日中介護交流プラットフォーム オンラインセミナーVol.7 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-12T13:29:05+09:00 Peatix 日中福祉プランニング 王 青 日中介護交流プラットフォーム オンラインセミナーVol.7 tag:peatix.com,2021:event-3046125 2021-11-04T19:00:00JST 2021-11-04T19:00:00JST 「(日本初のオンライン)日中介護ビジネス交流プラットフォーム」オンラインセミナーVol.7 ご案内 「最期まで自分らしく 〜人生の最終楽章をどう奏でるか〜」 新型コロナウイルスの影響で、日本と中国の介護分野の対面交流が中断されています。この局面を乗り越えたいとの思いで、「(日本初のオンライン)日中介護ビジネス交流プラットフォーム」は、昨年より医療・介護交流のオンラインセミナーを開催してきました。皆様のご協力で、そして、毎回たくさんの方々のご参加と高いご評価を頂戴し、今回、第7回の開催を迎えます。今回のテーマは、日中両国の高齢者の最終期をどう迎えるか、についてです。 日本では、1970年代の国民皆保険制度の始まりに合わせて、病院で人生の最期を過ごす亡くなる人は8割に達しました。しかし、このような人生の最期のあり方に、疑問を感じる人も多い。ここ10年、医療に生かされるのではなく、自分の望む場所で家族と共に過ごしたいと希望する人が増えています。日本人の価値観や死生観の変化、それに合わせて進む医療や介護の変化、これからの課題等について、今回、お話しいただくのは、在宅医療の第一線で実践と発信を続けておられる佐々木淳先生(「医療法人社団悠翔会」理事長)です。 そして、長年、特別養護老人ホームなどで介護・看護の第一線で看取りの指導と実践をされてきた、この分野でのエキスパートである「一般社団法人生活を支える看護師の会」の会長小林悦子さんにお話しいただきます。自分の人生を決められなくなった方が多い特別養護老人ホームにおいて、「幸せを追求した生き方」としての看取り援助の事例、お年寄りの人生を家族と共に見つけ出すことで、死が訪れる日までの生活を豊かにするなどの活動を紹介して戴きます。 一方で、中国では、人生の最終段階へのケアは「安寧療護」といいます。漢字の通り、「安らかに、丁寧に安心のできる医療と介護」。中国文化の中で「死」は禁忌であり、死生観についての議論や教育を行ってきませんでした。ゆえに、「死」の話題に触れない、避けたいという傾向が未だに強い。都市部の高齢者が病院で亡くなることが多いのに対して、農村部は自宅で亡くなることが多いですが、両者とも専門的なケアを受けないまま、苦痛を伴いながら亡くなる人が非常に多いという現状。そうした中で、少ないながら、中国の高齢者人口率がもっとも高い上海市は、地域で高齢者の最期を支える取り組みをはじめています。中国の高齢者が迎える最期の現状や政府の取り組み・課題など、中国高齢者産業協会専門家委員会理事の殷志剛さんによりご紹介いただく予定です。 誰もが最期まで自分らしく全うするために、どのような医療や介護を選択するのか、残された時間をどう過ごすのかについて、日中の関係者を一堂にして議論をする意義はとても大きいと考えます。両国の「死」の文化や異なる考え方、最新の取り組み、これらは、このセミナーで情報収集することができると同時に、ご自身の人生の最後の段階をどう過ごすべきかについても、改めて考える機会となりましょう。ぜひ、お見逃しなくご参加くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 ◆  テーマ:  「最期まで自分らしく 〜人生の最終楽章をどう奏でるか〜」 ◆ 日時: 2021年11月4日(木) 19:00〜21:30◆    形式: zoom会議◆    参加料金: 3000円/1名 (一度お申し込みされると、欠席されたりオンライントラブル等がありましても、払い戻しができかねませんので、ご了承くださいませ)◆ 主催・共催: 日中福祉プランニング(日本)・ 阿沐養老(中国)(「阿沐養老」は高齢者問題や介護を専門とするネットメディアであり、政策や国内外の最新情報などをいち早く発信、同類の介護分野のメディアにおいて最大の影響力を持つ) ◆    お申込み方法 当サイトからお申込みください。*当日のzoom会議参加へのURLは、前日までにピーティックスのメッセージにてお送りします。 ◆ ゲスト1.   佐々木 淳   医療法人社団悠翔会理事長・診療部長1998年筑波大学医学専門学群卒業。社会福祉法人三井記念病院内科/消化器内科、東京大学医学部附属病院消化器内科等を経て、2006年に最初の在宅療養支援診療所(MRCビルクリニック)を開設。2008年 医療法人社団悠翔会に法人化、理事長就任。現在、首都圏を中心に全15クリニックで、約5,500名の在宅患者さんへ24時間対応の在宅総合診療を展開しています。 2.   殷 志剛(いん しごう)  中国高齢者産業協会専門家委員会理事                上海市養老サービス業協会専門家委員会主任、                上海交通大学国際事務と公共管理(MPA)講師  「中国の高齢社会問題のコメンテーターとして、露出度NO.1」、中国の介護業界ではその名を知らない人がいないほど、長年に渡り上海市民政局所属の「上海市高齢科学研究センター」のトップ責任者として、高齢者問題を研究し、上海市の様々な高齢者政策立案に携わってきました。上海市の高齢者政策・計画などの多くの刊行物に執筆。高齢者の生活に密着した情報を広く且つ正確に把握し、高齢者分野での中国全国の様々なシンボジウムで講演、専門家としてのマスコミ報道のコメンテーターとして活躍。 3.  小林 悦子  一般社団法人生活を支える看護師の会 会長          介護・看護コンサルタント/看取り道先案内人特別養護老人ホームに「本物の看護」を見つけ、最期まで生ききることができる老人ホーム作りに奮闘中です。家族と職員がチームとなり、各人の力を発揮する「新しい看取りの文化」を構築しました。そこで行われる「生ききるための看取り援助」では、関わる皆の幸せを追及し笑顔が溢れます。高齢者の尊厳を守り、「終わりよければすべてよし」へのガイドを担う看取り道先案内人です。 ◆ 進行:1.   19:00〜19:05 開会の挨拶&説明事項 2.   19:05〜19:45(通訳の時間を含む)   基調講演    「人生の最終段階をどう過ごすのかーー 医療から生活へ、日本人の価値観の変化」   講演者: 佐々木淳  医療法人社団悠翔会理事長・診療部長 3.   19:45〜20:25(通訳の時間を含む)   「人生の第四の楽章をどう奏でるか——上海の“安寧療護”の模索」    講演者: 殷 志剛(いん しごう) 中国高齢者産業協会専門家委員会理事 4.   20:30〜21:10(通訳の時間を含む)        「生ききるための看取り援助」は楽しい   講演者: 小林悦子  一般社団法人生活を支える看護師の会 会長 5. 21:10〜21:30  質疑応答 以上