あの日の風景について話す、書く / 一般財団法人ハヤチネンダのンダ部 on WEB #07 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2021-11-28T20:31:45+09:00 Peatix 一般財団法人ハヤチネンダ あの日の風景について話す、書く / 一般財団法人ハヤチネンダのンダ部 on WEB #07 tag:peatix.com,2021:event-3015448 2021-10-29T19:00:00JST 2021-10-29T19:00:00JST ハヤチネンダ は、 岩手県遠野市の里山にある広葉樹の森を、「いのちを還す森」として手入れをしながら、仲間を募り、死生観と自然について知る・学ぶ・考える活動をしています。私たちの<いのち>が、本来は自然の循環の中でつながりと結び目をつくり、山や森、田んぼや、生き物たちがつくる大きな環の中にある、と感じられるような場と機会の創出を目指しています。 ハヤチネンダの「ンダ」は納得や諒解の合言葉。 「ンダ部」では、私たちの<いのち>と自然をめぐる様々な考察や表現・思いについて学び、語り合う時間を提供しています。テーマを越境してくださる多様な方々をお招きして、今を生きる私たちの心の糧になるような「生と死」の物語を旅しませんか?特定の宗教・哲学等に依ること無く、死生観について安心して聴き、語ることのできる場づくりを目指して、2021年4月より「ンダ部 on WEB」がスタートしました。ぜひご一緒ください。--------------------------------------------------------------------------------------------------------- ンダ部 on WEB #07 あの日の風景について話す、書く 今回の案内人は、ノンフィクション作家の川内有緒さんと編集者の川村庸子さんです。川内さんは『晴れたら空に骨まいて』、川村さんは「パパが死んだ!」(『庭しんぶん』)で、それぞれ父親の死とその思い出について書かれたという共通点があります。どうしておふたりは、本来とても個人的な体験である親の死について書かずにいられなかったのでしょうか。本来、生と死の物語はどこにでもあるものです。しかし、現代ではそれを日常のなかで感じたり、語り合ったりすることからどんどん遠のいてしまっているように感じます。私たちはもっとパーソナルな体験を書き、語っても良いのではないでしょうか? もちろん個人的なことを書くのは少し勇気が必要です。しかし、おふたりはそれこそが自分に必要なことだったと語ります。そもそもおふたりには「個人の小さな声が書かれた本がとても好きだった」という共通点があります。ポール・オースター著『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、ミランダ・ジュライ著『あなたを選んでくれるもの』、上間陽子著『海をあげる』、岸雅彦『断片的なものの社会学』、キム・ハナ、ファンソヌ著『女ふたり、暮らしています。』……こころに残っている本を挙げたら切りがないようです。 今回は、ふたりのおススメの「小さな声の本」について語り合い、自分のことを「読む」「書く」ことについて考える時間を持ちたいと思います。いえいえ、堅苦しい話はしません。コロナ禍で不足している、気楽なおしゃべりの時間を一緒に持ちませんか? というお誘いです。 そして、もしよければ、あなたも文章を書いてみませんか? テーマは「あの日の風景」。あまり人に話したことがない、数年後には忘れてしまいそうな、でもちょっと誰かにきいてもらいたい話。もちろん生死にまつわるものでなくても構いません。ふたりのおしゃべりの時間のなかで、いただいた文章についても読んだり、話したりしたいと思っていますが、ただそっとふたりに向けて書いてみてもらうのでも良いと思います。---------------------------------------------------------------------------------------------------------日 時:2021年10月29日・金曜日・19:00〜20:30(終了後21:00頃までの放課後部活を予定)場 所:オンライン(Zoomを予定) ※見逃し配信あります参加費:無料(ハヤチネ山ノ上倶楽部の方や学生の方など)     1,000円(ご参加)     2,000円(ご参加+応援)     3,000円(ご参加++応援)申込み:Peatixのイベントページからお申込みください参加方法:申し込み頂いた方へ当日の午前中目安で視聴URLをご案内いたします---------------------------------------------------------------------------------------------------------【原稿募集について】募集内容あまり人に話したことがない、数年後には忘れてしまいそうな、でもちょっと誰かにきいてもらいたい、「あの日の風景」についての話を募集します。募集要項対象 | どなたでもご応募いただけます。必要事項│「タイトル/文章(1,200字程度)/お名前またはペンネーム(ふりがな)/年齢(任意)/メールアドレス/「公開の可否」を添えてお送りください。送付先 | eメール: office@hayachinenda.org郵送: 〒162-0064 新宿区市谷仲之町2-10 合羽坂テラス#4 一般財団法人ハヤチネダ※メールの場合もご郵送の場合も「必要事項」を書き添えてご応募ください。締め切り | 2021年10月20日 必着※公開可能な方は、事前に参加者の方に共有させていただき、当日もご紹介する可能性があります。読書会(ブッククラブ)のように、参加者のみなさんと一緒に文章を読み、語り合いたいと思っています。公開を希望されない方は、その旨も明記してください。※「ンダ部」の配信の中で、どの原稿を取り上げるかは、今回の案内人のご判断にお任せいたします。ご応募いただいても配信の中でご紹介できないことがありますのでご了承ください。※ご応募いただいた際に取得した個人情報は、本企画以外の用途では使用致しません。---------------------------------------------------------------------------------------------------------【案内人プロフィール】川内有緒(かわうちありお)/ノンフィクション作家映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学の中南米地域研究学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。 『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で第16回開高健ノンフィクション賞を受賞。趣味は美術鑑賞とDIY小屋づくり。また東京でギャラリー「山小屋」(東京)を運営している。『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)が最新刊。https://www.ariokawauchi.com 川村庸子(かわむらようこ)/編集者1985年生まれ。在学中からasobot inc.に参加し、ディレクターとして、企画・編集・地域のリサーチを行う(~2014年)。編集した主な媒体は、『GENERATION TIMES』(ラフォーレ原宿、2004年~2010年)、『earth code』『survival ism』(ダイヤモンド社、2010年、2011年)。NPO法人シブヤ大学の企画・運営・姉妹校立ち上げの中間支援(2006年~2010年)。オルタナティブスペース「undō」代表(2014年5月~2015年12月)。現在は、文化・芸術、福祉などさまざまなプロジェクトに伴走しながら、フリーランスで編集を行っている。https://tarl.jp/people/kawamura---------------------------------------------------------------------------------------------------------ンダ部 on WEB 今後の予定についてンダ部 on WEB では、この後も<いのち>と自然について多方面から考える内容になっています。設立2周年の11月には、哲学者の内山節さんの特別公演も予定しております。また、各回の終了後や、別の時間などにも部員同志で「死生観」をテーマに語ったり話を聞いたりする機会も設けていきます。 詳細が決まり次第ご案内致しますので、今後ともハヤチネンダの「ンダ部」に関心を寄せて下さると嬉しく思います。 * ンダ部 on WEB 情報のアップデートについては、ンダ部へご登録頂いた方へ不定期にお送りいたします。(登録フォームへ)* ハヤチネンダは、<いのち>と自然をテーマに、現代の孤独に向き合い、心の糧となるような、様々なプログラムや研究活動の発信といった社会活動をしてまいります。ご支援いただけたら大変心強く思います。(活動を支援する)