Updates tag:peatix.com,2021-12-12 05:11:01 2021-12-12 05:11:01 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1159002 Updates tag:peatix.com,2021-11-28 02:58:35 2021-11-28 02:58:35 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1153386 Updates tag:peatix.com,2021-11-28 02:41:50 2021-11-28 02:41:50 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1153382 Updates tag:peatix.com,2021-10-23 03:37:59 2021-10-23 03:37:59 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1139135 Updates tag:peatix.com,2021-10-23 01:42:55 2021-10-23 01:42:55 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1139106 Updates tag:peatix.com,2021-10-20 09:26:45 2021-10-20 09:26:45 イベント詳細情報を更新しました。 Diff#1137928