「詩人ウチダゴウ、夜の本屋の朗読会」 ―『鬼は逃げる』(三輪舎)刊行記念イベント | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-20T13:27:55+09:00 Peatix 本屋・生活綴方/石堂書店 「詩人ウチダゴウ、夜の本屋の朗読会」 ―『鬼は逃げる』(三輪舎)刊行記念イベント tag:peatix.com,2021:event-3051651 2021-11-12T19:30:00JST 2021-11-12T19:30:00JST  声をひと言出してみる このちいさな椅子の上から それでしか幕はあがらない ぼくらそうして生きてきた みんなそうしていま生きている (ウチダゴウ「発表会」より) この1年半のあいだ、あきらめざるを得なかった、たくさんの催しがあった。本当はありえたはずの舞台、そこで出会えたはずのひと、その人に向かって発したはずの、声やことばを思う。長い人生からすれば、ほんの僅かな時間と事柄だ(と思うしかない)。それらがなかった代わりに、他の「何か」があった(けして無為に過ごしたわけではないのだ)。 例えば、『鬼は逃げる』はその「何か」だ。昨年末に刊行された、ウチダゴウの詩集。真っ黒な紙をめくって、われわれは何度も、何度も、空想の朗読会を開いた。特別な舞台がなくても、ぼくらは朗読会の参加者だったし、主催者で、朗読者で、そして、詩人だった。 一方で、やがて開かれるだろう朗読会のことを思った。ひとまず波はひいている。またやってくるかもしれない波のまえに、朗読会を開きたかった。・・・・・・・・・ 詩集『鬼は逃げる』(三輪舎)刊行記念として、著者である詩人のウチダゴウさんをお招きして朗読会を開催します。『鬼は逃げる』はもちろん、オリジナル詩集『原野の返事』(してきなしごと・刊)、また最新の詩を織り交ぜて朗読していただきます。途中スペシャルゲスト(未定)とのトークを予定しております。決定までいましばらくお待ちください。進行は本屋・生活綴方で監修を務め、『鬼は逃げる』の編集者である中岡祐介です。 終了後にはサイン会を実施します。当店以外の書店で購入したものでも構いません。ぜひお持ちください。 開催概要 日時  2021年11月12日(金)    19:00 開場    19:30 開始 〜 21:00 終了予定     (多少延長の可能性あり) 会場  本屋・生活綴方    (オンラインライブ配信あり) 参加費 1800円(オンライン視聴1500円)※税込 ※オンライン視聴3ヶ月付き ゲスト ウチダゴウさん(詩人) 聞き手 中岡祐介(三輪舎・編集者) ゲストプロフィール ウチダゴウ 1983年生まれ。立教大学法学部卒。2010年、詩とデザインのアトリエ「してきなしごと」を開業。詩人としての活動と並行して、グラフィックデザイン、コピーライティング、ギャラリーの企画運営を行う。全国各地で、個展・朗読会を開催。近年では、英国・スコットランドを度々訪ね、現地での執筆・朗読・個展活動を行っている。