[park cinéma] × [旅する映画館 café de cinéma] Oct. 『キューティ&ボクサー』 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-01T13:39:24+09:00 Peatix INN THE PARK [park cinéma] × [旅する映画館 café de cinéma] Oct. 『キューティ&ボクサー』 tag:peatix.com,2021:event-3042805 2021-10-23T20:00:00JST 2021-10-23T20:00:00JST 今月のパークシネマ2021年10月23日(土)、24日(日) 20:00〜上映作品は『キューティ&ボクサー』今回も「旅する映画館 café de cinéma」さんのセレクトによる秋の夜長にぴったりな映画が2日間上映されます。会場は芝生公園内、もしくはINN THE PARK ギャラリースペースでの開催予定となります。 『キューティ&ボクサー』 “日本で初めてモヒカン刈りにした男” 現代芸術家 篠原有司男 81 歳と、妻 乃り子 ニューヨーク在住40年、 ふたりの愛と闘いの記録 “ボクシング・ペインティング”で知られる現代芸術家 篠原有司男、通称ギュウチャン。日本で初めて“モヒカン刈り”にした反骨精神溢れる若者は、80 歳を超えた今もその頃のスピリットそのままに、創作に人生を捧げ、ひた走る。故・岡本太郎氏は生前、篠原の活動を「ひたむきなベラボウさ」と評した。この物語は、篠原有司男と彼の妻・乃り子の 40 年間に渡るニューヨークでの波乱に満ちた結婚生活をありのままに綴る、きわめてパーソナルでありながら普遍的な、唯一無二のラブ・ストーリーだ。そして、愛、犠牲、歓び、痛み、情熱、失望、老いていくこと、これらのテーマは、私たちに向けた人生の物語でもある。2人が暮らすのは、ニューヨーク、ブルックリン。篠原有司男は、1960年に日本で結成された芸術集団「ネオダダイズム・オルガナイザーズ」の中心的メンバーで、ジャンク・アート、パフォーマンス、のちに「ボクシング・ペインティング」で有名となり、1969年、さらなる活躍の場を求めて渡米する。その3年後。妻・乃り子は19歳のとき、美術を学びにやってきたニューヨークでギュウチャンと出会い、恋に落ち、結婚。学業の道を捨て、裕福な家族からの仕送りは打ち切られた。80歳の有司男は、自身がつくりだした絵画と彫刻を旺盛に探求しつづけている。近年ますます、自分の作品を確立させ、売れるチャンスをつかもうと、制作活動に励む毎日だ。一方、59歳の乃り子は、妻であり、母であり、ときにアシスタントであることに甘んじていた。しかし、息子も成長した今、ついに自分を表現する方法を見つけた。それは、夫婦のカオスに満ちた40年の歴史を、自分の分身であるヒロイン“キューティー”に託してドローイングで綴ること。女性のパワーが奔放に、生き生きと爆発したかのようなドローイングからなる“キューティー”シリーズは、有司男とのこれまでの生活を、感覚的に、ユーモラスに描き出す。そしてそれは、現実の有司男への対抗勢力となるファンタジーでもある。かくして、夫婦による二人展が企画され、映画は彼らの創作の現場と日常を追う。監督・撮影・プロデューサー:ザッカリー・ハインザーリングプロデューサー:リディア・ディーン・ピルチャーパトリック・バーンズシエラ・ペテンジルエグゼクティブ・プロデューサー:キキ三宅共同プロデューサー:マーク・スティールエズラ・エデルマンキャロライン・ウォーターロー編集:デヴィッド・ティーグ作曲:清水靖晃編集助手:アンディ・グリーヴアキコ・イワカワ音響:マーク・フィリップス視覚効果:Art Jail出資/協力:サンフランシスコ・フィルム・ソサイエティートライベッカ・フィルム・インスティテュートジェローム・ファンデーションシネリーチ、IFPフィルム・ソサイエティー・オブ・リンカーン・センター提供:Ex-Lion Tamer制作:A Cine Mosaic出演:篠原有司男篠原乃り子篠原アレクサンダー空海富井玲子アレクサンドラ・モンロー山谷周平イーサン・コーエン