川内有緒さん×木ノ戸昌幸さん『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』刊行記念トーク「わたしの偏見とどう向き合っていく?」【アーカイブ配信あり】 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-22T21:10:31+09:00 Peatix SPBS 川内有緒さん×木ノ戸昌幸さん『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』刊行記念トーク「わたしの偏見とどう向き合っていく?」【アーカイブ配信あり】 tag:peatix.com,2021:event-3023143 2021-10-23T19:30:00JST 2021-10-23T19:30:00JST <イベントについて>“障がい”と聞くと「かわいそう」「大変に違いない」「頑張って欲しい」といった思いが巡る人も少なくないのでは。しかし、そもそも障がいは「かわいそう」で「大変」で「頑張って克服する」ものなのでしょうか? それはもしかすると、マジョリティ(=健常者)が相手をよく知らないままに「そうに違いない」と思い込んでつくられたイメージなのかもしれません。2021年9月3日に刊行されたノンフィクション作家・川内有緒さんの著書『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』では、川内さんが全盲の美術鑑賞者である白鳥建二さんや友人たちとともに、日本全国のさまざまなアートを鑑賞する様子がつづられています。白鳥さんと交流を重ねていくうちに、自分の中にさまざまな先入観や偏見があることに気づく川内さん。たとえば、障がい者の人に対して過剰に気を遣ってしまうこと、「困っている人には優しくしましょう」という前向きな行為が、「助ける人」「助けられる人」という関係を生み出してしまうこと。それらは、生きていれば誰もが直面するような身近なことでした。自分には偏見や差別がないという思い込みの裏にこそ、偏見は潜んでいるのかもしれません。では、私たちが自らの中の偏見に目を向け、向き合って生きていくためにはどうすればよいのでしょうか?そこで今回、SPBS TOYOSUでは「わたしの偏見とどう向き合っていく?」と題し、著者である川内有緒さんと、障害福祉NPO法人〈スウィング〉理事長の木ノ戸昌幸さんをゲストにお迎えしたトークイベントを開催します。2019年1月刊行の木ノ戸さんの著書『まともがゆれる──常識をやめるスウィングの実験』では、〈スウィング〉に集う人たちが「できないこと」にこだわるのをやめ、緊張から解放されるまでの日々が描かれています。また『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の中では、はじまりの美術館で〈スウィング〉の作品を鑑賞する様子もつづられています。その中で川内さんは、はじまりの美術館の館長との対話を通して、「表現」の源流にあるものは、障がいの有無とは関係がなく、ひとりひとりの内なる光なのだ、と思い至ります。障がいの有無に関わらず、だれにでも「できないこと」はある。もちろん「できること」もある。それを受け入れ、障がいとはなんだろうか? と考えることで、自らの中の偏見に目を向け続ける力を養えるのではないでしょうか。本イベントを通し、川内さん、木ノ戸さんとともに考えてみませんか?<こんな方におすすめ>・障がいや普通について改めて考えてみたい方・今の社会にモヤモヤしている方・偏見とどう向き合い続けるかについて考えたい方・自分のなかの生きづらさについて考えてみたい方・頑張ることに疲れを覚えている方<登壇者>川内有緒(かわうち・ありお)さんノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。 映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。 行き当たりばったりに渡米したあと、中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。 『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で、新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』(以上幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)など。 白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画『白い鳥』の共同監督。現在は子育てをしながら、執筆や旅を続け、小さなギャラリー「山小屋」(東京・恵比寿)を家族で運営する。趣味は美術鑑賞とD.I.Y。「生まれ変わったら冒険家になりたい」が口癖。木ノ戸昌幸(きのと・まさゆき)さん1977年生まれ・愛媛県出身。NPO法人スウィングリジチョー、フリーペーパー『Swinging』編集長、スウィング公共図書館CEO、まち美化戦隊ゴミコロレンジャー。引きこもり支援NPO、演劇、遺跡発掘、福祉施設勤務等の活動・職を経て、2006年、京都・上賀茂にNPO法人スウィングを設立。仕事を「人や社会に働きかけること」と定義し、既存の仕事観、芸術観を揺るがす創造的実践を通して、社会を変えてゆきたいと願ったり願わなかったり。黄色が好き。でも青も好き。ちなみにホントは赤も好き。単著に『まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験』(2019/朝日出版社)。<書籍について>『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』著者:川内有緒出版社:集英社インターナショナル発売日:2021年9月3日定価:2,310円(税込)『まともがゆれる──常識をやめるスウィングの実験』著者:木ノ戸昌幸出版社:朝日出版社発売日:2019年1月23日定価:1,716円(税込)<開催概要>日時:2021年10月23日(土) 19:30-21:00会場:オンライン(Zoomウェビナーを使用します)※オンラインチケットをお申し込みいただいた皆様は、Peatix「視聴」ページより、お申し込みされたイベント当日14時以降、配信URLが確認できるようになります。料金:・オンライン視聴チケット:¥1,650(視聴のみ)・【目の見えない白鳥さんとアートを見にいく】書籍付きオンライン視聴チケット:¥4,180(書籍1冊付/送料込み)・【まともがゆれる】書籍付きオンライン視聴チケット:¥3,586(書籍1冊付/送料込み)・【目の見えない白鳥さんとアートを見にいく+まともがゆれる】書籍付きオンライン視聴チケット:¥5,896(書籍2冊付/送料込み)主催・企画:SPBS TOYOSU協力:集英社インターナショナル<注意事項>※必ずご確認ください。・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。・アーカイブ配信はイベント終了後2日以内(土日祝日除く)に公開します。視聴期限は公開から1週間となっております。・お申込日により、「書籍付きチケット」の書籍のお届けはイベント終了後になる場合がございます。・お客様都合によるお申し込み後の返金は原則いたしませんので、あらかじめご了承ください。〈お問い合わせ〉SPBS TOYOSU(リンク先に移動します)03-6225-0540