曽我部恵一×小田島等×北沢夏音 「サニーデイ・サービスのアートワーク」 『青春狂走曲』(スタンド・ブックス) 刊行記念 | Peatix tag:peatix.com,2011:1 2019-11-01T22:05:51+09:00 Peatix 本屋B&B 曽我部恵一×小田島等×北沢夏音 「サニーデイ・サービスのアートワーク」 『青春狂走曲』(スタンド・ブックス) 刊行記念 tag:peatix.com,2017:event-301359 2017-09-27T20:00:00JST 2017-09-27T20:00:00JST サニーデイ・サービス結成25周年の今年、2017年にその総決算として刊行されたサニーデイ・サービス/北沢夏音『青春狂走曲』。本書のアート・ディレクションを手がけ、「第四のメンバーと言うべき」と北沢夏音さんが評する小田島等さんとの、サニーデイ・サービスのアートワークについての対話が収録されていますが、紙数の関係もあり、談論風発、時を忘れて語り合う様のほんの一部を記録するのみにとどまったとのことです。この機会にあらためて、「サニーデイは永遠の後衛」と語る小田島さんと、デビュー当時からこのバンドと並走してきたライターの北沢さん、そして本イベントでは曽我部恵一さんも加わり、サニーデイ・サービス25年間のアートワーク、そして同時代の表現、社会、サニーデイ・サービスそのものについて徹底的に語り合っていただきます。一度限りの夜。必見です。【書籍紹介】日本ロック史上屈指の名盤と名高いアルバム『東京』(1996年)を発表し、1990年代、音楽ファンから絶大な人気を得たバンド、サニーデイ・サービス。2000年に解散するも、2008年に再結成を遂げ、2016年にリリースされた10thアルバム『DANCE TO YOU』は新しいリスナーにも熱狂的に迎えられた。そして2017年6月2日、全22曲トータル85分からなる最新アルバム『Popcorn Ballads』を突如ストリーミング配信オンリーで発表。Apple Music J-POPチャート第1位を獲得するなど、更なる狂騒を巻き起こしている。デビュー当時から彼らと並走してきたライターの北沢夏音が、40時間に及ぶロングインタビューを敢行。メンバー3人、それぞれの25年間と波乱に満ちた人生を追う。音楽とは、バンドとは、生きることとは。かつての若者たちへ、今日を生きる若者たちへ。(本文より)『若者たち』を初めて聴いた瞬間に込み上げた、「ついに出会えた……!」という喜び。もしもあなたがサニーデイ・サービスのファンなら、それこそが最初に抱いた感情じゃないか? 自分と同じまなざしで歌う同時代の最良の精神との、これほど幸福な出会いなんて、本当に稀な出来事じゃないか? どれだけ時が過ぎようと、ゴダールやトリュフォーの若者像が永遠であるように、サニーデイ・サービスは、たとえば七〇年代と九〇年代の若者たちの、差異ではなくて変わらない部分に触れようとしていた。ぼくが、一九七〇年前後の日本の音楽や映画や漫画にどうしようもなくヒリヒリしたものを感じていたとき、まるで呼応するように彼らは現れ、どんな時代であろうと不変の、あの感覚を歌にして手渡してくれた。 あれから二十年以上の時が流れて、ぼくはサニーデイ・サービスの本を書いた。あなたがいま、手にしてくれたこの本は、曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂、三人のメンバーそれぞれの人生の凸凹をありのままに映したドキュメンタリー映画みたいなものだ。タイトルは『青春狂走曲』以外に考えられなかった。やみくもに走ったり、躓いて転んだり、死にそうになったり、生き返ったり――そのループをどこで終わらせるか考えている人にも届くような本にしたい、と思った。(「君に捧げる青春の風景」北沢夏音)(目次)君に捧げる青春の風景――北沢夏音intro DANCE TO YOU――曽我部恵一第一章 若者たちYOUTH OF TODAY’95――曽我部恵一レイニーデイ・サービス――北沢夏音 「NOW」の日付――曽我部恵一「NOW」のあとさき――曽我部恵一第二章 青春狂走曲青春狂走曲――曽我部恵一・丸山晴茂・田中貴第三章 あたらしいうたWHAT THE WORLD IS WAITING FOR.――北沢夏音「ギター」『曽我部恵一』『瞬間と永遠』――曽我部恵一ぼくの独立宣言――曽我部恵一ROSE RECORDS――曽我部恵一第四章 青春狂走曲青春狂走曲――曽我部恵一・丸山晴茂・田中貴interlude The Making of Artworks――小田島等 outro Popcorn Ballads――曽我部恵一サニーデイ・サービス 全ディスコグラフィー 1992-2017